Amy's This Week

2009.02

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2009.02.01

1/26-2/1, 2009 週報

最近ホントにホントに忙しくて、先週はついに週報をスタッフBに振ったのだが、それが割と評判良かったので、今週も「そうしよ♪」と思っていたら、おばあさんが亡くなってしまってBは後半忌引。残念ながら、ちぇっ、自分で書かなきゃ(^^; Bのおばあさんは93歳で大往生とのことで、本人も余り暗くないので気が楽でした。心からご冥福をお祈り致します。

ま、少しだけ仕事もメドが立ってきたところでした。だから映画も3本♪ その前に‥週末は遂に東京へ凱旋した山下達郎のライブを@ NHKホールにて。全47本のツアーで本人はこの夜19本目、私はわずか3本目。かなりこなれてきてましたね〜〜〜。嬉しいような、「いつの間にか」ってのが寂しいような。ああ〜〜〜、3億円当たってたら、全ツアしたのにな。ナマだから毎回違うもんね。ああ〜〜〜(涙)仙台抽選ハズれたのよ(泣)。私にはあと2本しか残っていない。寂しいな〜。

いつも言っていることだけど、私はとても幸せな人間で、エアロスミスを筆頭に、サザン、阪神タイガース、そしてこの山下達郎と、自分が30年以上に渡り愛するものが、こんにちも無事に存在していて現役です♪ バンドには解散ということもあり得るし、個人としては病気その他で現役ではなくなることもあり得る中、これは本当にありがたいことで、心から神様に感謝すべきことだと思います。(……と、アルフィーマニアの友人も言ってます♪)

山下達郎や桑田圭祐はもちろん、その上の世代で、STや小田和正など還暦過ぎても健在な人達共通なのは、声が全く変わっていないこと。まあ、プロだから当たり前といえばそれまでだけど、こういった人たち共通なのが、体型もまったく30年前と変わらないこと。ここはアクセル・ローズとは全然違う(苦笑)。ファンへの義務感、自らの使命感が素晴らしいです。そんな人達に対しては、ファンとしても裏切らず、ずっと愛情・信頼を込めて、ついて行きたいと思う今日この頃……。共に老いていってやるぜっ!!

さて、映画3本の話。とりま『007慰めの報酬』は私的にはマストでした。シリーズ22作目、ダニエル・クレイグの2作目は、前作『カジノ・ロワイヤル』を観ていないと、ちょっと判り難いかも。てか、私はもちろん観てるから盛り上がっちゃったけどね♪ ボンドの苦悩や、M(このジョディ・デンチがまたいい!)の苦悩など、連続見してないと、理解してあげられないかもしれない。

でもって、007伝統の秘密兵器とか、あまり派手な仕掛けはなく、むしろプリミティヴなほどに肉体を駆使して戦うところに、21世紀的にはかなり無理くりさを感じなくもないんだけど……なんたってシエナ・ロケが超絶嬉しい!!トスカーナの古都シエナですよ!そこをアストンマーチンが疾走するだけで、心浮かれ騒ぐじゃないですか♪ 

もはや水戸黄門化している007だから、やはり観る方も理屈抜きで楽しまないとね。ダニエル・クレイグの沈んだ瞳も益々深くなり、前作ですっかりファンになってたけど、やっぱり良いです。愛した者を殺されることに耐え、憎む者を殺さないことに耐えていく男ボンド……。いよっ!良い男っ!!

テーマソングがまたいい。ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトとアリシア・キーズのデュエットで『アナザー・ウェイ・トゥー・ダイ』。早速DLしちゃお〜っと♪

さて残り2本だけど。東京都の袋当造さん、スタッフA人生初、映画の日x日曜日に、遂に邦楽ダブルヘッダーしましたよ!『誰も守ってくれない』と『感染列島』です。前者はつい最近、これのプロローグとなるTVドラマ『誰も守れない』を観たばかりだったので、興味も沸いたし、つなぎもバッチリで楽しめました。佐藤浩市カッコ良いしね。今まであまり好きになれなかった柳葉敏郎も押さえた演技が良かった。

そんな役者たちを楽しみつつもストーリーもさすが邦画で、現代日本ネット社会の問題をすごくリアルに描いていて怖かった。これはハリウッドには作れない。未成年の犯罪抑止力もあるような作品。PG-12の逆指定で、12歳以上くらいの分別のある子供には、見せた方がいいかも。邦画の良い部分がとてもよく出ていた作品でした。

でもって『感染列島』はといえば……CG好きの私はむしろこっちの方が楽しみだったのに、なんかやっと最近判ってきた(涙)。邦画って、予算の問題からどうしても、大きなテーマ構えても結局、ちまちましちゃうんだよね。『252生存者あり』もそうだったし。

せっかく興味深いテーマで、そこに激テクのCG重ねても、しょせん舞台がせまっこい局部的にしか展開されないから、つまんない。妻夫木くんはいーけど、彼一人で世界を回すには、テーマが大き過ぎでしょ。『ディープ・インパクト』とか『インデペンデンス・デイ』とか、一大スペクタクルながら大泣きさせるドラマって、やっぱり共通するのは群像劇であることです。

こっちは邦画の悪いところってか、残念なところが如実に出ちゃった作品。日本映画界って、ばかテクCGデザイナー達の存在が、猫に小判になっている感……。唯一良かったのは、カンニングの竹山の演技!彼は良い役者だ。

てなことで、1月も終わっちゃいました。2月は逃げるってゆーくらい、あっとゆー間なはず。また週報は復帰したスタッフBに振っちゃおっかな~♪