Amy's This Week

2007.07

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2007.07.01

6/25-7/1, 2007 週報

いろいろな事が溜まり、文字通り寝る間も惜しんで動き回った1週間だった。美術展2本、映画5本、空振りに終わりつつも野球1回(雨で直前中止になり居酒屋へ直行。ハマスタ!もっと早く雨天中止を発表せんかい!!)、TDL1回(6/30までの招待券を最終日ギリで有効に使った)。その合間に一応ちゃんと仕事しているのだから、結構スゴイ?TPが中止となった1週間を見事に埋めた感じ。

美術展1本目は損保ジャパン東郷青児美術館で『ペルジーノ展』。7/1までで慌てた。行ったことのないウンブリア国立美術館の作品を中心に甘美な聖母や天使たちを拝む。しかし当時はラファエロを弟子に持ち、ラファエロの父に「レオナルド(ダヴィンチ)と同じ名声を得ている神のごとき人」とさえ謳われたペルジーノが何故後世これほどに無名なのか。そのカギは効率を最優先とした作品製作にあったらしい。丁寧な仕事と効率の良さのバランスが何よりも重要なのは、現代のビジネスにも共通するところ。

2本目、渋谷Bunkamuraにて『プラハ国立美術展』。フランドル美術を愛する自分には予想以上の素晴らしい作品群でびっくり。ブリューゲル・ファミリーが勢揃いでこんなところに!という感じ。しかも、今まで見たことの無い作品ばかり。さすがプラハ。地味な顔して良い物隠してました(笑)。夜間ケツかっちん状態で行った為、1時間しか無く満足行くまで見きれず。7/22までなので、リベンジするか大いに迷う。

映画はなんと深夜までダブルヘッダーでこなして5本だ。まず『300(スリーハンドレッド)』。スパルタの男たちの見事な戦いぶりを画期的なCG映像で見せるというものだが・・・。確かに画期的。だが、せっかくのスパルタンの激しい戦いぶりがチープに見えてしまう映像は残念。『トロイ』や『アレキサンダー』のようにCGを使ってもそうと判らないようにして見せた方が迫力が出る。そこは予算の関係か、奇をてらい過ぎたか。それにしても、イギリス人俳優ドミニク・ウエストが、峰岸徹そっくりなのはなぜ?

2本目『ザ・シューター/極大射程』。金曜までというので慌てて。かつてはラッパー、マーキー・マーク。その後映画『ロックスター』で長髪のロック・シンガー。やがてはジョージ・クルーニーの子分かと思っていたマーク・ウォールバーグが立派な俳優として一人立ち。しかもすっごいマッチョになっててびっくり。アクションと頭脳戦が程よくミックスされ、複雑なストーリーながらラストで超すっきりさせてくれる気持ち良い作品。こういう映画を見たがる女が好きだ。

3本目『プレステージ』。あの『メメント』の監督作品だからして、事前に超複雑な展開を覚悟していた。のわりには、わりとすんなり進めて一安心。さすがイリュージョニストの騙し合い。見ている側もすっかり騙され、見終わっても感心しきり。長時間が全く気にならない面白い話。ま、私の場合、友の解説無しにここまですっきり出来たかは疑問だが。希代の天才科学者テスラ(って名のバンド、好きだった)役で出演のデヴィッド・ボウイが、普通の老紳士だった。

4本目『ダイ・ハード4.0』。相変わらずの痛快アクション、ハズれはないです。すっごく面白かった。以上。先がまだあるからね(笑)。

で、最後『シュレック3』。これはやはり公開初日の六ヒル字幕版でしょ。劇場中爆笑の渦と化します。どこで入手したのか、緑の角もどきの耳を付けた外人親子が勢揃いの客席で、それを羨ましく思いながら大爆笑した。特にサイコーに笑うシーンは王様の死ぬところ!ダメだ、思い出すだけで笑いが込み上げてくる(笑)。シュレックは音楽も楽しく『2』もサントラを購入したのだが、『3』もマストだ!ポール&ウィングスからハートにツェッペリン!!!白雪姫が移民の歌を歌ってしまうのには拍手までしたくなる。実は『2』は5回観てしまったのだが(その後当然DVD購入)これもせめてもう1回はDVD前に観たいな。

・・・と、超眠くも忙しく動き回った1週間だったが、その間に9月の日程が発表、チケ発売となった@アメリカのAF1。そこでもうすっかり白日の元にさらされたのが、M&Gを含むTPがダメになった理由。そう、もうお気付きの方も多いはずですが、一言、お値段の問題でした。でも、どうしましょうね。今後はやはりそこまで出さないと無理なんでしょうかね。確かにエアロは素晴らしいバンドだし、価値があるのはもちろん判りますが。1晩のチケットがミーグリ付き12万円(交通費含まず)で即完するアメリカを前にして、ゴネてももう今までの価格は二度とあり得ないのだなと寂しく思いました。でも、キャリアを積むにつれギャラが上がるのは当然。皆さん、潔く諦め、エアロの価値を認め、時代の流れに身を任せるしかないようです。嗚呼。