Amy's This Week
2021.03
3/15-21, 2021 グラミー賞2021と、『ブレイブ – 群青戦記 – 』
今年もついにグラミー賞の時期がやってきました。ん?今頃はアカデミーよね?…いえいえ、コロナ禍でアカデミー賞は4月に延期され、グラミーも1月から延期されての今回でした。授賞式は無観客で、ノミネートされた参加者もソーシャル・ディスタンスをとっていたし、スタジオやビルの屋上など、会場にも工夫が見られ、ともあれ無事に開催されて良かったです。
そんな今年のグラミー賞授賞式を見て、毎年楽しみなパフォーマンスの中から私なりに良かったところをピックアップしたいと思います。ぴったりな画像を見つけました!デュア・リパ、バッド・バニー、ブルーノ・マーズ…テイラー・スイフトは衣装とマッチしたマスクが可愛かったで賞ww
今回、女性の累計受賞数で史上最高28賞を獲得したビヨンセが、なるほどな事を言っていました。「アーティストとしての仕事は、この困難な時代を作品に映し出すこと」だと。それを聞いて、あ〜だから?と納得出来た気がしました。
序盤は特に、なんかいかにもお家でゆったり的な?レイドバックしたサウンドが目立ったこと。ビリー・アイリッシュも、テイラー・スイフトも。ハリー・スタイルズもポスト・マローンもブラック・ピューマズもなんか面白くなかったし(あくまでも私見です)、沢山のおばあちゃんをバックコーラスに従えたダベイビーも、巨大な2個のシャネル・ブローチには目を見張ったけれどw なんだかピンと来ませんでしたね〜。あのおばあちゃんたちにはどんな意図があったんだろ?これがコロナ禍で、ステイホームした年の音楽か…って感じ?
https://youtu.be/bEe2ohaO8BA
同じ時期でも、日本ではYOASOBIの『夜に駆ける』とか鬼滅の『紅蓮華』など「こんな時期でも頑張ろう!」と鼓舞するような早くてパワフルな曲が流行ったのに、アメリカは逆だったんですね。なんか興味深い現象だなぁ。
そんな中、おっ❤️と思えたのが、バッド・バニーの『Dakiti』。最優秀ラテン・ポップ・アルバム受賞しました。ああ、やっと元気が出るパフォーマンスが見れたw
https://youtu.be/e4GXn8kN5-s
プエルトリカンのバッド・バニーはデュア・リパの大ファンと公言していていて、デュア・リパのパフォーマンスの時には一緒に歌っていたのが可愛かったですw
そのデュア・リパのパフォーマンスはさすが!美しく、カッコ良く、サイコーでした!2回の衣装チェンジも素敵だったし、ダベイビーも、ソロよりデュア・リパとの方が良かったですww
https://youtu.be/vFWv44Z4Jhk
女性が主要4部門を独占した今回のグラミー賞。そのため女性のパフォーマンスが多かった中、ミーガン・ジー・スタリオンとカーディBのパフォーマンスはもう肉弾戦w 東洋人としては、その迫力にあっぱれと言うしかない感じでした。ドジャ・キャットとかが貧弱に見えてしまい少し可哀想に思えたりしてww 渡辺直美さん、アメリカで頑張れ!!!
そんな中、私のハイライトはこれしかない!PVではないリアル・パフォーマンスは世界初公開という、ブルーノ・マーズ&アンダーソン・パークの新プロジェクト、シルク・ソニックの『Leave The Door Open』です。
https://youtu.be/xmF-DaIhupM
過去のグラミー受賞者へのリスペクトたっぷり(アンダーソンのサングラスもエルトンへのリスペクトよね?w)、これぞクラシックR&Bなサウンドを敢えて今歌うブルーノ。今月発売されたばかりの曲で今回のグラミー賞では受賞対象外なのに、結局はグラミー2021の一番のハイライトになってしまいましたwww いやぁ、何を演ってもサマになり、モノにするブルーノ、さすがです。
さて、ここ数年一番の楽しみになっていたトリビュート・コーナー、『In Memoriam』です。そうか、昨年はリトル・リチャードも亡くなっていたんですね。ここでもブルーノ・マーズとアンダーソン・パークが見事なリトル・リチャード・トリビュート・パフォーマンスを魅せてくれました。もう一度言っちゃう。さすが過ぎる!
