Amy's This Week

2016.05

08
2016.05.08

5/2-8, 2016 Il Divo SCパーティー《後編》と、祝アカデミー賞のGW

先週武道館で3日目に渡って開催されたIl Divo VIPのサウンドチェック(SC)・パーティーについて、半分書きました。今週は後編です。   初日に失敗したオープニングのアナウンスも二日目にはどうにか無事に出来、あっと言う間に迎えた三日目は少しゆとりも出、Please welcome!も加えて私も一端の司会者気取りです(^^; でも慣れた頃が終わる頃(涙)。そしてまた、二年にはすっかり忘れていて改めて間違う初日から繰り返すんですよねorz   前日と同じように、やっと3曲目客席にスタンバイ。VIPの皆様の邪魔にならないよう、5-6列目の端っこの方に座って、SC最後の曲を聴きながらiPhoneで撮影を楽しみました。すると偶然、ウルスのカメラ目線(てか、iPhone目線)頂きました♪ 続くもう一枚は、眠れる森のウルスw  それにしても、わずか数年前ではケータイでの撮影はリアルサイズならまあまあでも拡大(望遠)はダメだったのに、最近は本当に綺麗に撮れるものですね。撮影はもっとしたいし、でもリアルにも観たいし、ああ、これで終わったらQ&Aを始めなきゃ…と、相変わらず気持ちバタバタながらも突入した最後のQ&Aでした。   今となっては二日目か三日目か、私の頭の中でごっちゃになってしまったので、間違っていたらごめんない…なのですが、Davidに「日本語を学ぶのは難しかったですか?」というオゼキアキコさんからのご質問には、Davidが昔から本当に日本が大好きだったことが分かってとても有難く思いました。昔から日本の文化や歴史に興味を持っていて、Il Divoになってから初めて日本に来るチャンスを得た時に、これは絶対日本語を学んで日本のファンとコミュニケーションを取れるようになろう、と決意したそうでした。   「今回の日本滞在中に食べたもので一番美味しかったものは?」という質問にも、「連れていってもらった日本料理店で出た『なんだか分からないけれど、いろいろなもの全部』」というDavidのお答えには、思わず会場から笑いが出ました。面白いという笑いではなく、嬉しい&微笑ましいといった感情から湧き出た笑いですね。   最後の質問になったのはノモトトヨコさんからの「私は『愛』と『情熱』と『自由』という言葉が好きですが、皆さんの好きな言葉(単語)は何ですか?」というもの。一言で終わってしまう質問だったため、件のステージ・マネージャー氏に「一人に一つ」と言われていた質問でしたが、ここは独断で全員に訊くことにしました。右からDavid…でいきなりのつまずき。Davidは「マジ、一言?どうしよう〜?」と、本当に困った様子。そこでごめんなさい、時間が無いので、では左からに変えて…Sebは?と尋ねると「Conscience」なんとまあ、優等生なw  その場では「良心や常識など」と訳してみましたが、本当はピノキオのコオロギ(ジムニー・クロケット)が頭に浮かんで思わず口にしそうになりました。が、また説明が長くなって時間を食うと思い、すぐに「では、カルロス?」するとにっこりして当然過ぎる「Sexy」というお答え。いや、「y」が付いてて良かったわ(^^; そしてウルスはもう王道な「Love」。ファンの皆様はもう「キャ〜︎  ❤︎  」ですね!そして再びDavidに戻ると、じっくりと考えて下さった結果なんと「一言だよね?『Gambarimasu』でも良い?」と。う〜ん、厳密に言うと「頑張ります」は文章であり「一言(One Word)」では無いと思うんですが…(^^; もちろんそんな野暮な事は言わず、「Oh! ありがとうございました!!」と締めくくって無事(?)Q&A終了。会場にいらしたVIPの皆様、つたない進行で大変恐縮でございましたm(_ _)m   さて、ミート&グリートも最終日を迎え、VIPの皆様の後には来年50周年を迎えるウドー音楽事務所へのお祝いメッセージ・ビデオ撮りが行われました。それを脇から見ていて嬉しかったのは、「僕たちもあと15年はやるのでずっとよろしく!」と言っていたのが聞こえたこと。あと15年!皆様、健康第一でついて行きましょうね︎  ❤︎     また、最終日にはステージ上で全スタッフの集合写真も撮影しました。