Amy's This Week
2025.10
9/8-14 VMAs 2025 Ozzy Tributeと、『タンゴの後で』
あっという間に再び週報は1ヶ月のビハインド。参ったなーw
日本時間では9/9だったのでこの週で。曲がりなりにも音楽関係の仕事をしているのに実を言えばMTVを観なくなって何十年だろ?ってなくらい。もっと正直に言えばほぼ存在を忘れていたかもしれません。なので、今年Ozzyが亡くなった時も「唯一の楽しみは2026年グラミー賞のトリビュート・コーナーだなぁ」なんて思っていました。いやまさか、こんなすぐにトリビュートが観れたなんて。MTVありがとう。
MTVが始まったのっていつ?と調べてみたら、わー私が見なくなってからの長年の間にいろいろなことがあったのですね。それでも同じ名前、ほぼ同じロゴ(昔の方が好きだけどw)でいてくれたことは嬉しい。ん、きっとこんな20世紀のMTV全盛期を知るファンが多いことを意識してくれてたのかもしれないな、ということにしておきましょうw
さてMTVの名を何十年ぶりかで思い出した界隈ではたぶん漏れなく知らなかったはずのYungblud(なんだこのスペルは、と思ったけどMomじゃなくMumのイギリス人なら納得でしたw)そりゃあイギリス人ならオジー大尊敬だろうしこの口してたらスティーヴン・タイラーのことも大好きなはずw…なんて、全カタログを手中にしたけどどうにかしてエアロに新譜を…と考えあぐねていたユニバーサルの誰かの閃きはお見事でしたw
VMAsはユニバーサルにとって新譜の良い前宣伝の場になるし、MTVはほぼ忘れられていたロックファンに思い出してもらえるし、若いヤングブラッドは大人のロックファンにアピール出来るし、ST&JPはもちろん若い音楽ファンにアピール出来て新譜のプロモも出来てSTは公の場で思い切り歌えて…ともうビジネスの鉄則=関わる全員がハッピーな素晴らしい結果だし、とにかく観る側聴く側がもっともハッピーなんだから言うこと無しです。
「All abroad!!!!」の雄叫びからあの笑い声までしっかりやってくれたヤングブラッド。それだけで歌う前からオジーファンは大喜びですよw 『Crazy Train』はオープニングに相応しいです。サイコー❤️ でもこの歩き方が誰かに似てる…それが思い出せず少しイラついておりますww 誰だっけ?そっくりじゃん。両手を広げて偉そうにw 大股で体を左右に揺すりながら歩くの…セバスチャン・バックだったかしら?w
そしてステージに上がると…
ええ〜!!!!ギター、ヌーノじゃない❤️ たまるかー!!
おお〜!ドラムスはケヴィンだ❤️ PITにいる可愛い女の子たち、このメンバーが分かるか?!ww
いやもう堪りませんね。YouTubeですでに数えきれないほど観ました。でもまだまだ観たい❤️
ああ、あのランディのソロをオジー亡きあとヌーノが弾いてる!それだけでねーさん泣きそうになっちゃいましたよww
もう本当に『最高』以外の言葉が浮かばないほど素晴らしかったのですが、一つだけ文句を言ってしまうと「最後まで演ってくれ〜!」でしたw えーそこで終わりー?はしょるなー!!w
そして続いた2曲目はサバスの『Changes』ですか。あーごめんなさい。私サバスは『アイアン・マン』と『パラノイド』しか知らないの(^^; だって私がオジーを知った時はすでにソロだったから。それでオジーファンとか言っててごめんなさい。厳密にはソロになってからのオジーファンですw
そんなわけで一応観たけど2回目はササっと進めて3曲目。いやーここで登場しました。ST&JPトキシック・ツインズです。この登場の仕方!これきっとSTがこうしたいと言ったんだろうな〜❤️ 全然関係ないんですが、『日本一心』の時の布袋さんと吉川さんを思い出しましたよw
『Mama, I’m Coming Home』ってもう、泣かせるわ。私このアルバム大好きです。ソロ初期は最高傑作連発でしたが、この頃は完全にリアタイで発売を喜び初めて聴いた時めっちゃドキドキしたのも覚えています。アルバム『No More Tears』や『Osmosis』とかってオジーソロの第二次黄金期ですよね!
