10/13-19, 2008 週報

いろいろ暗くなってしまうのは自分でも嫌だったのでここには書かずにいましたが、この夏真っ盛りの頃闘病中の友人のお見舞いに行き、会った瞬間その姿を見て凍り付き泣いてしまったことがありました。2年以上闘病していてその間何度もお見舞いに行ったり、退院中は一緒に食事に出掛けたりしていましたが、この時は「ああ、この人はもうすぐ死んでしまうんだ」と初めて痛切に知ったのでした。本当にずっとずっと大好きだった人でした。その人がこの世からいなくなるなんて考えられないことでした。

気が小さくズルい私は、その翌週には今までと違う理由で退院してしまったその人のことを、なるべく考えないように日々過ごしていたように思います。マイケルの介護でもめいっぱいだったし、9月末遂にマイケルを失っただけでもはや十分過ぎる程辛かったし。そして海外逃亡に踏み切った初日に我がタイガースが優勝を逸した事を知り、三日目の朝には仕事関係の知人数名からいくつかのメールと電話の着信があり、メールを読むまでもなく「ああ、あの人が逝ってしまったんだ」と知りました。

帰国後の週末、元上司と一緒にその人のお通夜に参列しました。私は夏の段階ではっきりと覚悟し十分に泣いたので、仕事関係者で溢れる会場で泣くこともなくきちんとしていられました。懐かしい今は無きヴァージン・ミュージック時代の社長に再会出来たのは、亡くなった友人のお陰と少し感謝もしました。伊藤政則さんもいましたよ。もちろんお声を掛けたりはしませんでしたが。見渡せばきっともっと沢山の懐かしい人達に会えるのかもしれないと思いつつも、そこは神妙に大人しくうつむいたまま早々に元上司と会場を後にしました。心からのお弔いは私の心の中で出来るから。

そんなわけで、concernだらけでしんどかった私の夏はこれでやっと一通りの結論を迎えたことになります。あ、我が虎軍リーグ優勝は逃しましたが、CS以降の結論はまだでしたね。ま、それも今夜にも終焉を迎えるかもしれません(爆)。もう、どんなことがあっても涙なんか出ませんよ。

ってなわけで、遂に私の人生ボトムにたどり着いたところで、映画を1本。試写で『ブロードウェイ・ブロードウェイ』。ミュージカルで『42nd Street』と並んで最も私の愛する作品『Chorus Line』のブロードウェイでの2006年リバイバル公演時のメイキング物です。『Chorus Line』自体を観ていない人には感動も今イチでしょうが、ファンにはもう堪りません。ポール役のオーディション光景には、マジ涙が止めどなく流れ、そして帰宅してからもう一度『Chorus Line』をDVDで観ました。

実は私の人生において、一番回数を観た映画がこの『Chorus Line』です。『ゴッドファーザー』じゃなく。たぶん、素晴らしい歌やダンスは何度見ても飽きることが無いからでしょう。そして何十回目か判らないけど、同じところで涙を流すのです。最近はもう、本当に簡単に涙が出るようになりました。涙腺が超過敏になっている気がします。今「泣け」って言われたら10秒後には涙をこぼす自信あるもんな〜って、なんだかね〜。しんどいっす。

でも、投稿などで多くの皆様にご心配頂き、深く感謝しております。カードその他お送り下さった方もいて、本当に本当に嬉しかったです。この夏から秋にかけて、ふと気付けばこの身体の弱い私がまだまだ健康を保っており、これは私の愛する人達が私の分もしょってくれたのだと思うし、メンタルに皆様が支えて下さったからだと思います。

大したものじゃありませんが、旅のお土産に写真を1枚。ハロウィーンを前にしてかぼちゃを売るファーマーズ・マーケットの風景です。大好きな野球でも負け込むと絶対最後まで見届けずに帰る(逃げる)卑怯な私としては、今回国外逃亡して、本当に良かったと思っています。取り敢えず非日常の中にいただけで気が紛れてストレスにならなかったし、それも先にマイケルが亡くなっていたから出来たことでした。すべて運命かもしれません。ってことは、私が健康に生き続けているのも運命。これは頑張らないといけませんね。これからも、どうぞよろしくお願い致します。

 

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