Amy's This Week

2009.07

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2009.07.05

6/29-7/5, 2009 週報

お騒がせした声帯炎ですが、おかげ様ですっかり声は元通りになりました。「あと一週間大声ダメだよ」と言われつつも、そんな、日常生活で大声出すことありませんってww ってことで、自分的にはほぼ完治。ただし、引き続き気管支拡張剤はあと2週間…というのが、悲しい喘息持ちです。

そんな中、ボストンに続き、ニューヨーク、モヒガン・サンと、大型公演を終えてほっとしたのか、STがバイクで転んじゃったらしい(?)などということで、いきなり公演延期のニュースが入ってきました。も〜〜、相変わらずお騒がせでやらかしてくれますね〜(苦笑)。あまりにタイミングが良すぎる(田舎になった瞬間!ちょうど独立記念日!など……)ので、ちょっと勘ぐりたくもなりますが、そこはST。大型公演が終了して、ちょっと時間がとれたのでバイクに乗ったら……ってことでしょう。そして、大事を取るために公演延期を決めたわけですが、気づけばJuly 4thの週末。自分もゆっくり行きつけの地元ドクターに看てもらってレントゲンやCTも撮った方がいいかもしれないし、ツアーのスタッフもせっかくの週末家族でゆっくりさせてあげよう……という、社長としての思いやりだったのかもしれません。

7/7にはブラッド復帰が予定されています。ブラッドはボストンを離れ、奥様の実家の近くに引っ越しして既に数年経っていますが、それがノースカロライナ州で、復帰予定日の公演地ラリーそしてその次の公演地シャーロットと、どちらも家がすぐ近くです。だからここでの復帰が決まっていたのでしょう。本人にとって家から近いがどうかというよりも、特にブラッドの子供はまだ小さいので、家族も来れるかどうかということです。そういった復帰日の決め方はゆとりのある証拠なので、その時点でブラッドの怪我に関しては安心出来るのですが、こんな気遣いにも、ツアースタッフやバンドメンバー、そしてその家族のことまで思いやりを持つ社長の思いやりを感じます。そして、だからこそ、そこでSTもきっと元気に復帰してくれることでしょう。

さて、映画はこのところ忙しくて週1本ペースながら、先週書けなかったので、2本まとめて。偶然にも超珍しくどちらも邦画。1本目は『ハゲタカ』。意外かもしれませんが(?)、私はエンケンのチョーファンです!(きゃあ♪)遠藤憲一です。声フェチの私は、アジエンスや日産ティーダなどのCMだけでもクラクラきちゃうのですが、実際ご本人も長身でなんてカッコ良いんでしょう!!だから、『ハゲタカ』は、なにがなんでも見なくっちゃ!!!って意気込んでおりました。

テレビドラマ『白い春』は楽しみにしていたわりには、やっぱエンケン、善良なパン屋のオヤジ役なんか似合わないわ(涙)。毎回ヤクザやってとまでは言わないけれど、やっぱ彼はスーツ着てくれないとね〜〜。ってことで、テレビドラマは早々に観るのやめてた矢先。映画『ハゲタカ』では、カッコよかったわ〜〜〜〜!!なかなか辛い役だったけどね。だれも彼を責めれまい。

でもって、玉山鉄二ってゆー人。ぶっちゃけ名前ダサダサなのに、カッコ良いんですね。なんか美しい顔でした。私のお友達は大森南朋の大ファンで、「なおちゃん、なおちゃん」ってうるさいったら(苦笑)。そんなにい〜かぁ〜〜??まあ、おんなじセリフ私も言われちゃうかもしれないので、この辺にしておこ〜っとww でもって、映画の話に戻ると、あのニッポン放送やTBSの騒動を思い出せば、こーゆーことが実際そこかしこで起きているんだな〜と。そういえばそのライヴドア事件で5億円を支払って釈放されていたホリエモンは、最近実刑判決がくだり、6000万円の支払いが命じられました。ホリエモン的には、「へ」でもない金額なんでしょうね〜。また話逸れちゃいましたが、映画も面白かったデス。

2本目渋く『剣岳 - 点の記』(つるぎだけ - てんのき)。その昔『八甲田山』という映画があって、「天はわれらを見放したか」とかゆーキャッチフレーズが有名になったんですが……あの時も私はとてもめずらしく邦画を観たわけです。もしかして私、雪山好き?ww と思ったら、どちらも同じ原作者、新田次郎さんでした。で、この人の山モノがなんで迫力あって面白いんだろうと思ったら、新田さんは元気象庁職員で、最初の配属先が富士山観測所だったそう。作家になる前は気象学者だったわけです!そりゃあ、迫力ある描写も出来るわけですね。CG大好きな私から見ると、時として実写の方が迫力無く見えてしまう空しい現代ですが、いやいややっぱり実写ならではの「寒さ」が伝わってきました。

ただ、映画製作側が『八甲田山』(1977)の頃と比べ、CG三昧の今の世を嘆いて、「どうせやっても」的に感じたのかな〜?とちょっと寂しい気がしないでもなかったのが本音。せっかくのロケ。もう少し長回ししてもらっても良かったと思います。なんかわりとあっさり気味の雪山描写に、少し消化不良気味かな〜。やってる役者さん、スタッフさん達は、それでも十分大変だっただろうけどね。観客なんて無責任なもんです。スミマセンww

ということで、無事アメリカでは独立記念日の週末を終え、夏休みも山場を迎えつつあるところでしょうが、日本はまだまだじめじめとした梅雨真っ盛り。むしろ、暑過ぎる夏は辛いのでこのまま9月までOK! などと言っているスタッフも若干ここにおりますが……ww みなさま、くれぐれも食中毒には気をつけて下さいね。