Amy's This Week

2025.01

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2025.01.28

1/20-27, 2025 MR.BIG VIP準備その他いろいろ…と、『ストップモーション』

最近私は公私共にめっちゃバタバタしています。この週も忙しかった〜汗 元々が時間・曜日が自由な仕事柄。国内VIPや海外へ行くTP以外ならかなりフレキシブルに動けるのでバタバタしていてもそれなりに自由感はあるのですが、様々なことが重なりこの週はついに切羽詰まった感じでした。

そんなわけで、まあ相変わらずといえばそれまでながら定期検診の病院2件に行った以外は大したイベントは無く…とりま日々の雑感を書きますね。

その前に…MR.BIG The BIG Finale! 最後の来日がアンコールとなり、ホントに最後の最後公演が来月と近づいてきました。私が彼らのVIPを担当するのもこれが最後かと思うと感無量です。

そのVIPの準備も佳境。MR.BIGは来日のたびにVIP関連ではほぼMAXな内容で実施しているので、正直これ以上出来ることはなく、今回も内容は前回と同じです。サウンドチェックを観て、Q&Aがあって、その後ミーグリです(申し込んだ人は)。

Q&Aは無いアーティストも多いので、あるアーティストだと嬉しいですよね。ここを読んで下さっている方々の中にはMR.BIG VIPに参加される方もいらっしゃるかもしれないので、今から間に合う情報としてQ&AのQについて採用されるコツを書きますねw

これはインタビューなどでも常識だと思うのですが、質問してはいけない3大タブーが政治、家族、宗教に関することです。そこで事前に質問を集め、この3大タブーに関する質問があれば私たちがその質問を省きす。そして貴重な時間ですから重複する質問も無くします。さらに3大タブー以外のタブーというかNG質問というのはアーティストごとに異なります。そこで事前に以上のチェックをして残った質問をマネージャーに提出してOKをもらうのです。

MR.BIGに関してはそれほどNG質問は無いので、最後は抽選というかランダムに選ぶ感じです。Il Divoもそんな感じだったかな。ジョー・ペリーもそうでした。

ただバンドとソロ・アーティストの違いはあります。やはりバンドだとメンバーがそれぞれお互いに気を遣うので、わりと簡素な答えが出る質問が選ばれ易い傾向があると思います。「今朝何を食べましたか?」とか、「最近音楽以外で何か夢中になっていることはありますか?」など、単語一言で答えられるようなw 特にIl Divoはその傾向があるかもしれません。MR.BIGは約1名が喋り倒す傾向にあるのでww それに押されて他のメンバーがより短い答えになってしまうことはありますよね?w マネージャー氏もそれを分かっているので、初めから「ビリーに質問です」などの様に質問したいメンバーを指名して質問を書いてくれると採用される可能性が高くなると思います。

ヴァイ先生やジョーなど、Q&Aタイムもご本人オンリーの時は時間を気にせず(スタッフは気にしていますw)たくさん話してくれますよね。その場での質問も出来るし、アーティストも熱心に答えてくれます。長く話されると前半話したことを忘れてしまいそうで、ソロ・アーティストのQ&Aでの通訳だと私はいつもドキドキしてしまいますがww

でも今だから言える話で、とあるアイドル系のソロ・アーティストには「こんなにダメなの?!」と驚愕のNGを出されました。15件くらい残った質問をほぼダメ出しされて2問くらいしか残らなくて、一体どうやって時間を保たせるのか心配しましたが、ご本人がNG出した結果なのでもう私は気にしないことにw それにしても多くの質問をなぜNGにしたのか全く理解出来ず。ただこちらとしては残された質問をするのみでした。気難しいアーティストっていますねw

そんなQ&Aへの質問は参加者へ配信されるご案内のメールに送り先URLが載ります。配信は2月初旬だそうです。MR.BIGに質問したいことがあるか、考えてみて下さいね。

