Amy's This Week

2020.02

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2020.02.24

2/17-23,2020 Winter Las Vegas TP後編と、『ナイヴス・アウト』

前週に続き、冬のヴェガスTP後編は3日目からです。3日目は今TP唯一の終日オフ日。貴重なこの日をどう過ごすかは数ヶ月前から考えていて、参加者全員一致で冬にしか行っちゃダメな場所、デス・ヴァレーに行くことに決めていました。しかも、前夜ライヴで遅くなるのでなるべく朝遅い出発を希望し(でないと、なぜかヴェガス出発の遠出はどれも皆朝4時とか5時とか、めっちゃ早いんです!)、夜までというツアーに参加しました。

夏場は摂氏50度を超えるので『死の谷』と言われるようになったデス・ヴァレー。でもそう言われると、どれほど暑いのか、体験したくなる人は後を絶たないようで、昨年もここで53名が亡くなりました…と、ガイドさん(^^; だから、この時期行くのが正解です!とのことw このガイドさんがとてもユニークな方で…www それは後述しますww

全米最大の国立公園であるデス・ヴァレーは、岩手県とほぼ同じ面積だそう。カリフォルニア州にありますが、最寄りの都会はネヴァダ州のラスヴェガス。長年行ってみたいと思ってはいましたが、過去その機会がありませんでした。初の冬ヴェガス。このチャンスに行けて良かったです❤️

まずは絶景ポイントの『ダンテス・ビュー』。標高1,689mで、海抜マイナス86mのバッドウォーターを見下ろします。乾燥していると空気が澄むので、遠くに見える景色は300kmくらい先だそうです。ん?東京から名古屋ほど?!世界最大の観覧車ハイ・ローラーの大きさの時も同じでしたが、全体のスケールが大き過ぎてあまり実感が湧かないんですよね(^^;

次のスポットは『ザブリスキー・ポイント』。見たことはないけれど「火星みたい?」と思ったのは私だけではなく、あのNASAもここで火星探索車のテストをしたそうです!

そして次がデス・ヴァレーで一番人気の『バッド・ウォーター』!海抜マイナス85.5mです。地球上では、地表から上に行けば行くほど気温が下がります。なので逆もまた真。下がれば下がるほど暑くなる…ということで、北米大陸で一番低いこの地は北米大陸で一番暑くなる地でもあるわけですね。2月という普通にいえば真冬な時期でしたが、ここでは暑くてTシャツになりました!

延々塩湖w ちょっとした水たまりがあったので、指の先で少しだけ触れて舐めて見たらまぁしょっぱかったわ〜w 塩湖が干上がったのだから、しょっぱくて当たり前ですねww 絶対に飲めないので、悪い水(バッド・ウォーター)の名が付いたそうです。

ところで、昨年末のKISSジャパン・ツアーにも帯同していた仲良しのカメラマン、ロス・ハルフィン氏(『PEOPLE』誌エアロスミス特別版の表紙撮影も同氏です)はこの頃ロサンゼルスにいて、あちら側からデス・ヴァレーに訪れていました。同じこと考えてたのね❤️ それが私たちの行く2日前で、遭えなくて残念!ロスには敵わないけど、ちょっとアートに撮ってみましたw

ネクスト・スポットは『アーティスツ・パレット』で、その名からカラフルな所なんだろうな〜と予想はつきました。のわりには少し地味ww でも少しピンク、少し緑な山肌は、光加減とか旨く撮れば結構カラフルに映るんでしょうね。私では力及ばずですww 撮影好きなガイドさんの指示でグループジャンプ!LUNA SEAジャンプだわwww

ラスト・スポットは『メスキート・フラット』砂丘です。ここは『スター・ウォーズ』エピソード4(上映順では『1』)の撮影ロケ地で有名なところであり、デス・ヴァレーでは一番の夕日鑑賞スポットでもあるそうです。ガイドさん、絶妙な時間に到着出来て良かった〜!と一番喜んでいましたw

砂丘の上に椅子を置いて、じっくり夕焼け鑑賞の人も。

綺麗な夕焼けを鑑賞したところで、やがて夜に。ここで軽く夕食をして、お土産ショッピングなどもして、再びザブリスキー・ポイントへ戻ります。そこは星空鑑賞スポットでもあるからです。いや〜、昨年のサハラ砂漠に続き、これほどの星空を人生で再び見ることが出来るとは❤️ 本当に美しい夜空でした。しっかりと天の川も肉眼で見えて。でも、これは写真撮れないよね〜と嘆いていたら、撮影好きなガイドさん、しっかりスタンドを立てて、星空撮影の開始です。「Don’t move!!」5人でポーズを撮って静止すること60秒くらい?オリオン座を入れて、こんな写真を撮ってくれました!ありがとうございま〜す!