Divo4人はもちろん、オーケストラの皆様、そしてツアーを支えるスタッフとにかく全員です。すでにDivoがネットにアップしていたので、皆様もご覧になったかもしれないですね。   そういえばこぼれ話を一つ。「明日で最後」という27日にツアー・マネージャーと話していた時のこと。「いよいよ明日で最後ですね。明日は雨らしいですよ」「雨でもなんでもセブはテニスさ。『既に3連チャンしてて疲れてないの?』と訊いたら『最終日だからこそ、テニスをして気合を入れるんだ』ってさ」 我々が思う数倍も、彼らは体力がありますねw そんなセブがバックステージで一番(?)愛するお部屋がコチラ。 そういえばもう一つ。ケータリング・スタッフに訊いたことです。彼らは喉を大切にしているはずだし、何か特別な指定飲料とか食べ物とかないのかな?と思ったんです。アーティストによっては水はエヴィアンしか飲まないとか、ドレッシングルームには、必ず同じ量・同じ太さのセロリと人参のスティックを用意しろ、とか、なかなか興味深い注文があったりするのですが…なんと、Il Divoは一切、なんの注文も無いとか。え?食べ物も?何でも良いの?「そう、何でもOKだよ」と。ホントに良い人たちですね…︎  ❤︎     ステージの思い出としては、やっぱりカルロスのトークがスゴかったですよね〜。 いろいろ言っていましたが、感心してしまったのはコレ。「結婚におけるセックスはコカコーラだ。最初はハジけて、だんだん落ち着き、時間が経つと見るのも嫌になる」座布団一枚!?ww これは当分彼は再婚しなさそうですね!   そんなこんなのIl Divo Amor & Pasion Tour。VIPの皆様は今、寂しいような、でもホッとしたような気持ちなのではないでしょうか? 現実には離れているとはいえ、愛するアーティストが今日本の空の下にいる…と思うだけで、きっと落ち着かない日々だったことでしょう。終わってしまえば、これでやっと落ち着いて寝ることが出来ますw  ファンの複雑な心理ですよね。来日が決まれば嬉しいと同時に「え〜、どうしよ〜!」と困ったりしてww(休み、お金、ダイエット…?)   ということで、Il Divoが終わると同時に日本はGW。日頃から祭日は関係ない私でも、Il Divoお疲れさん映画ウィークを過ごしました。まずはレオナルド・ディカプリオ遂にアカデミー受賞おめでとう!の『レヴェナント』。 これで獲れなかったらもうどうしたら獲れるんだ的な凄まじい寒さ、汚さ、痛さな作品。う〜、子供のころボーイスカウトでもしていたおじさんが見たら結構面白いのかな〜。息子でも連れて父の愛を教えるとか?いや、迫力は凄まじいのだけど、女子にはキツイ。お疲れ様でした!   続いて『スポットライト〜世紀のスクープ』。こちらは地味ながら、好きな俳優さんだらけで嬉しかった︎  ❤︎   マーク・ラファロを嫌いな女はいないでしょう? ゴリゴリの社会派作品で、正義を貫く困難さ。それでもその困難に立ち向かう勇気。めちゃくちゃ大変そうだけど、とてもやりがいのある仕事ですね。セブの好きな一言『Conscence』を思い出しました。損得抜きで、正しいと思えることをしていきたいと思いました。ちなみに、エアロスミスのファンの皆様には、ボストンの街が舞台だし、TPで皆で歩いた所なども出てくるのでオススメです!そういえばTPで宿泊したホテル(私のお気に入り)はBoston Globeの近所なので、タクシーでダウンタウンから社へ戻る時早く着ける道順を言っていたのには、こりゃ良い情報を仕入れました♪   最後に『ルーム』。これは一番良かったです!!! 最近日本でも他人事ではない誘拐、拉致、監禁…(その他もちろん暴力、レイプもある…)という本当に卑劣な犯罪の被害者が、どうやって助かり、どうやってその後社会復帰していくかというストーリーの中で、どんな状況でも5歳の息子が純真なままであり、こんな世の中でも優しく聡明な警察官がいるなど、本当に良いお話でした。下手に犯人像に踏み込まないのも良かった。ああ、ネタバレになってしまいますね。でもとにかく、女性なら絶対これは感動出来る良い作品です!!超オススメ。   …と、映画3本であっという間にGWは終わってしまいました。さぁ、これからまた現実に戻ります。困難だらけですが、私なりの正義だと信じて貫くために頑張りますよ!!!