Amy's This Week

2007.12

30
2007.12.30

12/24-30, 2007 週報

週の頭はクリスマス・イヴ。そしてその日は閉幕から7年ぶり、Luna Sea東京ドームでのワン・ナイト・ライヴだった。ここの事務所とAF1オフィスとはスタート時から深い関係がある。AF1が日本上陸時に日本側で尽力した私の元上司とここの社長が先輩・後輩にあたる関係から始まり、Luna Seaのファン・クラブ・スタッフと仲良くなり、本当にいろいろお世話になった。過去のAF1イベントでは常にお手伝いに来てもらっていたので、この日は久しぶりの恩返し。AF1スタッフ総出でお手伝いにくり出した。

東京ドームでのお仕事は4年ぶり。あの時はまだ日本では珍しかったプレミア・チケット(付加価値付きの良いお席をファン・クラブで特別販売するスタイル)もその後すっかり広まって、この日Luna Seaファン・クラブではドームアリーナ前半分中央エリアがお土産付き2万円で2000枚出されていた。2000枚も抽選だし、考えてみればドームのアリーナにすっぽり渋谷公会堂(現CCレモン・ホール)が入る分がプレミア・チケットというのもスゴイ(しかも7年のブランクの後で!)。でも、2万円出すファンとしては、渋公最前と2階最後部の差はビミョーなんじゃないかと思い、「その中からさらにプラス3万にして、トップ50席をプラチナ・プレミアにすれば?」と助言したのだが、「え〜、それってスゴ過ぎ」の一言で却下。でもAF1内では「絶対エアロならそーするよね〜」と全員一致した。

アメリカではエアロの一般チケットも約4000円から3万円と幅広く、ファンは予算に合わせてチケを買う、もしくは、自分が見たい席を選んでお金を出す。さらにプレミア・チケットも最近では段階があって、4万円程から12万円までだ!お金さえ出す気になれば確実に良い席を確保出来るわけだが、どれほど熱烈なファンでも1回のライヴに10万出すのは決して簡単なことではないだろう。ま、どっちが良いかは別として、日本とアメリカのチケ文化(?)の違いですね。

で、当日。なんたって2000人のファンのID確認をしてチケットとお土産を渡すのだから大忙し。外の特設テントでお昼の12時から開始して、終わってみれば開演時間過ぎ!でもLuna Seaは昔から開演時間押すので有名でした(笑)。お仕事も無事終了して、さあ待望のライヴ。あ〜〜〜、すっご〜〜〜〜く良かったよ〜〜〜(涙)。なんてこった。7年を経て、全員全然前よりさらにカッコ良くなっていたよ。INORANなんてあ〜た、美し過ぎてくらくら来ちゃいました(笑)。その美しいギター2人が反った背中を絡ませながら弾きまくる光景は、エアロにも無い独特抜群な魅力を発散する。1月のNHKリピート放送、3月にはDVD発売か。あ〜、映像見るのが楽しみだな〜。エアロみたいに、今後是非正式に復活してあと10年、20年とやって欲しいな〜。

映画は観る暇も無く、この年の瀬にライヴをもう1本。桑田佳祐ソロ・ライヴだ。友人に言わせると私のファン・クラブ・チケットの当たる率は超高い。ってか、第一希望が取れなかったことが無いのだ。有りがたや。抽選ではないAF1でも、チケ申し込みにおいて金額間違いは当然、申し込み方法に間違いがあったらチケが取れないこともある。さらにサザンは初めから抽選と聞けば、絶対に間違いの無いように複雑な申し込み方法を20回は読み込むもんね。ま、だからかどうかは分からないが、今年も年末のサザン(今年はソロだけど)に行けて嬉しい限り。満員御礼立ち見までぎっしりの横アリで、桑田さんライヴを楽しんだ。それにしてもLEDを筆頭にステージ・プロダクションのめちゃめちゃ豪華なこと。当たり前かもしれないけれど、桑田さん、お金持ちなんだな〜〜と、つくづく思った。

以前STがリハの時にジャンボ・スクリーンを巧く使えないステージ・スタッフに向かって、「おい、これだけで1千万円かかってんだぜ!もっとちゃんとしろよ!」とゲキを飛ばしていたことがあったのだが、桑田さんのLEDスクリーンはそのプログラミングだけで何千万だろ?誰かが「外タレみたいに飛行機乗って来るわけでもないのにチケ8500円は高いよ」と言っていたが、いえいえ。こりゃめちゃくちゃお金かかったステージですよ。ってか、飛行機乗って来るわけじゃないからその分出来る贅沢かもね。

そんなこんなで、バタバタのうちに終わって行く2007年。東京タワーのイルミネーションが、クリスマスのハート型から「2007」に変わった(元旦0時に「2008」になるのだ)。私はクリスマスが終わりお正月までのこの年の瀬の雰囲気が大好きだ。お祭り騒ぎの後、冷たい空気の中で皆足早に歩き廻る。街角にはお正月のお飾りを売る出店が出来、別れ際の挨拶は皆「良いお年を」。本当に忙しくて、身体も疲れきって、遂に29日の忘年会は謝って欠席して10時には寝てしまったけれど、風邪もひかずに新年を迎えられそうなのは有り難い限り。それではヘッズの皆様、今年も一年ありがとうございました。どうぞ、良いお年をお迎え下さい。来年も又どうぞよろしくお願いします。そして新年には2008年の合い言葉を一緒に口にしましょう。「今年こそ。」