12/9-15,2019 KISSツアー中盤と、『ライフ・イットセルフ 未来に続く物語』

今回、日本では5本のKISSショウ。2本目で最大の山場となる東京ドームを迎えました。我々VIPチームも、全公演前日から仕込みです。入念に下見をし、動線確認もして、あとはもうKISSツアーの合言葉になってしまった「やってみなくちゃ分からない!」状態で迎えた当日でした。

東京ドームでのVIPは何度も経験ありますが、相変わらず広いスタジアムをライヴ会場に変貌させるスタッフ一同のお仕事ぶりには頭が下がります。特にKISSの場合、上から吊るす装置が多いので、ステージ設営前に多くの時間・手間が費やされます。前日にはフィールド上にトラックが入って、準備しているんですよ。

それがついに当日午後には、すっかり椅子も並べられて準備完了!誰か、この二日間の様子をタイムラプスで見せてくれないかな?

ステージの造りも複雑だし、花火その他の特効もふんだんに使うので、クルーも大人数でみんな大忙し。紙吹雪専門のクルーもいるのは、今年ラスベガスで繰り広げているエアロスミスと同じです。アメリカ人は、やたらと量で攻める紙吹雪が好きですよねw それが至るところに入り込んでしまうので、しまわれた機材を出すだけで、そこらじゅうに紙吹雪が散らばりますww そのため、開場前にはそれをお掃除するのも一手間かかるわけですww

東京ドームでは、直前になってUltimate VIPの集合時間が60分繰り上がりました。Ultimate VIPは全公演定員20名で、基本的には内容も同じなので、特に東京ドームだからといって時間が余分に必要というわけではなかったのですが、Ultimateに続いて通常のM&G VIPがあり、それが東京ドームでは200名プラス大人数のゲスト…ということで、スライドして前倒しになってしまいました。

KISSにおいては、『Crazy』というのは褒め言葉ですw ライヴもCrazy、バンドの働きぶりもCrazy、物販の種類もCrazy、ファンもCrazy…『破格』『型破り』などと訳すのが一番ふさわしいでしょうw そして、ゲストの数も Crazyなんです(^^; どの来日アーティストでも、特に東京ではゲストを迎えますが、通常は10名ほど、多くても20名ほどです。それがKISSの場合、前回の東京ドームで「今日のゲストは何名?」と尋ねたら、「ん〜、250から300くらいかな?」という答え。ええ〜〜っ???思わず聞き返しました(^^; 嘘でしょう?!

…という経験があったので、今回はもう驚きませんww とはいえ、元々のVIPで200名以上いるのだから、今回のゲストは少し少なくなることを期待していました。そしたら、なんと80名ほどですって!いや〜、慣れって恐ろしいですね!他のアーティストだったら、80と聞いたらひっくり返るほど驚くのに、KISSの場合、80と聞いて、めちゃくちゃ安心しましたよwww

そして東京ドームでは、事前にはステージサイドに設営予定だったピットが、仙台などアリーナ会場と同じ場所に、床を上げて設営されることになりました。これは本当に良かったですね!これで、Ultimateの皆様は、どの公演でも同じ場所からライヴを楽しめることになったのです。サイドでは遠過ぎますから。こんな感じ。

東京ドームのUltimate VIPはまずオンステージ・ツアーから。ドラムライザーに上がって、写真を撮ってもらえるのはきっととても嬉しいですよね!VIPにはライティングやビデオのクルーも協力してくれているので、バックには巨大なKISSの文字もあります。

続けてジーンの斧ベース、ポール&トミーのギター、そして火の出る剣…などと撮影して、ステージツアーは終了。次にバックステージに行きます。

KISSのCrazyさは、バックステージのお部屋案内にもあります!通常であれば『Production』だとか『Dressing Room』だとか、当然用途を表わすのが案内ですよね。それがKISSの場合はご覧の通り。もう何が何だか、分かりません!ww

仙台ではVIPチームのお部屋はNOLA(ニューオリンズです)でしたが、東京ではCanadaでした。あれ?逆だったかな?ww そう、結構毎回変わるんですw でも東京ドームのバックステージにはエレベーターがあるので、エレベーターだけはちゃんとそのままですね!むしろそれが変な感じww ちなみに、ケータリングは常にChicagoらしいです。同じCだから?www あと、どうやらポールのお部屋も変わらないみたい。バカの一つ覚えのように、これだけは覚えましたよww

そして、ブーツ・フィッティング・タイムです。ジーンとポールのブーツにトライ。全員が終わると、今度は試し履きをしたブーツを両手に持って記念撮影。こちら、VIPクラブのHBKさんです❤️

こうしてやっとUltimate VIPのプログラムが終わり、ミート&グリートを迎えました。Ultimateの皆様はミーグリと撮影で2周して、それが終わるとM&G VIPの皆様200名!と、さらにゲストの80名でした。Crazy, CrazyなKISS VIP at 東京ドームでしたが、スタートを1時間繰り上げたからか、今回は開演前にゆとりをもって終了することが出来ました!あ〜〜、一安心。

