Amy's This Week
2009.11
11/9-15, 2009 週報
なんだかめまぐるしく忙しい週でした。11月といえば酉の市ですが、今年は三の酉が無いので、そして二の酉は都合が悪かったため、慌てて一の酉へ熊手を交換しに。暗くなった夜に行ったのはとても久しぶりのことで、その美しさにちょっとした感動を覚えました。日本のAF1が毎年買っているお店からは、毎年DMが来るので浮気が出来ません。しかも、前年買ったサイズが書かれているので、ダウンサイズも出来ません(泣)。でも、毎年やってきたことだし、エアロスミスの健康祈願も兼ねているので絶対欠かせず。お値段5000円+ご祝儀1000円で6000円也。この「ご祝儀」って、脱税してるの??(汗)
ドバイ公演が終わった瞬間にまたまた湧き出たST脱退説は笑い飛ばしていましたが、たまたまタイミング良くジョーがライヴをしているニューヨークに居合わせたからとSTが飛び入りして、「俺はエアロスミスを辞めねぇぜ!」宣言しましたね(笑)。相変わらずSTは、ある程度のところまではわざとちゃらんぽらんな返事をしてはぐらかすくせに、ヤバくなってきたと見るとむきになるところがありますww かつて何度目かの薬疑惑の時も、最初は「そうかもな」なんてふざけていたくせに、最後には自分で髪をむしり取って「調べろ」とラボに送らせたとかなんとか…って、ありましたよねww 今じゃあ絶対に髪はむしらないでしょうがww
今回だって、自分だけマネージャーを変えたことをインタビューされた時に「まったくおかしなことするよな」なんて半端な回答していたから突っ込まれたと言えなくもありません。でもって、あまりにあちこちで言われるようになると焦ってしまったのでしょうか。STってめちゃくちゃ頭良い人なんですけど、こーゆーところ、ちょっとお間抜けってゆーか、可愛らしいところありますね。
可愛らしいと言えば……この週映画は3本。その1本目が『アンヴィル』です。泣きましたよぉ〜〜!!相棒に思いきり当たり散らすヴォーカリストのリップス。相棒が冷静に怒ると、泣きながら「一番身近で愛してるお前だから、当たってしまうんだ。 俺が悪かった。でも、お前しか言える相手はいないんだから〜〜。I'm sorry〜〜!I love you〜〜!」って言っていました。これ、思いっきりST&ジョーにダブりましたね〜。STは、間違いなく世界一愛している人間がジョー・ペリーですからね。でも、ジョーはビリーww そこらへんに、ちょっとしたSTのジレンマがあるかもしれませんねww ともあれ、ロックファンには必見の映画。そして、日本のメタル・ファンが世界に誇れる映画かもしれません。とても良かった。是非皆様も観てくださいね。
2本目は『あなたは私の婿になる』ラブコメです。40歳女史が28歳のお金持ちハンサムお坊ちゃま部下と恋に落ちるんだから、そりゃ楽しいですww それよか夏のアラスカ、白夜のアラスカがとっても素敵!いつか行ってみたいです。
3本目は『沈まぬ太陽』これはもう重くて重くて、とても簡単には感想を書き表せないのですが、ともあれ「人として」理想を抱くとはどういうことか。信念を貫くとは何のためか。もしかしたら、究極の自己チューなのでは?とも思える生き方の難しさを問いていました。答えは判りません。果たしてこの主人公も、人生最後で自らの生き方に悔いは無いのか?
さらに巨大企業の恐ろしさも、禍々しく伝えてくれました。対局の立場で働く私には全く理解出来ないことばかり。なぜそこまで酷いことされても皆辞めないのでしょう? やはり大きな退職金や年金、豊かな福利厚生を手放すのが惜しいから? このお話は事実を元にしたノンフィクションなのですが、どうしても今話題のJALにイメージを重ねてしまいますね。やはりあれだけ大きな負債を抱えるようになった元には、様々な内部の問題があってのことで、そこには多くの勝手な人々の思惑が絡まり合い、そしてもう誰の手にも負えなくなった巨大組織の恐ろしさが見えてきます。
映画としては、相変わらずどこでも大好演の香川輝之はお見事。さらに、どんどん悪くなっていく三浦友和も見ものでした。観終わって決してすっきりせずモヤモヤがずっと残りますが、とにかく重い作品。久々に超見応えのある、素晴らしい日本映画でした。
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