さて、このところテレビを付けるとフジテレビx中居問題で大騒ぎですね。この社屋はZEPP ダイバーシティに行く時にお馴染みでした。こんな問題で大騒ぎの日本はダメだという人も多くて、問題を問題にしている人たちを問題にしている人たちもいて、騒ぎは広がるばかりです。

私は…これは日本が平和な証拠だと思うんですよね。例えば今戦争をしている国だったら、若者が徴兵されるような国であればまず起きていなかった問題ではないでしょうか。いえ、根本の問題は起きているかもしれないです。いつの時代もどこの国でも悪い人、悪いことをする人はいるし、そうなればそこに必ず犠牲者がいるからです。ただ、それが表面化しない。逆に言えば問題が表面化するのは平和な国の証拠でしょう。

なんて、当事者ではないから冷静に言えることなんですけどね。でも…世の中には常に何かの当事者とそれ以外の人々がいて、それぞれが自らの面している問題、事件、事柄に真摯に向き合って日々を充実させるしかなくて、社会、国とはそれらの集合体なのだと思います。だから何か社会に問題が起きたら「自分に出来ることはあるか」をまず考え、あれば実行し、無ければそれはそれ、自分は自分、と捉えて自分マターに向き合うしかありません。

少し無気力・無関心な響きがあるかもしれませんが、私の様なエンタメや旅行に関わる仕事をしているとコロナ禍に圧倒的な無力さを思い知らされたので強くこんな考えを持つ様になりました。

仕方ないことは仕方ない。圧倒的な無力の下(もと)で私は反抗するでも諦めるでもなく、ただ「今は仕方ない」と考えていました。「人類の歴史でおよそ100年ごとにパンデミックは起きている。それらは大体3年間続いた」と知りました。100年前はスペイン風邪、その前はコレラ、天然痘、ペスト…など。大体3年なら仕方ないと無になっていました。廃業して転職することは考えなかったなw

今やすっかりコロナ禍も過去となり世の中は平和、というかウィルスとの共生という新たな平和を生きる様になりました。だから…様々な事件が起こる世の中に戻ったわけですね。今回のフジテレビx中居問題では、当事者となってしまった女性はもちろん、フジテレビの番組でスポンサーが降りたために仕事を失った人など、広範囲に渡る被害者の方々に対して心から、早く問題が解決して、早く傷が癒えて、早く平穏な日々が送れる様になることを祈っています。

被害者といえば…私は今でも東池袋暴走事故の被害者となってしまった松永さんのことを思うたびに涙が出そうになります。例えば病気で長年闘病した結果だとしても、愛する人が亡くなればその喪失感、絶望感は計り知れない重さがあります。それが交通事故である日突然亡くなるなんて。しかも妻子両方をいっぺんに…。あまりに巨大な絶望感で想像を絶するのですが、それでもあれほど立派に振る舞って、なんて素晴らしい人なのだろうと。おばちゃんはもう彼の健気さを考えただけで泣けちゃうんですよ。余計なことながら、裁判が決着し犯人も亡くなった今、そろそろ松永さんの妻子のお墓参りに一緒に行こうと寄り添ってくれる優しい女性が現れて再婚し、新たなご家族を築ける様に心から祈っています。←まさにおばちゃんっぽいですねw

そういうまさにおばちゃん的な心配といえば、たぶん日本中のおばちゃんが心配していたオータニさんの結婚相手。悪い女にダマされやしないか。お金目当ての女子アナやモデルが寄ってきやしないかw そんな中2024年最も世のおばちゃんが安堵して感服し喝采した出来事がオータニさんの結婚だったと思いますw オータニさんは女性を見る目もありました!さすがですね!最近のオータニさんの英語のスピーチを聞きましたか?綺麗な発音にMy beautiful wifeに、Dedicate this award to the entire city of Los Angelesに、Stay Strong and united. We will get through this. Thank you! ですよ。オータニさん、あなたは日本の誇りです!!!

