Amy's This Week
2025.12
11/24-30, 2025 フジタから始まる猫の絵画史展と、『プレデター:バッドランド』
以前から時々凄く観たい美術展が開催される府中市美術館。今回もめちゃくちゃ気になっていて、ようやく行くことが出来ました。12/7(日)まででした。ギリ!

ここは府中駅からバスとかなり不便なところにあります。なので八王子の富士美術館同様、ここぞという時しか行けないですが、わりとここぞという時がありますw 今回も、知った時には思わず叫びそうになりましたww

フジタの『猫を抱く少女』。藤田嗣治って私の感覚ではゴッホに似たところがあります。絵を描くことに強い情熱を抱き、白色を多用し、人付き合いが苦手で自画像好き。でもゴッホは猫好きではなかったですね。それなら私はゴッホ以上に藤田を愛する理由があるのかもw

時代に翻弄されたからだと思うけれど、きっと偏屈な性格だったと思います。周囲の人々にしてみれば付き合い難かっただろうなw あ、ゴッホにはテオがいたけれどフジタには近くに肉親はいなかった。だからすぐ結婚したのかしらw 記録では5回結婚しているんですよね。全然ゴッホと違うじゃんww でも…もしかしたら女よりよほど猫を愛していたのかな?と思わせる愛溢れる猫たち…。タイトルはシンプルに『猫』です。

こちらもタイトルはシンプルな『猫』。可愛いなー❤️

シンプルタイトル『猫』三連チャン。

こちらもタイトルは『猫』だけど一体いくついるのやら。猫は「ひどく穏やかなところもあれば猛々しくなることもあり、二通りの性格に描けるのが面白いと思った」そう。確かにこちらの猫たちはどれも猛々しいw

『猫の教室』これは楽しい!騒々しい猫たちの騒ぎが聞こえてくるようです。床に寝転んでいる子(ネコだけにw)、よく見れば机の下に隠れる子、窓の外にいる子、飽きませんねーw

『クリュソミテス』ギリシャ神話の女神の名前。いかにも女神のような気品があり、後光が指しているようです。あーそう気づくとこの子が本当に女神に見えてきます。

『五人の裸婦』。左から触覚、聴覚、視覚、味覚、嗅覚を表していうそうです。そしてベッドの上の猫が官能。足元の犬はわからないけれどきっと従順かな。

『アタラとヘシオン』。可愛いのはさておき、名前がめっちゃ気になって調べたらこちらもギリシャ神話から。狩の女神アタラシオンからのアタラと、同じくギリシャ神話の女神ヘシオーネからのヘシオン…だと思います。ということはどちらも女の子。姉妹かな。ギリシャ神話から名前をとるって最高に好き。

『自画像』。猫と一緒の自画像は多くある中、この猫の表情がめちゃ好き。パパの背中で得意顔です。サバ白かな。うちの子と同じだわ❤️

日本画の猫は菱田春草の『黒猫』。まだ子猫なのに少し警戒した様子が可愛い。

長谷川潾二郎の『猫と毛糸』。この子も日本の猫だー❤️

中原實『猫の子』。ホント可愛い。「子猫」ではなく「猫の子」というタイトルも好き。

テオフィル=アレクサンドル・スランタン『ヴァンジャンヌの殺菌牛乳』。スランタンも猫好きだったようで猫が登場する作品多いです。あちこちで観た気が。あまり版画のポスター作品は好みではないのですが猫登場となれば別w 猫たちの顔があまり可愛くないのもツボですww

というわけで久しぶりの府中市美術館を楽しみました。絵ハガキなんかも買っちゃった。

2026年は3月から長沢蘆雪展があるようなのでまた行きたいです。ここは入場料がかなりお安いのも魅力。だから少し遠くても行けば大満足です。府中市ありがとうございました❤️
フジタからはじまる猫の絵画史 藤田嗣治と洋画家たちの猫 | 府中市美術館
http://fam-exhibition.com/foujita2025/
そんな週の一本は、『プレデター バッドランド』です。

人間は一人も登場しない。大好きなエル・ファニングもアンドロイドで下半身が無い設定w プレデター語は未知の言語で(当たり前w)、かつて観た『パッション』(2004)や『アポカリプト』(2006)(大好き❤️)を思い出しました。あ、どちらもメル・ギブソン監督だ!
この手のSF物は、まずそれぞれのキャラクターの名前を覚えるのに一苦労するし、そもそも設定を受け入れるのがめちゃ大変。下手すれば最後まで設定を飲み込めないまま終わることもあるので、観るのに勇気が入りますw でも『プレデター』って過去に2作品くらい?(最初の『プレデター』(1987)と『プレデターvsエイリアン』(2004)(←これ、『AVP』と約していたのが好き)は確実に観たと思うけど他はもう分からないw)観ていて、かなり面白かった記憶があるので久しぶりに観ることにしました。
で今回。面白かったです!前半はどうかなー?と思いながら観ていて、段々引き込まれていき、最後には大満足…というスタイルでしたw バドが可愛かった!そして観終わってみるとわりとストーリーはヒューマンというか(ヒューマンは出ていないのにww)、ん?エモいかも?しれませんww
続編がありそうな終わり方だったので…まだまだシリーズは創られそうです。次も観るかは…今回のあらすじを覚えていたらねw
この週の頭、ついに『国宝』が実写邦画歴代一位を獲得しましたー!!👏🏆 6/6(金)の初日から、せっせとあちこちのシアターに通うこと私19回、従姉妹23回w 国宝界隈ではこれを19宝目、23宝目と呼んでいますw 従姉妹の目標は25宝目したら109シネマズプレミアム新宿(通常席で4000円)で観てゴールすることで、私はその時彼女に便乗して20宝目を飾りたいと思っていますw 「行けるわな」by 喜久ちゃん❤️

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