毎度のことながら、TP出発1週間前あたりに参加者の許に届くように、AF1『旅のしおり』を作成する。もちろん毎回、TPの企画から実施までベストを尽くしているのだが、今回は特に自分の大好きなコンサート会場だったり、大好きなショッピング・モールへ行ったりするので、おのずといつも以上に作成にリキが入った。受け取ってコレを読んだ人はテンション上がるだろうな〜などとほくそ笑みながら。そのショッピング・モールでは、今回調べて初めて遠方の客には割り引きクーポンが出ることを知った。え〜〜、今までちょっと損した感じぃ〜（泣）。

週の半ば、台風9号が関東直撃。その夜友人達と逢う予定だったので、夕方までどうするか悩みつつも心の中では決まっていた。だって久々逢いたいしね。大好きな西安刀削麺屋の予定だったし。気持ち少し早めに集まることにして台風の中出掛けてみると、結構店はお客でいっぱい。道行く人々も真直ぐ普通に傘さしていて、あまり台風っぽい風景ではない。どうも速度が遅い台風だから、本格的来襲は夜中過ぎみたいね、ということで腰を落ち着けて盛り上がってしまい、10時過ぎ、それでも「今夜は真直ぐ帰りましょう」ということになった。すると地下鉄のホームに降りたとたん、物凄い大きな音でブザー（？）が鳴り始めた。一体何かと思えば、その時ちょうどどこかの駅で問題が発生してその線の全車両が止まったとのこと。なんとグッド（バッド）・タイミング。沢山路線が集中している駅だったので、苦労しつつもどうにか皆帰宅出来たが、あわやで台風難民になるところだった。残業でもしていてなら同情もされるが、飲みに行っててそれじゃあね。やっぱり台風の日はさっさと帰りましょう。

映画は2本。散々宣伝で煽られた『トランスフォーマー』は、予想通り、マイケル・ベイとスピルバーグが大金を投じてジャイアント・ロボというか、鉄人28号というか、ウルトラマンというか・・・ま、そんなところを映画にした感じ。『宇宙戦争』よりは、お子様たちに楽しく観てもらえる映画になったんじゃないかな。ラストのリンキンの音楽が良いからまあいいや。

2本目は初めて観たイランの作品、『オフサイド・ガールズ』。実際2006年のワールドカップの予選時に撮影されたとかで、イラン対オマーンの試合を会場で観たい熱列サッカー・ファンの女の子たちの物語。イランでは女子がサッカー・スタジアムに入ることが許されない。日本の相撲だって土俵は女人禁制だが、イランの場合はイラン人だけなのだ。「ねえ、日本の女の子達はみんな中に入って皆と一緒に試合を観てるじゃない！」と言うと、「だって、あの子たちは日本人だから」。「どこが違うの？」と突っ込めば「違う言葉を話す」と言われる。なんとも理不尽だが、この映画が楽しかったのはそういった宗教的な問題を掘り下げるわけではなく、とにかくサッカー好きなファンがそれなりの立場で楽しみ、勝利を喜ぶところだ。どこの国でもどんなスポーツでもファンの気持ちは一緒。勝てば喜び、負けたら悔しがるだけだ。

なんて言う問題を超越してしまったのが、週末の巨人対阪神（会場が東京ドームなので巨人を先に書く）3連戦。なんとも凄まじい死闘を繰り広げ、さすがの一言に尽きる素晴らしい試合であった。こんな素晴らしいライバルがいるからこそ、お互い頑張っていけるのだ。世界中に誇りたい、日本のプロ野球の気高く鬼気溢れる戦い。どちらが勝っても不思議ではなかった。たまたまうちが勝ったから（しかも驚くべきことに３試合とも）、素晴らしいなどと言っていられるのかもしれないが、本当に本当に、敵もあっぱれだった。こんなに素晴らしいゲームを魅せてくれて、本当にありがとうございます。勝った瞬間は喜びと安堵で涙が出たが、ちょっと冷静になれば両軍に対して深々と頭が下がる。未だ残り20試合以上あり、今後の展開は判らないが、お互いに高め合って最後まで頑張りましょう。私も少しテンション下げないと身がもたない（苦笑）。

同時に週末は我地元のお祭りだった。「八幡様の階段下集合」という愛すべきローカルな待ち合わせをして、地元の大好きな友人たちと集まった。まずはお参りしてからマストのかき氷。他の都内の知人たちは「最近地元のお祭りは寂びれてきた」と言っていたが、うちの地元では相変わらずの超賑わい。元々さほど大規模じゃなかったのが良かったのかもしれない。その後の飲み会も調子に乗って沢山飲んでしまったのでかなり酔ってしまったのだが、最後までご機嫌に大騒ぎ。スミマセン、きっと私うるさかっただろうな。でもって、夜中1時過ぎに帰宅したのに録画した試合をダイジェストで見て、3時過ぎにやっと寝てるのに翌朝はデイリー買いたくて本能的に7時に目が覚めてしまう私って・・・こんなアホですが愛する皆様、これからもよろしくなり。そしてデイリー！もっと部数置いてやっ！！！売切れが早すぎるわいっ！！