Amy's This Week

2012.02

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2012.02.05

1/31-2/5, 2012 週報

早速届いたDVDセットで楽しんでおります@『大聖堂』。リピート鑑賞は、取り敢えず当分飽きそうにありませんww 英国のヘンリー一世やホワイトシップ号遭難事件など、実在の人物・出来事が匠みにちりばめられているので、歴史への興味もまたムクムクです。漢字に弱いので日本史はからきしダメな私です が、西洋史は元々大好きでした♪

西洋史では古代ローマ、フィレンツェのメディチ家、ヘンリー8世、フランス革命…etc.etc. 国も時代もバラバラに、好きなところだけを少しずつピックアップして読んだり観たりしてきていましたが、今後はイギリス史だけに絞って掘り下げてみようかな♪なんてちょっと思ったりして。すっかり歴女西洋版です。

そんな中、この週は元上司に元同僚達と共にお食事のお呼ばれをしました。日本の洋楽界における重鎮の一人の我がex-ボスは、STと同い歳。でもやっぱり見た目(中身も!)めちゃくちゃ若いんです。大体この業界の人達って、皆若いんですよね。アメリカ人の元ボスがかつて言っていました。Rocknroll keeps you young!! と。

あのバンドのギターの○○とのこんな話、あのバンドのヴォーカルの○○とのあんな話と、お互いに自分自身が洋楽ロックファンなので、ファン同士で大笑いしながらとても楽しく盛り上がりました。この邦楽隆盛の日本において、今も洋楽、特に洋楽ロックに携わって働いている人達というのは、根本的に本当に洋楽ロックが大好きなんですよね。愛があります。今後もずっとずっとこの 愛を、洋楽ロック自体を次世代にも継承していきたい…というのが、今携わっている我々皆の願いです。

さて、この週映画は『聯合艦隊司令長官 山本五十六』です。戦争映画好きとして「取り敢えず観とこうかな」と思ったので邦画続きで行ってきました。その感想はと言えば…『俺たちの大和』ほどインパクトあるものではなく、ちょっとがっかり。良しにつけ悪しきにつけ大人物を描いている割には公開シアターが少なめだったのも納得です。これでは、実際に戦争の被害に遭った世代の共感は得られないのでは?

日本史弱い私でも、山本五十六は「ヤマトの艦長」「パールハーバー奇襲を指揮した人」くらいは知っていました。超有名なA級戦犯の一人で、それが結果でしょう。なのに「実は攻撃したくなかった」「実は一番戦争したくない人だった」「本当はとても心優しい人だった」…などなど。まるで山本五十六の遺族を慰めるかのような描き方には、かなりの疑問。まあ、「五十六」が読めなかったという俳優(玉木宏)を使っているくらいだから仕方ないのでしょう か。

でも現在のビジネスにおいては、プロセスよりも結果が問われます。プロセスの説明は取り敢えず「後で」。でないと単なる言い訳になるわけで「要するに結果は?」そこがポイントになります。結局はともあれ、山本五十六は永遠に「第二次世界大戦を勃発させた本人」という汚名をぬぐうことは出来ないでしょう。

どんな人の中にも天使と悪魔が存在します。悪名高き皇帝ネロですら、絶対に優しいところもあったわけです。話は戻りますが、ドラマ『大聖堂』でも悪い人にも良い部分があったり、良い人でも悪いところがあると描かれています。 そんなところが、人間味溢れる魅力たっぷりのドラマになっているのだと思いました。

そして私は、今日も悪魔との戦いです。「面倒なことはテキトーでいーじゃん♪」「食べたいなら食べたいだけ食べちゃえばいーじゃん」「夜更かしサイコー、たっぷり起きてればいーじゃん♪」…誰か、我が家にもエクソシストを送り込んで下さい(苦笑)。