このデス・ヴァレー・ツアーのガイドさんはコリアンの方で、英語がカタコト(^^; その為か(?)ほとんど各スポットの説明がなく(なぜこんな地形になったかとか、この景色が形成されるのに何万年かかったかとか、アーティスツ・パレットの色はなぜそうなったか…など。普通アメリカの国立公園を案内するガイドさんはめちゃくちゃ詳しく教えてくれるのに)、私はかなり残念な思いをしていたのですが、その代わりものすご〜く撮影をしてくれたのでした。それも様々なポーズの提案があって、もしツアーに一人参加だったらとてもついていけなかったなぁwww でも5人だったので、笑いながら言われるままにポーズとって、とても良い思い出になったのでした。

後になれば、説明はネットで見れば分かることなので、むしろ今回のTPで選んだツアーがこのガイドさんで本当に良かったと思います。きっと、自分の弱点を自覚して、それを上回る「何か出来るコト」を模索して頑張っているんだな〜と思うと、彼の姿勢は勉強にもなりました。同じアジア人として応援します!Thank you Leo、これからも頑張って!

そして翌日はあっとゆー間にTP最終日!2本目、TPラストのライヴです。朝はゆっくりしてから皆で最後のランチ。

その後はモールで最後のお買い物。抗菌ハンドジェルを皆でプチ爆買いしたりしてww

やがて、この日もGAのお二人は17:00からベスポジを取るべくお並び(最前取れて良かったです!)なのでお別れしました。

残りのお二人と私はお席があるので、再び夜の街へ繰り出してお夕食。あ〜!20:00までのんびり出来るなんてサイコー!ww

この日のお席は花道先端3列目。昨年の夏、スプリングフィールドでここがとても評判良かったので、今回のTPでは2本目ライヴにてGAとお席と選択して頂けるように用意していました。私もこっちww

この日はなんと『Cryin’』でSTが私に気づいてくれ、指差してくれたと思ったら、Fire〜can’t resist〜に続いて私の名前を呼んでくれたのでした!きゃあ❤️ やっぱり嬉しいです!ありがとうございましたぁ!

帰国後そのことを言うと、友人がきっとYouTubeのどこかにあるよ!とのことで、探してみたらありました〜ww 私の1列右前にいた人が録ったらしき動画。歌に続けての名前呼びだったので、ほとんどの人は気づかなかったでしょうが、ヴェガスのステージから自分の名前を呼ばれたなんて。本当に素敵な思い出になりました❤️

そんな花道先端中央のお席は、『WTW』ではこんな景色wwww 何も見えないよぉ〜wwwww

最後には皆様しっかり風船もゲット。こうして冬のAerosmithラスヴェガス・レジデンシーTPは仲良く、楽しく、終わりを迎えたのでした。

お陰様で全く事故もなく、事件もなく、全員無事に帰国しました。私はかつて7年勤めた会社が乗り継ぎの地サンフランシスコにあるので、1延泊をして元ボスにも会えました。本当に充実したTPで、参加した4名様とは仲良し5人組として楽しく過ごさせて頂きました。皆様、ホントにありがとうございましたぁ〜!!!!

 

こうして無事戻った週の一本は、『ナイブズ・アウト』です。

『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』の監督、ライアン・ジョンソンが、自ら脚本を書いて監督した作品。アガサ・クリスティの大ファンだそうで、これもアガサに捧げると断言しているそう。確かに、雰囲気がとてもアガサ作品っぽいです。

良い意味で古臭さがあり、iPhoneを使っているシーンでふと、あ、現代なんだw と気がつきます。また家族全員を集めて犯人を突き止めるところなど横溝正史的でもあり、でも暗いようでとても明るい。てか、かなり笑うシーンもありますww

私は未だ『キャッツ』のショックを引きずっているので(苦笑)、観る前に評判などを気にしてチェックしたらかなりの高評価でした。そして、鑑賞後それに納得。これは面白かったです!!誰もが怪しい中での真の犯人探しや、様々なトリック、そして笑えるシーン、さらに私が嬉しかったのはドン・ジョンソン❤️ あ〜、こんなに歳とってもやっぱり女ったらしな役なのねwwww

主役、名探偵役のダニエル・クレイグは、キリッとした英国紳士007のイメージしかなかったのに、グズグズの南部訛りを話していて、どうにも聞き取り難くw 彼の器用さに驚きましたww そこも見どころですw

気品ある父役クリストファー・プラマーを中心に、ジェイミー・リー・カーティス演じる長女、トニ・コレット演ずる長男の嫁など、スゴ味のある役者も揃い、これはライアン・ジョンソン監督、大成功でしたね!「つまらなかったらどうしよ〜」(それを『キャッツ』ショックと呼ぶwww)と、どの作品を観ようか悩む人には安心してオススメ出来る『ナイブズ・アウト』。2時間もあっという間です!