Amy's This Week

2023.04

03
2023.04.03

3/20-4/2, 2023 Deep Purple in 大阪と、『ベネデッタ』

春分の日であった火曜日が、Deep Purple Japan Tourの最終日、大阪公演でした。会場の丸善インテックアリーナは私は初めてだったので、とても楽しみでした。

午前中ゆとりを持ってホテルを出て、まずは会場近くの天保山に行ってみることにしました。

ここには世界最大の水族館があるんですね!水族館にも行きたかったな。大きな観覧車もありました。そしてコレ。龍馬が新婚旅行をしたことは聞いたことがありましたが、ここ大阪天保山から出発して鹿児島天保山へ行ったとは。こうした新旧の歴史が混在する所って良いですね。

天保山公園には綺麗な桜が咲いていました。

…とたっぷりお花見も出来たので、そろそろ会場へ向かいましょう。

天保山から歩いて15分くらいだったでしょうか。丸善インテックアリーナが見えました。その外観にあまりに驚いたというか感動して、写真撮るの忘れてしまいましたw なんとも、今風な素敵な会場ですね。屋根の上が緑に覆われた公園だなんて!時間があれば、ここの屋根にも登ってみたかったですw

そう、外観はこんもりした小山に見える会場ですが、中はこんなに天井が高いアリーナなんですよね。ホント素晴らしい。

最終日のステージツアーも無事に終了し、案内をしてくれたステージマネージャーを囲んで大阪VIPの皆様で記念撮影です。皆様ご参加ありがとうございました。

そして最後のミート&グリートの時間になりました。この日はバンドがアリーナを突っ切って登場してくれたので、皆で拍手でお出迎えしました。

はい、真ん中はこちらですよ。

イアン・ペイス・ファンのFさんの白杖に気づくと、イアン・ペイスがさっと「これは僕が持つよ」と。ホント優しい!

Amy’s VIP Clubのうるまさん。ロジャーに何を見せているのかな?

基本的にVIPイベントは公演前に実施されるため、VIPが終了した皆様にとっては「これからが本番」です。でも私にとっては、VIPが終了するともう寂しくて寂しくて。終わったその瞬間からもうVIPロスになっていますw

片付けをして、開演時間を待ち、最後のショウを堪能させて頂きました。はあ、これが最後ではありませんせんように!

さて、この翌日東京へ戻った夜あたりから咳が出始め…その後のことは先週書いたとおりです。ホント体力ないです自分(涙)。この急性副鼻腔炎は熱は初期に微熱程度だし、強いてどこかが強烈に痛いとかは全く無いのですが、とにかく全身の倦怠感が重く全然動けませんでした。やっと病院に行き、適切な薬を処方してもらって落ち着いたのですが、パープルの翌週はほぼ通院以外何も出来ず。なので、週報は2週まとめてしまうことにしました。スミマセン。

 

そんな週の一本は、『ベネデッタ』です。

ポール・ヴァーホーヴェン監督の話題作。以前の『ELLE』も不気味で面白かったので、楽しみにしていました。

17世紀、ペストのパンデミック下にあるイタリアはトスカーナ地方の小さな町に登場した奇跡の(?)修道女ベネデッタ。キリストの幻視を見るというのは狂言ではなく、本当に本人は見たと思ったのでしょう。本気なんですよね。何でも。だからこそ、悪く言えばタチが悪い。

女子修道院でレズビアン行為というのも、刑務所で可愛い男性が狙われる(って話ですよね?米映画ではww)のと同じで、同性しかいない閉鎖的な場所では本来のレズビアンとかゲイとか関係なくよくあることなのでは?と思いました。関西風にいえば「知らんけど」。ww

それでもこの監督の魅力はとにかく表現が緻密であること。感情の機微というか、行間というか、私の感覚ではそうした細かいところまで映像で表現してくれるリアルさが良いんです。そこがとても面白く魅力です。いや〜ペスト患者の死体がそこかしこに転がるフィレンツェ市内が映った時には、思わず息を止めてしまいましたよw

が、とにかく主人公のベネデッタが誰かに似てる!とず〜っと思ってしまってww そしてやっと終盤になってそれが分かったのです。『セックス&ザ・シティ』のサマンサだぁ〜!

サマンサ役のキム・キャトラルはすでに50歳過ぎているはずだから絶対に違うとは理解しつつも、ホントに似ていてなかなか集中出来ませんでしたwww

それでもこの時代、現代に比べて100万倍不条理な世界で、当然のように私欲のみの人々の中で自我を満たしながら生き残るために、こんな女性がいた(事実に基づくお話です)のは逞しいというか、もはやアッパレと思いました。私の周囲にはいて欲しくないけれどねww

 

先週、パープルVIP以外でめちゃ心踊ったことが二つあったと書きました。その一つが特急ソニックとの出逢い。そしてこちらが二つ目です。ジャ〜ン!帰りの大阪駅でドクター・イエロー新幹線に出逢えたのです!!!

しかも停まっていたのでじっくり見ることが出来ました!なんという僥倖!!普通の新幹線よりドアの窓が小さいし、車両によって窓の間隔が異なるんですよ!もう大興奮!あ〜、中が見えないかな〜w

こちらのホームに私が乗る新幹線が入線するまで、堪能させて頂きました。VIPはうまくいったし、最後にコレ。『禍福は糾える縄のごとし』という言葉を思えば、もうこの後病気になっても文句は言えないと思いましたww