そして、昨年10月に訃報を聞いてショックを受けてから、密かに楽しみにしていたエディ・ヴァン・ヘイレンのトリビュートは…?プレイするエディの映像の前に、フランケン・ギターが映し出されました。誰が出てくる?と期待していると…えっ?なんとわずか15秒で終わり。マジか?これだけ???ガ〜ン…
後になって知ったことに、エディの息子のウルフギャングに出演の打診があったそうですが、ウルフは「誰にも父の偉業に応えられるパフォーマンスは出来ない」と断ったとか。何やってんの、息子orz そんなの世界中のファンが分かってるわよ。だからこそ、エディの偉業を讃えるパフォーマンスをして盛り上げて欲しかったのに…。息子に断られたグラミー側だって、息子にそう言われてしまったら、勝手に他の誰かに打診するわけにもいかないですよね…。はぁ〜orz ごめんなさい!言ってしまいます。バカ息子!!
もうなんだよ…とがっかりしていると、ケニー・ロギンスのトリビュートでライオネル・リッチーが登場しました。ケニー・ロギンスの大ヒット曲『Lady』は、ライオネル作曲だったんですね。以来40年越しの仲だったとか。71歳になったライオネルの顔は、整形で平子理沙ばりにパンパンw でも伸びやかな声は全く変わらずで素晴らしい歌唱でした。映像を探したら、誰かが家のテレビから撮ったモノがありましたよwww 曲の最後で「Miss you Kenny, miss you man…」というライオネルの言葉に、思わず涙ぐんでしまいました。
https://youtu.be/2Ec4ToWhYuo
…とまあ、今年のグラミー賞、私にはブルーノ・マーズとデュア・リパくらいでした。スローな内容にちょっと物足りない気もしたけれど、いやいや、やってくれただけで良しでしょう。スローな1年でしたからね。2020は。
そんな週の一本は、『ブレイブ- 群青戦記-』です。
もちろん、家康役の春馬くん目当てですw 未だに春馬くんロスだし、これはきっともうず〜っと引きずるだろうなぁ。家康役の所作、殺陣、話し方、すべて良かったです。改めて、亡くなってしまったことが悔しくて堪らなくなりました…。
原作は知らないし、何も前知識なしで観に行ったので、エグいのグロいの平気な私でも冒頭から結構驚きの連続ww 原作はマンガの高校生モノ…となれば、荒唐無稽にバサバサ人を切って、ドバドバ血を飛び散らせるものなのかなw あまりに人が死に過ぎるので、中盤からだいぶ慣れましたがw 「どうせこの子も死ぬんだろうな」…的に(^^;
三浦春馬はもちろん、松山ケンイチの存在感がグッと作品を引き締めていたけれど、まあマンガはマンガ。深く考えずに好きな俳優だけを眺めていれば良い作品って感じでしたww
さて東京では緊急事態が解除され、桜が満開となりました。とはいえ、なるべく人混みを避ける生活は、当分続けたいと思っています。先週『クレイジー・トレイン』に言及したところで、この週はランディの命日で再びオジーを聴きまくりました。日曜劇場『天国と地獄〜サイコな二人〜』は最終回を迎え、陸が去ってしまったことでまた胸がギュ〜っと苦しくなりました。彩子ちゃんの年齢だったらやっぱり日高に惹かれてしまうのかもしれないけれど、今の私にはめちゃくちゃ陸の良さが分かるな〜なんて、しみじみしてしまったのでした T T
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