Amy's This Week

2020.06

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2020.06.15

6/8-14, 2020 東京アラート解除&梅雨入りと、『ポップスター』

先週発動された『東京アラート』がわずか10日で解除され、真っ赤な都庁やレインボーブリッジは、元のレインボーになりました。アラート解除を祝して…ということですが、これだとまるで東京都がLGTBを支持表明しているようで、それもまた良いですねw

私はかねてより少子高齢化の日本において同性婚を認めるのは、景気や社会の活性化に必要なことだと思っています。だって、法的にパートナーに残せると思えれば、多くの同性婚者たちが家を購入したり、生命保険に入ったり財産を作ろうとするでしょう。もしくはその為に頑張ろうとするでしょう。アメリカの同性婚を認めている州の人々のように。さらに日本にはアメリカのようにキリスト教の考え(聖書で結婚とは男女で、となっています)に縛られることが無いのですから、もう同性婚をどんどん認めて、中絶しようとする女性には産んでもらって同性カップルに養子縁組をすれば、沢山産めと言わなくても人口減少に歯止めをかけられるのでは?と思っています。

iPhoneの絵文字はiOSがアップデートされるたびに増え、かつて家族絵文字は男女の大人に子供二人(いや、一人だったかな?)…のパターンだったのが、今では男女カップル以外にも男性カップルに子供一人、二人、女性カップルに子供一人、二人、それぞれ子供の性別全パターン、さらに男性一人親&子供一人、二人や、女性一人親に子供一人、二人、その子供の全性別パターン…と、やたら増えましたw さすがダイバーシティ〜なiPhoneですw いえ、きっとAndroidも同じでしょうね。

…とつい話が逸れましたが、そう、レインボーカラーでしたw アラート解除。東京では毎日20人以上の新規感染者がいるのに大丈夫かな?と不安になりますが、もう当面感染者ゼロになることは無いと諦め、『ウィズ・コロナ』で生活していこうということなんですね。だったら東京アラートってなんだったの?とも思いますが、まあ真っ赤な都庁を見れただけ貴重だったと思ってww

先週からあちこちのシアターも再開となり早速足を運んでいますが、今週行ったところでは、座席を縦横1席ずつ空けるように設定されていました。入場時には一瞬でセンサーが検温してくれ、「36.1℃」と大きく表示された時はなぜかドキッとしたりしてww 映画鑑賞はシアター派な私としては、本当に早くワクチンが行き渡って、早く全席使用可能になることを祈るばかりです。シアター存続がかかっていますからね…。

そして関東も梅雨入りです。と思ったら沖縄は梅雨明けですって?日本列島は長いなww これからほぼ1ヶ月、ジメジメかぁ。でも梅雨明けしたら酷暑だと思うと、梅雨も夏もどっちもどっち。取り敢えず、リビングルームのエアコンが調子悪いので(全然効かない!)、なる早で修理に来てもらえることが今一番の願いですw

よく日本は四季があって良いとか言いますが、梅雨があるんだから五季ですよね。いや、秋雨もあるから六季か。実際、平均降水量は梅雨より秋雨の方が多いそうだから、もうほぼ冬以外は湿度が高いわけですね。学生時代シアトルに留学していて知ったのは、シアトルはアメリカでも雨の多い都市で有名だということです。が、私にしてみれば「どこが?」なレベルww ただ、雨の多い時期が日本は夏だけどあちらは冬なので、寒い雨はツラいかな。でも日焼けするほど暑くても一切汗をかかない夏は快適ですよね〜❤️

よく「アメリカは湿度が低くて良い」と大雑把に言う人がいますが、それを聞くと「ああ、この人は東部や南部には行ったことないんだな」と思います。かつてはNissan Pavillionという名で、今はJeffy Lube Liveという名の有名な大きな野外ライヴ会場がワシントンDC郊外にあって、大物アーティストの夏のDC公演は大体ここです。ただライヴを楽しむだけであれば、アメリカは開演時間が遅いので、夜暗くなってからの野外会場でホットドッグを食べながら物販を見て回ったり、9時頃からのライヴを楽しむのはとても気持ち良いです。「夏は夜」と綴った清少納言の言う通りww

ところが、VIPとなるとまだ明るいうちから行かねばならず、またTPであれば参加の皆さんと共に夕方近くに行けば良いですが、会場で準備となるとお昼から。東京の、湿度の高い夏に慣れている私でも、さすがにここはキツイ!汗ダラダラヘロヘロですww なのでこの会場は嫌でした〜www ある時アメリカ人クルーに、「アメリカは政治の中枢をこんな夏暑く冬寒い(はい、冬はかなり寒いです)場所に置いたなんて、ある意味政治家偉いね」と言ったら、「いや、政治家達はクーラーの効いた車でクーラーの効いた場所へ移動するだけだからw」と笑っていました。なるwww