そして、Ultimateの皆様と再集合して、ピットへご案内です。これはジーン側の皆様。私はこちら担当でした。

ライヴが始まるとこんな感じ。

いや〜、音はデカ過ぎだし、花火は熱いし、ステージがせり上がってしまうと、もう真下過ぎて何も見えないしwww それでも、皆様、一生に一度の良い思い出だったと思います❤️

私も出たり入ったりしながら一緒にライヴを楽しみました。そしてポールが飛ぶ時は逃してしまったので、戻ってくる時はしっかり構えて撮りましたよ。ボケボケだけどwww

終盤にはYoshikiが登場して、東京ドームを盛り上げてくれたのは皆様ご存知の通り。こうして、無事に、最大の山場、東京ドーム公演は終了したのでした。お疲れ様でした〜!!

翌日は1日だけ帰れたので、通常業務。来年のエアロスミスでバタバタです(^^; とはいえKISSツアーは、間に通常業務の出来る日が挟まるのがとてもありがたいです!ま、来週はラストスパートで4連チャン出っぱなしですが。頑張ります!

週末の盛岡は、朝起きたらホテルの窓の外は雪が舞っていました!会場入りした時もまだ雪が降っていて、会場前にあるめんこいテレビの社屋前で写真撮るどころじゃなかったですね〜(涙)

それでも先行物販に並ぶ人は増えるばかり。え〜!まだ販売開始まで3時間もあるのに〜?!皆様寒いのに本当に可哀想。なんかごめんなさ〜い!と、謝りたくなってしまいました。

盛岡は開演時間が早く、ステージの花火テストなどがまだ終わっていなかたので、Ultimateの皆様は、バックステージが先。そこでブーツ・トライをして、その後しばらく花火テストを見学しました。

そしていつものオンステージ・ツアーから、ミート&グリートです。盛岡でのミーグリは、バックステージのお部屋で実施されることになりました。「ミーグリ会場どこですかぁ?」「ラスベガスです〜!」www

中盤、なんとなくこちらにいて、ステージ脇でいつまでも炎が見えるな〜と思っていたら、スタッフが慌ててステージ前に置いてある消火器を取りに来ました。えっ?と思い目で追っていたら、しばらくしてその炎が消え…。あ、マジな火事だったのね(^^;

とまあ、いろいろありましたが、どうやら盛岡も無事に終了しました。そして、これを書いている今は、「盛岡のVIP写真アップはまだですか?」というお問い合わせに追われています(@@; 確認したら、写真をアップロードするクルーのWifiが盛岡では調子悪く、今日は移動日。なので、明日の月曜日以降になるとのことでした。ま、こんなこともあります。以前Dokkenでは、3週間後でしたからね!正直言って、時々アメリカ人の仕事ぶりにイラっとくることがなきにしもあらず。とはいえ、どうしょもないので、悪い部分も含め、洋楽の仕事を愛さないとね(^^;

 

そんな週の一本は、『ライフ・イットセルフ 未来に続く物語』です。

前半のニューヨーク部分は暗く、かと思ったら突然スペインはバレンシアに話は飛び、しばらくすると再びニューヨークでやっと話が見えて来て…まあ要するに、「いろいろあっても、未来に繋がっていくんだよ」というお話…かな。

全体の流れはそんな感じで、私としては「う〜ん」という感想なんだけど、バレンシア・パートに登場するバンちゃん(アントニオ・バンデラスねw)がやたらカッコ良かったです!!若い頃はなんだか濃すぎて苦手だったんだけど、『シュレック』に登場する長靴を履いた猫(Puss)の声優をやってから、ちょっと見直していました。あ、ユーモアあるのね❤️と。で、今やかなりシルバーヘアになったところで、濃さが薄れ(文字通り!ww)、素敵な中年に。

で、このバンちゃん扮する孤独な男性が、お金はたっぷり持っていて、でも全然嫌味のない、素敵な人なわけです。若い家族の後ろ盾となり、夫は多分嫉妬して身を引いてしまうのだけど、バンちゃんはその若い妻に手を出すわけではなく、本当に父親のように母と子の相談相手になり、愛情を注ぎます。もう私は、このバレンシアのパートだけでしっかりと映画を作って欲しかったくらいw

ま、最終的にニューヨークに戻らないと、この作品のテーマにはならないのでしょうが。いやもう、バンちゃんが良かった!!それだけで十分な作品でしたw

 

さ、明日からはKISS EOTRJT最後の詰め、大阪&名古屋です。帰ってこれるのは金曜日か。でも、これで本当に最後だと思うと、マジ寂しいですね!!!もちろん仕事は最後まで気を引き締めてやるつもりですが、一人のファンとして、あと2公演。しっかり目に焼き付けたいと思います!ではまた!!

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