Amy's This Week

2019.12

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2019.12.02

11/25-12/1, 2019 ハプスブルグ展とカルティエ展。そして『ターミネーター・ニューフェイト』

この週は、準備してきたKISS VIPのご案内メールがついに配信されました。が、ちょっとした誤配信もあって、一生懸命文章を書いた身としては、えっ?と思ったけれど、まあ、起きてしまったことは仕方ありません。すぐに再配信されたようなので、これが露払いとなって、あとは全てうまくいくことを願うばかりです。

ということでこの週はあまり外出しなかったので、少し前に行った上野のハプスブルク展について。

いや〜、やはりリヒテンシュタイン家とはケタが違いますね(^^; 確かリヒテンシュタイン家はハプスブルク家の家臣だったんでしたっけ。領土の広さから格が違います。そして、人数も多くなれば変わり者も出てくるわけですが、政治ではなく芸術の分野から見れば悪いことではなく、変わり者がいればいるほど美術品は集まりますw ウィーン美術史美術館も、マドリッドのプラド美術館も、どちらも素晴らしいところですが、いずれもハプスブルク家のおかげで今日の姿があるわけですね。

ハプスブルク家を代表する8人の王族がフューチャーされた中で、唯一知らなかった人=ハプスブルク家を最初に大きく発展させたウィーン美術史美術館所蔵マクシミリアン一世像。ウィーン美術史美術館には一度だけ行ったのだけど、全く記憶にありませんでした。中世最後の騎士とはカッコ良い。まだ独特なハプスブルク家の顔をしていないですね。地味ながら、今回一番気に入った絵画でした。

そしてルドルフ二世、フェリペ四世、王女マルガリータ、マリア・テレジア、マリー・アントワネット、フランツ・ヨーゼフ一世、そしてシシーことエリザベート…と、ハプスブルク家を代表する8人の人生に思いを馳せつつ、関連のお宝を愛でるのは、リヒテンシュタイン家展とはケタ違いの面白さがありました。

中でも一番見入ってしまったのはコチラ。《神聖ローマ皇帝フランツ1世とマリア・テレジアの肖像が描かれた小箱》珍しく政略結婚ではなく恋愛結婚だったという二人の姿が、貝に彫られゴールドで縁取りされた小物入れです。何を入れたのかしら?美しいし、可愛らしさもあり、品もあります。いかにもマリア・テレジアっぽいです。

ルイ十六世とマリー・アントワネットとの子供たちが描かれた、ルビー、ダイヤ、真珠の指輪は、意外にも日本にあったんですね。国立西洋美術館蔵ですって。これはこれで、やはりマリー・アントワネットっぽいww

…とまあ、素敵な物がたくさん展示されていて、もちろん絵画も充実していたハプスブルク展。やはりヨーロッパを代表する名家ですね。私がわりと軽く終わらせようとしているのは、ハプスブルク家=ドイツやスペインの歴史にはあまり踏み込みたくないからですw だってもう、イタリア関連で目一杯だからww 歴史好きだけど、いえだからこそ、あまり興味の範囲を広げたくないんですw

充実のハプスブルク展は2020年1月26日までやっています。

https://habsburg2019.jp

 

そして、六本木のカルティエ展。こちらは、銀座のお店に入るのは無料なのに、お金取るの?って感じですが、宝石もゴージャスなものはしっかりと芸術作品ですからね。

最初は豪華な時計コーナー。その後宝飾品が続くんですが、嬉しいことに最後のお部屋は撮影OKなんですよ。最初から宝石を美しく見せるために会場が非常に暗く、その中に浮かび上がるように作品が展示されていて、撮影OKコーナーも素晴らしい作品がたくさんあり、かなり興奮して撮りましたww

撮っていて気づいたのは、あ〜、やっぱり私はダイヤとルビーが好きなんだな❤️ってこと。誰かくださいwww

展示されている宝飾品群はもちろん豪華絢爛。展示の仕方も素晴らしかったし、多くが「個人蔵」だったので、他では見る機会はなさそう。しっかり入場料を払って観る価値がたっぷりありました。なるべく空いている時に行って、ゆっくりと宝石と向かい合って撮影するのがめちゃ楽しいです。予想以上に、ものすごく楽しみましたw

12月16日までなので、ぜひお見逃しなく!!

https://cartier2019.exhn.jp/#ch2/1

 

そんな週の一本は、満を持しての『ターミネーター ニュー・フェイト』です。

当分やっていそうだったので、早く終わってしまいそうな作品から観ていましたw で、やっと『ターミネーター』にたどり着きましたw やはり鉄板でしたね。

でも、鉄板だったのはリンダ・ハミルトンで、シュワちゃんは少し(?)しょぼくれていた感がww まあ、それも年齢的に仕方ないのでしょうか。リンダが異常www 最近の映画界では、カッコ良い60オーバー女性が多いな〜。

当然、「あんな60代になりたい!」なんて思うわけですが、今回のリンダ、丸1年炭水化物を摂らなかったそうです。1年?!ご飯もパスタも無し?こりゃ絶対私には無理だわ。1週間だって無理だものw

新たなキャラのマッケンジー・デイヴィスもカッコ良かったです。アメリカではレズビアンのアイコンになっているとかww 私は日本的に、宝塚ファンのアイコンになりそう!って思いましたw まさにオスカルのイメージだものww ブロンド、伸ばしてみて〜❤️

とはいえ、新たなREV-9も過去のT-1000同様、相変わらず太々しく憎らしく強いんですが、今回は何と言っても女性3人が中心。リンダもマッケンジーもカッコ良いから映画的見栄えはするのだけど、さらにメキシコから米国への違法入国問題など、最近のアカデミー賞のごとく、なんだかフェミニズムやら反トランプ的な、アメリカの政治色プンプンなところが、ちょっと盛り込み過ぎじゃない?的な???

ジェームズ・キャメロン、シュワちゃん、リンダとみんな大好き。その三人が揃ったところで、張り切り過ぎちゃったのかもしれないかな?なかなか難しいですよね。メキシコでなくても良かっただろうし、リンダ入れるなら、他の女二人いらなかったかも(^^;

なので、深く考えずに、絵的に綺麗なマッケンジーを『オスカルに見立てる会』会員として楽しむとかで良いかもw いや、私は楽しみましたけどねwww

 

さて、来年のことを言うと鬼が笑う、と言いますが、もう年末ですからね。この週私的に一番大喜びしたこと。来年の秋に、ついにカラヴァッジオの『キリストの埋葬』が30年ぶりにバチカンから来日するそうです❤️ そうか、30年ぶりか。その30年前に上野で観て、私のイタリアLove人生が始まりましたから。今から楽しみで仕方ありません!!!ということで、皆様KISS VIPでお会いしましょう!