2013年に遭ったボストン・マラソン・テロ事件。あの時はボストン中が一つになって『Boston Strong』と言っていました。ボストンには縁があるので私もBoston Strongのステッカーや帽子を貰い今も持っています。そして今はLos Angeles StrongアンドUnited. オータニさんの事件への寄り添い方は素晴らしいですね。私も「寄り添う」ということをもう少し学ばなくては、と思いました。

この週、ジョン・サイクスの訃報に驚いた方多かったのではないですか?そういえばしばらく噂を聞かないと思ったら…闘病していたのですね涙。本当に可哀想に。65歳だなんて。

私はあるあるだと思いますが、1992年にプリティ・メイズが歌いプレイした『Please Don’t Leave Me』に惹かれ、実はその曲はカバーで作曲はジョン・サイクスだと初めて彼の名前を知りました。プリティ・メイズに関しては、その後の来日公演に行き、この曲をアンコールでほぼアコースティック的アレンジかつ超スローにプレイされ、がっかりしてそれっきりw その後オリジナルのジョン・サイクスのライヴを観る日を待っていました。

やはりギタリストの作る曲はギタープレイが良いですよね!って当たり前かww 印象的なリフ、美しいアルペジオ、私の大好きなユニゾンw そして後半のソロの美しい旋律!ランディ・ローズに匹敵じゃないですか?この曲にはロックギターの魅力が凝縮されていますよね。歌詞は未練タラタラな情けない男の思いなんですがw


https://youtu.be/X2eLv8zngok
この1982年の映像を観ると今やジョン・サイクスもフィル・ライノットも星の彼方。悲しいことに私はホワスネでのジョンを観ることも出来ず、一度も彼を直に見ることが出来ませんでした。R.I.P.ジョン・サイクス。改めてR.I.P.フィル・ライノット。私たちロックファンが彼らの曲を語り継ぎ、聴き続けましょう。そしてカラオケに行って歌えば(DAMにはプリティ・メイズ名義であるみたいです)ジョンの遺族に微々たる額でも印税が入るかな。

 

そんなバタバタ週の一本は、『ストップモーション』です。

親戚の中で一番愛する叔母が今闘病中で、日頃お世話をしている同居の従兄弟は南米に出張中。なのでヘルパーさんが来ない日に泊まり込みで行きました。そこで我が家から叔母宅までの移動途中にちょうどあるシアターに90分立ち寄り。許して!久しぶりの単館系です。

単館系にありがちなアート系でもあると思いますが、スリラーやホラーという評判もあり。もちろんその手は嫌いじゃないので期待していましたが、私にはアート系感が強くてビミョーでした。

視覚的な不気味さもありましたが、一番印象的だったのは不気味なサウンド!ネチャ〜というかグチャ〜というか…不快感を煽るのに十分な気持ちの悪い音が随所で聞こえ、不快さでいえばあの『アレックス』(2002)に匹敵でした。

ただ、鑑賞後に俯瞰して思い返せば1人の母親に支配された可哀想な女性の話で、むしろ『ブラック・スワン』(2010)のようなブラック・ファンタジー作品かもしれません。好きな人は好きだろうな。

 

私は年に一度、冬に休暇を取ります。昨年はコロナ禍明け初だったので少し小振りにアジアを旅しました。でも今年は、I’m back in the suddle!! 大好きな古代ローマ遺跡を観に今週末からチュニジアに行く予定です。でも私にとっては古代のヌミディアとカルタゴ!楽しみ過ぎるところなのですが、ここに前述した様に1月半ばはもういろいろ忙しくてとてもパッキングどころではないし、なんと究極の失策だったのが、この漫画を知ったのがつい最近だったことです!なんと。行く前に読まなきゃダメだったじゃん涙。慌ててポチったら(全巻大人買いw)出発の前日に届くようですw 1冊くらいは読めるかなw 取り敢えず一度は読んで少しは記憶に残っている塩野七海さんの『ローマ人の物語』のポエニ戦争パート3冊を再読した方が早いので、旅に持参して機内で読みますw (というわけで次回の週報は大幅に遅れます。スミマセン!)