11/6-12, 2017 アメリカへのお墓参りと『女神の見えざる手』

3年前にアメリカの親友が亡くなって以降、ご両親に「年に一度は来ます」と約束し去年はその約束を果たせたのですが、今年はTPもヨーロッパだったし、このまま行くと約束が果たせない!と気づいた秋。慌てて自分のスケジュールや、ボストンでのコンファレンスの無い時を見計らい(国際会議が入るとホテル代が跳ね上がるのです)11月9日から1週間行って来ました。 5泊7日でも初日は到着が夜だし、帰国日は早朝発なので正味は丸4日。前半3日はどっぷりとシャロンというボストン南郊外の街で過ごし、最後の1日だけボストン市内という日程にしました。10代の留学でアメリカ初上陸がシアトル、その後就職した会社があったのはサンフランシスコとずっと西海岸に馴染んでいたのに、その後の人生ですっかり第二の故郷感を抱くようになったボストンです。ボストンを代表するブランドと言えばDD❤️ 空港に着くなりダンキンに迎えられ、いつも初日のディナーはダンキンのサンドイッチですww   さて、いつもの様にボストン・ローガン空港でレンタカーを借りて一気にシャロンまでドライヴしたのですが、今回初めてGPS(カーナビ)オプションを申し込みませんでした。割高でも(50ドル以上)、アメリカでフリーウェイの出口を間違うほど嫌なことはないのでいつも申し込んでいたのですが、今やiPhoneに標準装備されていますもんね。多分あまり希望する人がいなくなって来たのでしょう。今までHertzは初めから車に装着されていたのに、なんと「希望するなら渡すから自分で装着して」と言われてしまいました(汗)。そんな〜!自分でなんて、そんなの全然ゴールドサービスじゃないじゃん。出来ないよ〜!!と、やってみる前から諦めてしまい、「じゃあいらない」と、生まれて初めてiPhoneナビを使ってみたのでしたw   皆さん、iPhoneナビって使ってみたことありますか?ん〜日本でならきっと大丈夫なのかしら。あ〜そ〜か〜iPhoneって日本の商品じゃなかったものね〜と、その日本語の酷さにつくづく驚いてしまいました。当然私のiPhoneは言語設定が日本語なので、ナビも日本語で話すわけですよ。これがもう、何話しているんだか、ちっとも聞き取れないないのですwww  いや、笑っている場合じゃありません。走りながら、これはダメだと血眼でフリーウェイの表示を見ながら(あちらはフリーウェイでも夜は真っ暗です)走り続け、タダだから仕方ない(苦笑)と思いつつもiPhoneの欠点を初認識。3日間ちょこちょこ使い、最終的に出口番号はどうにか聞き取れる様になったし、全く聞き取れないおかしな発音のストリート名は画面表示を見る様にしてどうにか過ごしていたけれど、次回からアメリカで運転する時はiPhoneの言語設定を英語に変更すべきですねww   翌日はよく晴れて(でも気温は氷点下6℃!)、午後3時頃に親友のご両親宅にお邪魔する約束だったので、まずはこれも追悼旅の一環として(笑)空いているうちにと親友とよく行ったモールへ。そこはアウトレットモールで、最近は日本にもありますけどね。トリー・バーチが新しく入っていたのでチェックして、でも欲しい物は無かったのでいつものケート・スペードとコーチに入り、コーチでのあまりの人の多さに気圧されてスゴスゴ出て来て、結局一番好きなサックス5thアヴェニューへ。ここは見て回るだけで何時間でも過ごせるんですよねww  なので時間を決めて…結局靴2足お買い上げww その後前後しちゃったな〜と心の中で反省しながらお墓参りへ。ここがまた広大な敷地で、しかもお墓自体が立体的では無いので全く目印にもならないのですが、ありがたいことにお墓の場所(番地?)は簡単に霊園サイトで検索出来ます。我が家のお墓は富士霊園であそこも大変広いのに、地図持参を忘れた時はいちいち事務所に行って聞かなければなりませんでした。