Amy's This Week

2014.07

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2014.07.02

6/16-7/1, 2014 週報

2週間ぶりです。皆様お元気ですか?梅雨のど真ん中。世田谷区の祖母宅には雹が降って大騒ぎでした。大雨、土砂災害、冠水その他…皆様もくれぐれも諸々ご注意下さいね。

さて、この間私はフランスのナント公演とイタリアのミラノ公演に行ってきました。北欧TPでやり残していたこと、夏のTPへの準備その他出来ることはしてこれましたが、仕事以外で思い残すことが二つありました。再会したExtremeのヌーノと、2公演で共演したダフ(元ガンズ、現ウォーキング・ペーパー)と移動のフライトが同じでとても仲良くなれたのに、この二人に「ピックください」を言い忘れたことです。残念(笑)。

ナントは「最も住み易いヨーロッパの都市」アンケートでナンバー・ワンに輝いたこともあるというとても良い街でした。観光的には比較的地味ながら、住むには本当に良い所。治安も良いしお天気も良い。物価はスウェーデンの半額くらいだし(外食は1/3かもw)、人々もとても親切で優しい。「フランス人は感じ悪い」という定評は、パリに限るのかもしれないですね。少し前に『世界不思議発見』でやっていた機械仕掛けで動く象さんも見ました。(『マシーン・ド・リル』の象)

 

そんなナントから郊外へ列車で30分+さらにバスで行くしかないほど離れたクリッソンという街(東京から河口湖くらいでしょうか)で開催された『ヘルフェスト』というフェスティバルの二日目トリがエアロでした。ちなみに他にはスキッド・ロウやダフのいるウォーキング・ペーパー、エクストリーム、ディープ・パープルなどで、私としては久しぶりに観たパープルがフランスでもの凄い盛り上がりに大感動。エアロからもジョーイとジョーが、パープルを観ていました。

 

まるでメタルのテーマパークの様な会場はとても楽しい雰囲気で、この日はお天気も良く約5万人が大盛り上がりでした。ちなみに翌日はトリがブラック・サバスだったのですが、あいにくの雷雨。まぁそれも、サバスっぽいと言えばぽいですが。

そしてミラノへ移動。本当は食べ物も美味しいし、治安の心配も無かったのでこの2カ所でTPをしたかったくらいですが、中3日もあったので断念。それにフェスはやはりいろいろキツいところありますからね。ナントでのエアロスタートは23時過ぎ。ホテル戻って寝たのは3時過ぎでした。それを言ったらミラノではホテル戻って寝たのは朝の4時。ああ、お疲れさん(苦笑)。

 

ミラノはイタリアということで、STの親戚御一行様がいらしていました。さすがは家族の結束が強いイタリア人?本当にいとこの子供、はとこのお嫁さん…みたいな人たちが又それぞれ友人を伴って来ているのですから御一行様バス一台、って感じでした。ちなみにその「いとこの子供」がちょっとSTの若い頃っぽい顔つきで、でも今風の髪型&ファッションで「あら?」という雰囲気だったのですが、15人くらいモデルのおねーさん達を引き連れて来ていましたね?(^^; さすがです!

 

一族出身地名を掲げる御一行様。

さて、エアロのFacebookやTwitterで既にご覧になった方も少なくないと思いますが、このミラノ公演の最中に(まさに!)、ボストン在住でAF1のボランティア・スタッフもしていたハードコアヘッズの女性が2年近い闘病の末亡くなってしまいました。私も大変仲良くしていたし、過去ボストンでのTPの時などは現地ガイドをしてもらったこともあったので、本当に残念でなりません。この日のアンコール1曲目の『ドリーム・オン』では、最初にSTが「彼女に捧げる」と言って『エンジェル』を歌ってくれました。

その後STから聞いたことは、『エンジェル』を歌っている際、ふと喉が詰まってすごく不思議だったとのことでした。「歌詞を忘れたとかじゃないんだ。でも、なんか言葉が詰まったっていうか…すごく不思議な感じだった。あんなの初めてだった」とか。STが大好きだったマーシー。臨月でSTに会った時、そのおなかを見たSTに「おっ?!俺の子か??」と言われて大喜びしていたマーシー。本物のエンジェルになってしまいました。今後は全てのエアロ・ライヴを上から見下ろして下さい。R.I.P.なんて3語ではとても表しきれない深い哀しみを封印して、私はこれからも今まで通りやっていきます。それをいつも応援してもらっていたので。

最後はちょっと湿っぽくなってごめんなさいm(_ _)m ということで、早速今は次の北米ツアーに向けて準備をしています。今回はTP初参加という方々からのお申込みも多く、STにそれを伝えたら「初めて?早く来い!」早くと言われても8月なのですが(笑)

その8月のTPに選んだ地はネヴァダ州レイク・タホ公演とサンフランシスコ近郊コンコード公演です。どちらも夏に嬉しい避暑地。そしてレイク・タホはゴージャスなリゾート地内にある野外アンフィシアターで、日本やヨーロッパには無い醍醐味のある雰囲気を存分に味わえる場所です。サンフランシスコでのTPは10年以上ぶりで、ここは車が無くても安心してたっぷり観光を楽しめる街です。フリーの日にはオプショナルツアーも用意していますので、一人参加でもみんなと共にたっぷりと夏休みを楽しめますよ。

皆様のご参加をお待ちしております。