そんな汗だくでしんどい思い出ばかりのワシントンDCでも、旅の出来ない今は懐かしくて堪りません。また、同じ汗だくになるのでも、リゾート地なら全然OKですよね〜。私が一番好きだったリゾート地バリを思い出しました。かつては随分通い、これが私のお気に某ホテル。奥のとんがり屋根のコテージ二階のお部屋が常宿で、あの窓の前がベランダになっていて、リゾートチェアに座ってプールを見下ろせるんです。足元には持参の蚊取り線香を焚いてねw わざわざ雨季に行ったこともあって、雨季もまた良かったです。

ところがある時ふと、「人生は短い。何度も同じところに行っている場合じゃない」と気がついてしまいました。行ったことのない行きたいところが山ほどあったのでバリから遠ざかっていましたが、コロナに戦々恐々の日々の中、旅することに憧れのような気持ちさえ抱く今は、再びバリでゆったりしたい気持ちも募ってきました。

もしまた行くなら、常宿も良いけど夢のブルガリ・ホテルに泊まってみたい気もしたりして。バリらしい素朴さとブルガリのゴージャスさの融合ですよ!海を望むインフィニティ・プールも素敵だし、もちろん各ヴィラにもプールがあるんです。なんて、写真で見ただけですがww 十分の一以下の価格で泊まれるホテルがいくらでもある地で、こうしたホテルに泊まってみたいと思うところが、歳をとったということかもしれないですねwww もう、私の夢想もインフィニティ(無限)ですww

 

‥と、結局Loved Baliとなった今週の一本は、『ポップスター』。

インテリ女優のナタリー・ポートマンとしては、『ブラック・スワン』に続き、こうしたエキセントリックな役はとても演じ甲斐があるのでしょうね。ただ『ブラック・スワン』よりずっとビッチで、畳み掛けるように人に毒を吐くポップスターは、当初予定されていたルーニー・マーラの方が絶対自然だった気がします。ルーニーはなぜ降板しちゃったのかな?ナタリーは頑張ってます感が満載でw

もちろんナタリーは頑張りますw 『ブラック・スワン』ではバレエを頑張ったし、今回はGAGA様顔負けに歌って踊ります。子供っぽい体型で童顔。なのにスターだからと威張り散らし、でもやはりステージに上がるとさすがなパフォーマンスで大きく見える…というのは、本当に実際のポップスターそのものでしたw

いやもうホントに、いるんですよ。こういう人ww ただ彼ら彼女らはプロなので、こちらも淡々とプロな仕事をしていれば何も問題はありません。が、少しでもプロじゃない仕事をするクルーがいたら、その攻撃たるや凄まじいもので、人格否定など当たり前。きちんと仕事が出来ない、常識・良識に欠ける者には人格なんて無いも同然!といった扱いなんですよね。

でも「きちんと」とか、常識・良識などは、人によってその定義の範囲は変わるもの。要するに、細かい人は寛容さに欠けるとも言えるし、例え同じクレームをするにも怒鳴り散らす必要はないわけで。ましてこの映画の話で言えば、ファンに対してそれをしちゃあダメダメですね〜。それもこれも、銃撃事件の被害者だから…と結論付けるというのであれば、この作品は銃社会へのネガティヴ・キャンペーンなのでしょうか?

そう、これは学校での無差別銃撃事件被害者の後日談的作品です。波乱万丈な人生というにはまだ30台前半。どうせなら、もっと落ちぶれた晩年まで、もしくはどこかで変化が起こり穏やで豊かな晩年か、そんな長いスパンで作ってくれたら、もう少し納得出来たかもしれませんが、そうではないのでかなり消化不良な作品でした。いえむしろ、頭からエンドロールを流す手法などから、意図的に消化不良作品を作ったのかもしれません。若い監督が奇をてらったのか、画期的な作品を作ったのか、今後判断されることでしょう。

 

ということで、世はアンジャッシュ渡部のゲスゲス不倫問題で持ちきりですw どうでも良いけれど、夫のことを「主人」と呼ぶ妻が「謝罪し、変わるという主人を信じてついていきます」なんて言うのであれば、日本の女性の立場はまだまだそうした女性自らが貶めていると言うしかないですね。「主人」を英語で言えば「マスター」。貴女は奴隷か、犬か、お弟子さん?と突っ込みたくなります(^^; 「主人」と言う単語をまるで「夫」の丁寧語かと勘違いしているのは、昭和どころか、明治か江戸の価値観でしょうね。

と、毒舌になったところで、まだまだ気をつけて過ごしていきましょうね!