さすがに今は覚えてしまったのが嬉しいやら哀しいやら…ですが。そんなわけで、日本でも簡単にお墓の場所検索出来る様になると良いなといつも思います。 雪が降ったら絶対にもうお墓参り出来ない仕様。お花もろうそくもお線香も無く、ただ「来たよ」と語りかけるだけのお墓は、日本人の私にはイマイチ物足りないというか、理解出来ないのですが、それはもう国も人種も違うのだから仕方ありません。ただ…「来たよ」。貴女の分も私が買い物して、美味しいもの食べて、エアロを観て、人生楽しむからね…。   そう、彼女はエアロスミスの大ファンでした。90年代、エアロスミスのファンクラブはサンフランシスコにある会社が運営しており、そこで働いていた私は色々な勉強をさせてもらいました。いかにもアメリカ的だな〜と思ったのは、多くのボランティア・スタッフがいたことです。皆愛するバンドのために何かをしたい、というファンの人たちで、ツアーのある忙しい時だけお手伝いしてくれるのです。アメリカ人たちだけに正社員は皆気さくだし、逆にボランティアスタッフでも結構偉そうなので(苦笑)、最初は一体誰が社員で誰がボラさんなのか全く違いが分かりませんでしたww  2001年にアメリカでのファンクラブ運営会社が変わり、場所がサンフランシスコからボストンとなると友も時々ボラする様になり、2010年に日本から行ったTPでは現地ガイドとしてお手伝いしてくれたのでした。その時は「夢が叶った」と大喜びして、日本から行ったファンの方々と楽しく過ごしていた彼女でしたがその後病に倒れ、1994年に知り合ってからちょうど20年目に亡くなってしまったのでした。   ご両親はお二人とも80を過ぎて今も大変お元気で、毎回お父様が夕食を作ってくれます。これが美味しいんだな❤️ でもさすがアメリカ人。私も決して少食ではないのですが、いつも80以上の彼らと同じ量を食べることが出来ず、スケールの違いを思い知らされますww  お母様とはここぞとばかりにずっとおしゃべり。てか、もっぱら聞き役かなww  長年の間にはご両親とも何度も会っていたので、色々な話題は尽きることなくあっとゆー間に時間が経つのでした。   連日夕方からはご両親宅に通う中、土曜日はこれも3年連続で恒例となった共通の友人たちとのAnnual Reunion Lunchをしました。皆で故人とも行ったレストランで思い出話をするトリビュート・ランチ。いつまで続けられるかは分からないけれど、取り敢えず今年も出来て良かったです。 早めのクリスマスギフトで頂き、一番のお気に入りとなった超可愛いリップバーム❤️ 連日よく晴れて良いお天気でしたがこれが曲者で、気温は昼間でも氷点下5-6℃でした。テレビでは毎日記録的な寒さとニュースになっていたし、今までの記憶では氷点下はやはり1月や2月のイメージだったので、ここでも地球温暖化の影響を思わずにはいられませんでした。取り敢えずお墓が雪が降ってしまったら探すのが不可能な仕様なので、気温はともあれ雪が降る前に行ったわけですが、気温的には雪の方が暖かい(?)気がします。放射冷却現象恐るべし!   早くもシャロンからボストンへ移動する日曜日となり、11時にホテルをチェックアウトするとランチまで時間があったので昨年のTPで行ったジョーイ・クレイマーのカフェへ行ってみることにしました。残念なことに今年の8月にはオープンから13ヶ月でクローズしてしまったと聞いていたのですが、ここまで来たら自分の目で確認したかったのです。おやっ?ポール・サインはそのままあるじゃない! 車もいっぱい停まっているし、あれ?これはクローズってガセだったのかしら?と思ってそばまで行ってみると… ん?改装するだけ?…の様なサインが出ていました。が、中を覗いてみれば全くなんの作業もされておらず、小物だけ一切無くなっていて家具やカウンターだけが残っていました。これは…次にテナントで入ってくれる人待ちでそれまでは何もせず放置な感じ?