Amy's This Week

2008.04

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2008.04.27

4/21-27, 2008 週報

最近週報に堅い話題が続いてしまったので、今週はちょっとガーリーな話題を。今さらだけど(笑)春真っ盛り。マフラーや手袋、厚いコートがいらない季節が始まると、私が年間で最もはしゃぐ時期になる。それはスカーフ。日頃私の周りにはバッグ大好き女が多い中、私は靴女で通っている。靴が大好きで、履きたい靴の為に着る物を選ぶことも多い、が、それは一年中出来ること。この時期限定はなんたってスカーフだ。まずは春満喫とばかりに、シフォンのふわふわスカーフを日替わりで。

が、自分のスカーフBOXを開けてみるとシフォン以外もあるわ、あるわ。ああ、私ってこんなにスカーフ好きだったのね、と改めてびっくり。誕生日が晩秋ということもあり、プレゼントで頂いた物も多い。で、暑くなってしまう前にここぞとばかり、この一ヶ月程毎日とっかえひっかえのスカーフ・ライフだ。

服や小物とカラーでコーディネイトするのはもちろん、地味系な時のさし色に使うのも良い。使い方でカジュアルにもガーリーにもなるし、明るい色は顔がパッと明るくなり、ダークな色はぼやけた顔がさっと引き締まる。ああ、もっともっと沢山結び方を覚えたいな。これからジャケットもいらなくなったら、大判スカーフをショール代わりに使うのも楽しい。エマールのお陰で自分で洗濯出来るようになってから、ぐっと惜し気無く使えるようになった愛しのスカーフちゃん達。もうしばらく日々楽しませてもらいましょ〜。

春限定のお楽しみは他にも沢山ある中、ふきの皮剥きなんてどうでしょう?(^^; 私の日常簡単に出来る癒しの時間として、お料理がある。あ〜、ストレス溜ったよ〜(泣)という時は、おもむろに材料を買い込み、週末ならベストだけどもう無理!と思ったら夜遅くたって構わない。次の日食べれば良いんだし、冷凍したって良いし。とにかく何か料理する。特に下ごしらえが大好き。無心でじゃがいもの皮を剥いたり、にんにく刻みの細かさに挑戦してみたりと、これがなかなか楽しく集中出来て嫌なことをみんな忘れさせてくれる。その後も火加減や味付け、アク取りなんかに集中して、その結果、美味しいものが食べれるんだから、サイコーの癒しなのだ。るん♪

で、春だし、土付きのふきの束を買った。今のふきは昔のようにアクが強くないので、特にアク抜きの過程を踏まなくても良いらしく、下ごしらえは皮剥きの為にさっと茹でて冷水につけるだけ。さて、ここからが楽しい皮剥きタイムだ。私のネイルが役立つのよん。さくっと皮と実の間に爪を入れ、さ〜っと引っ張ると華麗に筋と皮が剥がれていき、これがもうと〜っても気持ち良い。全部剥いてしまうと寂しいくらい。やがてかつおのお出汁で煮て、綺麗なヒスイ色のふき煮の出来上がり。

で、ごっそりとふきの葉っぱが残った。さて、どうしよう。お浸しにするにはちょっとごそごそしそうだし。で、叔母に電話。「ね〜、ふきの葉っぱいっぱいあるんだけど、ど〜したら良いかな〜」すると、「時間あるならつくだ煮にでもしたら〜?」キャ〜♪おばちゃん、ありがと〜♪ セロリの葉っぱのつくだ煮は私のお得意&大好きアイテムなのだが、そっか、ふきでも良いわよね。ということで、たっぷり美味しいふきのつくだ煮も完成!ちょっと苦味が残るふきのつくだ煮は、それだけで御飯が止まらなくなります(笑)。是非この時期にお試しあれ。

映画は2本。まず今週で終わるというので慌てて行った『つぐない』。キーラ・ナイトレイが弱冠二十歳にしてアカデミー賞女優賞にノミネートされた作品『プライドと偏見』の監督ジョー・ライトと再び組んだ作品で、ハリウッド映画『パイレーツ』シリーズには無い、いかにもイギリス人らしい落着いた強さを魅せてくれる。1930年代という時代設定もあるが、男も、女も、今なら理不尽に思える程全てにぐっと耐えて、耐えて、さらに耐えて、その挙げ句決してそれが報われたとは思えない最期を迎えてしまうのが、胸に深く突き刺さる。でも、本当に可哀想で残酷なのに、なぜかそれらが全部美しく見えてしまうのはこの監督の作風か。

日頃姿勢の悪さが残念なキーラも、この役にはその姿勢の悪さがぴったり。ロビー役のスコットランド人ジェイムズ・マカヴォイの哀しい蒼い瞳も良い。又、後半ヴァネッサ・レッドグローヴが出て来て、物語りの結末を圧倒的な切なさで締め付ける。ストーリーもひねりがあってとても面白いし、ところどころ少しだけ時間を遡って説明する手法も判り易く、手動式タイプライターの音を効果的に使用した音楽も面白い。こういう作品を名作と呼ぶのだろうな〜。ロマンチックな人には号泣モノだと思う。久々、「良い映画を観た」と思いました。

もう1本は『紀元前一万年』。楽しそうで、とても期待してエアロ仲間達とわいわい乗り込んだのに、ちょっと拍子抜けかな〜。だって、「誰も見たことの無い一万年前の世界」とかTV CMでやってるからさ〜、ナショジオの再現ドラマや、ぎゃーとるずの実写版みたいなものを期待するじゃない。それがさ〜、あ〜、ネタバレになるからこれ以上書けないけれど、なんかさ〜、SF映画だった。いやそりゃ〜マンモスとかCGなの当たり前だし、一万年前なんてSFって言えばSFだろうけどさ〜。でも、違うよね〜〜〜〜って感じ。ま、数打ちゃたまにはこんなんもあります。

ってなわけで、あんまり有り難みの無い今年のGWに突入しました。お天気だけはずっと良いみたい(関東は)ですね。あ、週末出勤してAF1 Newsの発送してました。祭日挟むので、皆様への到着はGW明けかもしれません。今さらですが、ジョー・ソロ・ライヴの模様をお届けします。面白いから読んでね。お楽しみに。