Amy's This Week
2020.01
1/20-26, 2020 冬旅マルタと、『ダウントン・アビー』
毎年冬場には休暇でプライベート旅をしています。なぜなら、夏は暑くてツラ過ぎるから(^^; 出来れば古代ローマ関連の国全部に行きたい!となると当然地中海周辺となり、最近の夏のヨーロッパは暑くて大変です。しかも飲み物は常温しかないし、クーラー無いし、あっても効かないw とまあ、いきなりグチってスミマセン!そんなわけで夏には旅立てない私w この冬はイタリアとアフリカの間に浮かぶ島、マルタに行って来ました。
この写真はマルタ島の中心都市ヴァレッタから見た対岸の聖アンジェロ砦です。美しい!十字軍の時代に活躍した聖ヨハネ騎士団が、エルサレムを追われロードス島に移り、やがてそこも追われて、当時スペイン支配下だったマルタ島を与えられ本拠地としたので、聖ヨハネ騎士団がマルタ騎士団と呼ばれるようになりました。
ここを逃したら行き場の無くなるマルタ騎士団が、トルコ人や、アフリカからやってくるサラセン人(イスラム教徒)の海賊から死守するため、町そのものを要塞化。上の写真の聖アンジェロ砦と、ヴァレッタの先端にある聖エルモ砦が有名です。
最近私はずっと『十字軍物語』に夢中になっていたので、もういろいろ大興奮でしたが、ここで歴史を語り始めたら止まらないし、読む方は退屈してしまうと思うので、観光案内的に写真を載せていきますね!
ということで上の写真の聖アンジェロ砦に入ってみると、町中のアップダウンと同じく、とにかく階段を登る登る…ww ちなみに、画家カラヴァッジォが亡くなる直前、囚人として囚われていたのはこの砦内にあった牢屋でした。残念ながら現在その牢屋は無いそうでしたが。
今でも大砲があります。
上からの地中海を見渡す景色はさすがに美しい!夏はさぞや暑いでしょうね。やっぱり冬に行って良かったですw
ヴァレッタにある聖エルモ砦は、戦争博物館も併設されていました。マルタの歴史イコール戦争の歴史なのです。
ところ変わって、マルタと言えば美術ファン必見のカラヴァッジォ作品が二点あります。どちらも聖ヨハネ大聖堂内にあり、一番大きく、マルタで一番有名なのがコチラ。『洗礼者ヨハネの斬首』です。カラヴァッジォ作品の中で唯一署名のある作品でもあります。
あともう1作品は『執筆する聖ヒエロニムス』こちらの方が小さい分、近くから観ることが出来ました。
フェリーでゴゾ島に渡り、旧市街の中心にあるチタデル(城塞)にも行きました。なかなか入り組んでいて、いかにも中世から以降の雰囲気満載でとても興味深かったです。その中に16世紀〜20世紀初頭まで使用された牢獄があり、何室もある中一つだけ、リアルな展示がされていました。これがもう、覗いてみたら一瞬ジョー・ペリーかトミー・セイヤーかと思いギョッ!wwww
古代ローマ時代の名残があるのは、ローマ時代に首都だったイムディーナという内陸の旧市街近くにあるカタコンベです。ローマもアッピア街道に沿って今も多く残っていますが、マルタにもあったんですね。私の大好きな地下探索w 一番大きかったのが聖パウロのカタコンベでした。
めちゃくちゃ沢山写真撮ったのですが、同じような感じになるのでこのくらいにしておいて…ww いきなり時代は20世紀に飛んで、第二次世界大戦時の防空壕も公開されていました。まあ、絵面は似ているんですがww スリーシティーズのヴィットリオーザにある戦争博物館です。これが防空壕への入り口。
変なヘルメットをかぶるのが見学者の義務でした。カッコわる〜www でも、実際にチビな私でも何度もゴツゴツぶつけたので、これは確かに必要でした!w
もともとケイヴ好きなので、入り組んだカタコンベも防空壕も大興奮ww でもオフシーズンなためかほとんど他に観光客がいない状態。やはり迷子になったらどうしようとドキドキもしたし、絶対に停電にだけはならないで!と祈りながら冒険していましたww
もちろん停電にはならず無事に生還。かなり楽しかったです。カタコンベも防空壕もとても狭い通路が多かったし、カタコンベは「一度に6名まで」などという所もあったので、やはり夏=オンシーズンに行ったら大渋滞するはずです。地下探索好きな方は、絶対冬に行くのをオススメしますよ!(って、あんまり地下好きいないかしら?ww)
さて、マルタと言えば猫が多いことでも有名でした。が、冬だからかな、残念ながら期待していたほど多くの猫には会えませんでした。同じ冬でもトルコの方が100万倍多かったな〜。
他にもやたら写真は撮ったんですが、もうキリがないのでw 最後にいかにもマルタな、細く坂道な風景をいくつか。いやあ私にとっては群馬県の伊香保温泉以来の坂道の多い町でしたww 最高51階分登った日もあり、クタクタ〜www
そんな休暇を頂いた週の一本は、『ダウントン・アビー』です。
残念ながら私はドラマを観ていませんでした。なので全く新鮮な目で観た感想になります(^^;
登場人物が多く、ドラマ未視聴なので、冒頭で出演者説明みたいなサービス映像(?)はあったけれどちんぷんかんぷんww それでも、使用人たちのプライドがとても良かったし、その連帯感が『ワン・チーム』してて、かなり感動的でした。英国の貴族社会あるいは格差社会を、全く他人事として観るのだから、流れがつかめれば面白いに決まっています。
同じ使用人という立場なのに、仕えるボスが王家ということで威張り散らす王家の使用人たちも面白かったな。いつの時代もいますよね。自分自身ではなく、勤めている会社が大きいというだけで偉そうな態度取る人ってww そんな人たちに対するダウントン・アビーの人たちの態度が小気味好く、最後に執事長が「100年後もダウントン・アビーは残る」という言葉に深く頷きました。
にしても、貴族って大変!毎日あんなスーツというか、しっかりした服を着て寝室から出なくてはならないなんて。やっぱり庶民が気楽でいいですww ドラマは世界中で大ヒットしたとのこと。やはり皆別世界のことだから面白いんでしょうね。チラッと、今後庶民になったハリーとメーガンはどんな思いで貴族ドラマを見るのかな?なんて、思ってしまいました(^^;
さて、半端な日付ですが(苦笑)この1月28日をもちまして、Amy’s VIP Clubは4周年を迎えました!狭い世界ながら中身濃く楽しい世界を…と心掛けていたので、特にメンバー数を増やすことを目標にしていたわけではないのですが、気づけば随分と多くの方にご参加頂くようになりました。そう、あくまでも「ご参加=ジョインして頂く」クラブです!皆様、これからもミーグリ写真、ギター写真、ピック写真、お宝祭壇( Shrine)写真、ネイル写真(KISSの時に素晴らしいネイルしていた人!VIPクラブにジョインして下さい!!)などなど、送って下さいね!皆様でサイトを充実させて下さい。これからも、どうぞよろしくお願い致します❤️
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