Amy's This Week

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2011.12.18

12/12-18, 2011 週報

ツアーが無事終了し、半ば放心状態のまま1週間過ぎてしまった感ですが、気付けばもう今週末はクリスマス!来週末はお正月ですよ!本当にあっとゆー間に時は経ちますね。チケットその他で死にそうになっていた夏がついこの間のような、遠い昔のような…。皆様もきっと、ライヴの余韻に浸る間もなく、年末の忙しさに追われているのでしょうか。どうか体調だけは崩さないように、頑張って下さいね。

今回のツアーで改めて思ったことがあります。AF1にご登録頂いている皆様を不安にさせてしまうかもしれないような事ですが、90年代には何度もこのお仕事にヘコたれそうになったことがありました。「どうしたら辞められるだろう?」そんなことを考えたことが多々ありました。でも当時のAF1代表のアメリカ人ボスは、ツアーなどでファンの方々に会うととても優しく接していて、その姿を見てどうにかやってきたのです。

そんな私ですが、年齢を重ねたせいもあるでしょう。今回のツアーでは当時のボスの気持ちがとても分かった気がしました。今まではTP参加の方々にしかなかなかお会いする機会が無かったのが、今回は初めて日本でもM&Gを募集したのでTPに参加したことのない多くのファンの方々にもお会いする機会に恵まれたせいがあると思います。多くの皆様の喜ぶ姿を見て本当に心から嬉しく思いました。「このためにやってきたんだ」と様々なことが報われた気がしましたし、もちろん、これからも頑張ろうという大きなパワーも頂けました。もしかしたら私もやっと本当のAF1スタッフになれたのかもしれませんね。

バンドは南米というもの凄い距離の移動を余儀なくされる地域のツアー直後の来日でした。普通なら、日本から観光で遊びに行くだけでも帰ってきてからしばらくは動けないほど疲れてしまう南米。そこから来て毎日ライヴの前にあれだけの人数のファンの皆様に会って一人一人に優しく接していた姿勢も素晴らしいものでしたね。STの愛するビートルズのアルバム『アビー・ロード』の最後にある『The End』という曲の歌詞の一節。「And in the end, the love you take is equal to the love you make. 」を思い出しました。

ということで、先週は超久しぶりに映画を観て来ました。『ポール・マッカートニーTHE LOVE WE MAKE 911からコンサート・フォー・ニューヨーク・シティへの軌跡』です。あの時、ちょうどNYにいてJFKから飛び立とうと滑走路へ向かう機内にいたポールは、なぜか飛び立てずUターンしてターミナルに戻った飛行機から降りて初めてニュースで事件を知り、その1ヶ月後にNYでチャリティー・ライヴを開催したのでした。

参加した豪華アーティスト陣はポールの他に、デヴィッド・ボウイ、エリック・クラプトン、バディ・ガイ、ビリー・ジョエル、JAY-Z、ボン・ジョヴィ、ジェイムス・テイラー、ザ・フー、ミック・ジャガー&キース・リチャーズ、エルトン・ジョン&ビリー・ジョエルetc.etc.… 映画のタイトルこそ発起人のポールの名が冠されていますが、映像は他のアーティストのシーンもたっぷりで、参加した全員が、犠牲になった人々を応援したい気持ちで集まったことがしっかりと表されているようでした。ストーンズ・ファンも、ボン・ジョヴィ・ファンも必見です。

ボン・ジョヴィといえば、もうすぐジョンも出演する映画『ニュー・イヤーズ・イヴ』が公開になりますね。特にジョンが主役ではありませんが、今までもなかなかジョンの演技は悪くなかったので、これも観たいなと思っています。皆様は今年のクリスマス3連休はいかがお過ごしになりますか?投稿にて教えて下さいね。楽しいクリスマスを!!

p.s.

STが日本で皆既月食を見れたか…?というご質問があったので。

ツアー最終日にあった皆既月食。その時我々は札幌にいました。宇宙が大好きなSTはもちろん、夜11時前頃にホテルから外へ出て月を探していました。でも…残念なことにその日札幌は雪で、分厚い雪雲に覆われた空に月を見ることは出来ませんでした。でもSTは「まっ、しょーがないやね!」と言って、元気にホテルに戻りました。