来年来たらもうポールサインも無くなっているかもしれないですね…。残念なことですが、アメリカ人ってちょっと売上が低迷すると見切りをつけるのが早いですよね。昨年2回も行けただけで良しとするしかありません。そういえば、2003年に行ったマートルビーチのKISSカフェもその後無くなってしまったし、それを言ったら1994年のオープニングパーティー(その時のエアロスミスのライヴはブートが出ています)に行けたボストンのママキン・ミュージック・ホールもその後無くなってしまいました。ST&JPのレストラン、マウント・ブルーも無くなってしまったし、やはり興味ある所はなるべく早く行っておかないと行けませんね。そういえばと調べてみたら、かつてメガデスのTPで行ったアリゾナにあるアリス・クーパーズタウン・レストランはまだあるようでした。それにさすがのジーン社長(ポールもだけど)が経営するRock & Brewsレストランも続いていて店舗も増えているので、こちらはまだまだ大丈夫そうです❤️    日曜日の夕方には空港で車を返却し、地下鉄でホテルへ戻りました。月曜日は1日だけボストン市内で美術館に行きたいと思っています。今回の相棒はコレ。初めてアメリカでNissanに乗りました。いつもフォードだったので、スピードがマイルだけでなくキロ表示もあったのが日本を感じました。 そんな週の1本は、『女神の見えざる手』です。 職業は違いますがまるでアメリカ版『ドクターX』ww  米倉涼子が日本版でリメイクしてくれたらぴったりです。前週の『ゲットアウト』のように大どんでん返しがあり、でもこちらの方がめちゃくちゃ知的でついていくのがやっとながらとても面白かったです。主人公、ミス・スローンの心意気というか、生き様というか、アメリカの米倉、カッコ良かった。ジェシカ・チャステイン、『ゼロ・ダーク・サーティー』も良かったしね❤️   議員に働きかけ議会での立法活動に影響を与え、さらにマスコミや世論をも動かすロビイストといういかにもアメリカ的な職業の女性が、これもまたいかにもアメリカ的な銃規制法案に挑むストーリー。主人公以外に登場する誰もが良かったです。ネタバレしたくないので詳しくは書きませんが、さすがアメリカ人、女性でもこんなことするのか…というシーンで何度か登場する相手が、最初はひどく軽い人と見えたのが実際は徹底したプロだったのが良かったし、とにかくああ、こうしてアメリカの政治は動いているんだなと非常に興味深い内容で引き込まれるのだけど、観終わるとちょっと疲れを覚えますww 私にはとてもついて行けない世界だなと圧倒され、最後のどんでん返しに向かっての布石を振り返りたくなりつつも、すぐにもう一度観たいかというと、いや、いっか〜みたいなねww     それにしても日本の映画配給会社は、人名タイトルが嫌いですね〜。『ドニー・ブラスコ』(邦題『フェイク』)も、『ジェリー・マグワイヤ』(邦題『ザ・エージェント』ね。それを言うならジ・エージェントだしw)も、どちらも大ヒットしたのでアメリカ人との会話でもよく出て、絶対に原題で覚えていなければ話が出来なかったこと少なくありません。『ビリー・エリオット』は『リトル・ダンサー』になったし、『ケイトとレオポルド』は『ニューヨークの恋人』、『サリー』は『ハドソン川の奇跡』…そう考えると『エリン・ブロコビッチ』はそのままでよくやった!って感じだけど…この『女神の見えざる手』も『ミス・スローン』のままでいって欲しかったです。と、最後はお馴染みの邦題へのクレームでしたww   次週は、わずか一日ですがアメリカ最終日から書きますね。帰ってきたら日本も寒波のニュース。でもまだまだ、氷点下じゃないものww この冬は元気に過ごせそうですww  

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