Amy's This Week

2025.06

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2025.06.14

6/2-8, 2025 蔦重展と、『M:I ファイナル・レコニング』

あれ?トーハクの蔦重展はいつまでだっけ?と思い確認して真っ青。慌ててこの週雨の中行ってきました。危ない、危ない。

前半は撮影禁止です。でもそんなエリア、実は私はかなり飛ばし飛ばしで進んでしまいました。別に撮影出来ないからではありませんよw ただ…貴重な資料であることは分かります。チラっと見た遊女を花にたとえたという『一目千本』はドラマで知っていたので本物をチラ見して「これかー」と少し感動しました。が、ただでさえ終幕を翌週に控えた激混みの館内で、人々の肩越しから小さな文字が読めるわけありません。

仮に最前でガラスにおでこをくっつけたとしても、そもそも本自体が小さい。つまり当然文字も小さく、日に焼けた紙の上の掠れた色の薄い小さな文字は、もし文字が当時の手書き文字ではなく現代の活字フォントだったとしても読めなかったと思います。300年近く前の本なのですから大変貴重なものであることは分かるんですけどね。いっそレプリカで真っ白い紙の上にくっきり絵とくっきりOsakaフォントで見せてくれー!なんて思いましたよw

そんなわけで、前半の貴重な資料コーナーはほぼ素通りしてしまって蔦重、ごめんなさい。まいったな。せっかく前売り買っておいたのに、これでは蔦重だけでなく自分のお財布にも申し訳ないわw なんて思いながら先へ進み、ようやく「ここから先撮影可」となったところで迎えてくれた壁一面の巨大な浮世絵がこれらの写真でしたw

そしてここからが私にとって本当に楽しいところになりました。まるでNHK大河ドラマ館のよう!まったく、前半の「本物」よりどれだけ私って俗っぽいのかしらw いえいえいいの。本当に楽しめたしこれだけで来た甲斐あったと思えたので、主催者の幅広い観客を対象とした企画の妙と言えるでしょうw

なんかボケてるw 横浜流星サンはこのドラマで俄然良いと思ったし、染谷将太サンは同じくNHK大河の『麒麟が来る』では鬼気迫る織田信長を演じていたのに今回は登場時幼い少年を演じていて、そこにまったく違和感が無かったことにさすがだなーと感心しました。横浜流星サンの『国宝』については次回にね❤️

橋を渡った向こうに江戸の街並みが。朝焼けから夜の花火まで時間と共に変わる映像が楽しかったし綺麗でした。

お店のセットには浮世絵かと思いきやドラマの各シーンが絵になっていました。一つ一つ「あのシーンだ!」と楽しく観ました。

セットは天井までよく出来ています!

おお〜!耕書堂がありました!!

お店に入ってみると、ドラマ同様(セットなので当たり前ww)に蔦重が作った本が整然と並んでいました。感動。

あ、あそこで蔦重が計算してたかな。タンスの使い込まれた感が凄い。

源内先生はかわいそうでした。ガリレオ・ガリレイとちょっと重なりました。もっと遡れば5世紀アレキサンドリアのヒュパティアはもっともっと可愛そう。いつの世も、人並外れて才能溢れる者は愚かな者たちに潰されてしまうんですね。涙

ドラマで使用されたエレキテルの展示もありました。これかー。

源内先生がつけてくれた耕書堂の名。その由来を聞いて一発で気に入った蔦重でしたが、ドラマを観ていた誰もが同じく頷いたでしょうね。源内先生サイコー。

小芝風花さんが演じる花の井がめっちゃ綺麗でした。オフの時の江戸っ子口調が気持ち良いったらないし、「小股の切れ上がった女」ってまさに彼女のような女性を指すんですね!

そんな花の井も瀬川を襲名してトップ of 花魁になります。その美しさは神々しいほど。

背中までおしろいを塗るのは、この姿のため。これぞ江戸の小粋な姐さん!私は関西が大好きなのですが、やっぱり江戸文化も良いですねー。小粋な姐さんにいなせな兄さん。蔦重と花の井にもそんな夫婦になって欲しかった…。涙

実在した花の井。当時も写真があれば…どんな人だったか見たかったです。

まるでNHK大河ドラマ館のようでしたw てか本当のドラマ館にはもちろん行きたいと思っています。秋以降かなー。今年のドラマ館は東京だけなんですね。これは絶対に行かなきゃダメだわw

終盤めっちゃ楽しんだ蔦重展は、物販も楽しかったですw 歌舞伎役者江戸兵衛ぬいぐるみ!さらに、文字通り「本を枕に」出来る本クッション!企画者たちのセンスが光りますねw この本クッションは一目で欲しい!と思いました。が、9350円!これには撃沈しましたww

また小さな江戸兵衛ぬいぐるみもあり。うーん…。まいっか。

で実際にこれは!と買ったのが、まずはブックマーカー。栞ですね。だいたい栞があればどこの美術展でも買います。結構使っているとすぐ失くしてしまうんですよ。栞は消耗品ですw

そしてブックカバー。文庫サイズで一番使えます。私は絶対にカバーを付けたい派なんです。図書館の本でもカバーを付けて読みます。耕書堂のカバーなんて嬉しい!

そして…ご挨拶の粗品なタオルです。ペラッペラのwww これぞ粗品。実際に使えるので自宅用と、このドラマファンの友人用にも買いました。まさに「粗品ですが…」と一言添えてねw

そしたら受け取った友人から「もったいなくて使えない!」とのメッセージが。喜んで頂きありがた山ですw

こうしてお買い物まで楽しんで、終わってみればめっちゃ充実の蔦重展でした。そしてトーハクを出たところのポストを見てまた感激!凄いなー。

混んでいたけれど、本物が並ぶ前半の見どころをサッサと飛ばしてしまったので、全然混んだ印象も無く、スッキリと楽しめて良かったです。ドラマの方は録画が溜まっていて(たぶん1ヶ月はビハインドw)なかなかついていけていませんが、そのうちゆっくり楽しみます。録画は全部残してあるのでw 蔦重サイコー❤️

 

そんな週の一本は、ついに完結!『M:I ファイナル・レコニング』です。

ハァ〜、疲れたww 流石に集大成とあって見どころあり過ぎでしたね!もちろんそうであろうことは予想済みではありましたが…。トム、本当にありがとう、としか言えませんw まずは、トムの走る姿が好き❤️ 毎回必ずありますよね。やっぱり分かっているんですねーw

そして今回は全く前知識なしで観たからか、こんな潜水シーンがあるなんて。まさかのめっちゃ見どころじゃないですか。こういうシーンではもう自分も一緒に息を止めてしまうってやりません?w もうハアハアしちゃうwww あれ?飛行機にぶら下がるんじゃなかったの?!

なんて思っていたら終盤でついに出ました。ぶら下がり!どころじゃない、飛び移ったりするのね。空中で!ここは予告で観ていたので驚かないと思っていたけれど、いやいや驚きますよw 自信があるから予告で見せたんですね。いやもうトム本当にありがとう。もうゆっくりして下さいw

いいえトムは止まらないんですよねw すでに来年公開の新作もあるそうだし、『トップガン III』や『デイズ・オブ・サンダーII』(これには再びニコール・キッドマンも出演するのでしょうか?w)などの企画もあるそう。誰もトムを止められない!!

 

久しぶりの友人とランチしました。ノンアルコールのドリンクですが綺麗でしょ✨ 最近お気に入りのタイ料理レストランでした。