Amy's This Week
2008.10
10/20-26, 2008 週報
私が逃避行している間に、売り出しになったCS第二ステージ@東京ドームのチケをお友達が買っといてくれていた。ただし第二ステージなので、ホームの読賣巨人としては絶対に自分たちが出るのは決まっているんだからこの時期発売に文句は言えないけれど、対戦相手はまだ決まっていないうちに出されてしまうと対戦相手側候補としてはツライ。だって、もしかしたらカンケーなくなるかもしれないんだもの。
で、案の定そーなりました(爆)。しょーがないから取り敢えず当日東京ドーム行って、売れるものなら売りたい・・・と思ったわけだけど、なんと行ってみてびっくり。まあドラゴンズは地元じゃないからしょーがないとしても(でも虎だって地元じゃないわよ)、地元読賣ファンの皆様って冷めてるんですね〜。ぜ〜んぜん人いないの。チケが取れずに溢れかえった人々で外のジャンボスクリーン前は埋め尽くされていると思っていたら(最後の頃の阪神戦は実際そーだった)、ガッラ〜〜〜ン!おうちでテレビ見ればい〜や、ってことなのね。そりゃそーでしょうけど。その冷静さ。虎ファンには無いからな〜(苦笑)。
とゆーわけで早々にチケ売りは諦めて、黄虎がダメなら紅虎だろ♪ってことで、東京ドーム内の紅虎餃子で今年の打ち上げ!いやぁ〜〜〜、超久々に飲み&食べまくりました!翌日には軽く2キロは太っただろうな、ってゆーくらい(笑)。隣のテーブルにも同じような虎ファンがいたっけ。今年も春からお疲れ様。優勝出来なかったのは残念だけど、本来虎ファンなんて謙虚なもん。自分が球場行った時だけ勝ってくれたらご機嫌なんや(笑)。来年もまた頑張ろな。
映画は1本。『ブーリン家の姉妹』原題は『The Other Boleyn Girl』なので、ヘンリー八世の二番目王妃となったアン・ブーリンじゃない方、姉妹のメアリー・ブーリンが主人公ってことになる。史実的にはどっちが姉でどっちが妹かはっきりしていないそう。映画では弟のような雰囲気だったジョージ・ブーリンも実際は兄だったかもしれないらしい。だよね。だから英語のsisterとかbrotherってメンドーなの。日本語のようにちゃんと兄、弟、姉、妹と、はっきりした言葉があれば良かったのにね。
だから「史実とは異なる」だとか「時代考証が合っていない」などという批評もあるみたいだけど・・・コスチューム・ムービー好きの私には、もうロンドン塔が出て来るだけでわくわく♪ドキドキ♪観る前はエリック・バナがヘンリー八世ってどーよ、って思っていたけど、さすがにコスチュームで変わるわ〜〜〜。すっごくカッコ良かったです。フツーこの手の映画の場合は『エリザベス』とか、女性のドレスにばかり目が行ってしまうものだけど、この『ブーリン家の姉妹』ではメンズのコスチュームにも目を奪われます。ああ素敵。
ヘンリー八世の6人の妻の中で、王族の一人目アラゴンのキャサリンの後がまアン・ブーリンは大人しく、ヘンリー八世に目をつけられた完全受け身の女性だとばかり思い込んでいたので、この映画では目からウロコ。これならこの人が産んだ娘(のちのエリザベス一世)がスペイン無敵艦隊を破って英国を黄金期に導いたのも判る気が。エリザベスは正にヘンリー八世の血と、アン・ブーリンの血がミックスされた結果なんだわ。
ジョージ役は『アクロス・ザ・ユニヴァース』の可愛いジム・スタージェスで、期待以上に出番が多くて大満足。ロンドン塔のトレイターズ・ゲートをくぐるシーンもあって、もう本当に笑っちゃうくらい嬉しかった。そして『エリザベス』の冒頭、なぜエリザベスは田舎暮らしをしているか・・・に繋がったわけで。ああ、これもDVD出たら買いだわね〜。
思い起こせば最後にロンドンに行ったのはもう6年も前のことで、一時のヘンリー八世熱が久々蘇って又いろいろ本を読みたくなった。この世界、入り込むとハマっちゃうのよね。三番目ジェーン・シーモアはメアリーと似たような感じかしら。不幸(って言ったら皆不幸なんだけど)で醜く、でも賢かった4番目アン・オブ・クレーブス、若くてやんちゃな五番目キャサリン・ハワード、そして最後の聡明で優しいキャサリン・パーなど、残り4人の王妃の話もまだまだ面白いこといっぱいあるんで、今後是非ともそれぞれ映画化して欲しいものです。
起きてしまった哀しい事は決して忘れられず消えることもなく心の底にずっとずっと横たわっているのですが、そんな絶対に変わらないコトと、毎日変わる目の前の現実との組み合わせが人生なんだと、ちょっと最近判ってきた気がします。そのコンビネーションとゆーか、バランスをうまくとって人は生きていかねばなりません。絶対に変わらないツラいコトはこれからもどんどん増えていくわけなので、日々変わるコト(例えば映画を観に行くとか美味しいものを食べるとか)を積極的に増やしていくように努力するのが大切みたい。頑張ります。
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