話をST&JPに戻すと、ジョーったらしっかり美容院に行きましたねw あ、自ら美容院に足を運ぶことはないかw ちゃんとヘアメイクさんにカットしてもらいカラーもしたのね。やはりVMAsともなれば世界中の視聴者に観られるから…?ビリーの進言でしょうか。逆に、自分のプロジェクトのツアーではヘアスタイルに無頓着なのがジョー様らしくて、むしろそんな姿が見れて嬉しかったと思ったりもしてw
これなw 8/19のお姿です。
いやもう最高❤️
そこにヤングブラッドが再登場。もう動画があるのに…こうしてスクショしてじっくり見たいのよww
この口二つ並ぶの見るとそれだけで凄い歌い声だと分かりますw
それにしても…もちろんメイクはしていると思いますがSTのお肌、20代と遜色なくないですか?ヤングラッドったらおでこにニキビが出来てるw
後ろにいるヌーノも前に出てきてくれれば良いのに〜と思うけれど…ああ!そうか💡 エクストリームはビクター。この3人の絵はこの後の新譜のためユニバーサルが絡んでる(きっと)からヌーノは前に来れないのね…涙。←大人の事情w
取り敢えず私はジョーがザックのカバーをしていると思うだけで胸がいっぱいになります。あ、ザックはまだ元気だけどねw 言い直す。ジョーがオジーの曲を弾いていると思うだけで胸熱ですw あー話は飛びますが、Night Rangerライヴお約束の『Crazy Train』も今年は特別!ブラッド・ギルスも良いのよねー❤️ そちらも楽しみだわ〜!!
最後の最後、動画ではヤングブラッドがSTにキスしているところが映りますよね。するとすかさずSTは…ここで画面が切れて見えないんだけど、絶対ジョーにキスしたと思います!!で、キスされて嫌なジョーはすぐに振り向いて後ろに照れ隠しの合図?www いつまでもこの2人は最高です❤️ いや〜この8分弱の動画でご飯2-3杯食べれちゃいますよwww
そんな週の一本は、『タンゴの後で』です。
『ラスト・タンゴ・イン・パリ』(1973)という作品は観ていませんが、長年『スクリーン』と『ロードショー』を愛読していたので話題の映画だったことは知っていました。でもまさか、こんなに酷いことが行われていたとは。愕然としました。
19歳の新人女優と当時すでに大俳優だった47歳のマーロン・ブランドの情事のシーンで、女優のリアルな反応を求めて実際にどんなことをするかを事前に知らせず撮影したとか。今なら完全にアウトですが、当時は芸術とされたのでしょうか。『ゴッドファーザー』大好きなので、マーロン・ブランドが演技とはいえこんなことを平気でしていたのもショックだなぁ。
でこの作品は、その『ラスト・タンゴ・イン・パリ』に出演した女優マリア・シュナイダーのその後のお話。ほぼドキュメンタリーなのかな。マリア自身は22011年に病気で亡くなっているので作れた作品なのかもしれないけれど、むしろ存命中に「こんな酷いことを!」という現代社会の反応を教えてあげたい気もしました。
結局その後薬に溺れたり、鬱になって自殺を繰り返したりしてボロボロになってしまったマリア。精神的に弱いとかプロ意識に欠けるとかとも言えるかもしれないけれど19歳ですよ。まだ子供じゃないですか。本当に可哀想でした。
ところで映画ファンとしてはマーロン・ブランドに扮したマット・ディロンがあまりにもマーロン・ブランドに似ていたことにショックを受けました!いくら俳優とはいえ、ここまで似るか?!こちら本家この時のマーロン・ブランド。
でこちら『タンゴの後で』のマット・ディロン。泣く!
マット・ディロンといえば、私は『シングルス』(1992)でのミュージシャン役がすごく好きでした。キャメロン・クロウ監督は最初この役をクリス・コーネルに演じさせたかったそう。でもスケジュールが合わずマット・ディロンになったとか。私はマット好きだから良いけれど、クリスが演じるところも見たかったかも。トレイラーがあったのでカッコ良いマットを観て❤️
まあでもマットも60過ぎたんですね。そりゃあいつまでも青春なイメージを引きずるわけにもいかず、マーロン・ブランドとかを演じちゃうのか。嬉しい話題は、大好きな『ロッキー』の誕生秘話的な映画が出来るらしいんですが、その中でマットがスタローンの父役を演じるそう。なんか頑固なDV親父だったぽいですが、スタローン好きだし『ロッキー』シリーズは『ゴッドファーザー』I,II,IIIと並んで大好きなので今から楽しみです!
中身をカラにした後しばらく出しっぱなしだったスーツケースを片付けようと思ったら、なんとついにボディに亀裂が入っていることに気付きました!縦に30cm近く割れていたので、ついにこれまでか泣。このプロテカは限定色(ストロベリー・アイス)で大のお気に入り。たぶん20年近く使っていたと思います。さすがなジャパン・ブランド。結局一度もキャスター部分に問題は起きませんでした。なので迷わず次も同じメーカーで選びます。バイバイ、私の可愛いストロベリー・アイスちゃん!
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