2/1-7, 2016 モーリス・ホワイトと天皇陛下

洋楽ファンの間でいつの間にか、『呪われた夜』(イーグルスのOne of These Nightsの邦題)ならぬ『呪われた1月』と言われていた1月が終わり、少しほっとしていたところに、Earth, Wind & Fireモーリス・ホワイトの訃報が届きました。ダンスミュージックとかディスコミュージックなどのジャンルを遥かに超えた彼らを、嫌いなロック・ファンはいないでしょう。2000年には、『ロックの殿堂入り』も果たしています。そのグループの創設者が、モーリスでした。 フィリップ・ベイリーとのツイン・ヴォーカルと豪華なホーン・セクションが特徴とよく紹介されましたが、私はお兄ちゃんの後ろで本当に嬉しそうに楽しそうに派手に動き回るベースのヴァーダイン・ホワイトが大好きでした。「私の兄でありヒーローであり親友だった…」と兄の死後公式にコメントした弟には、これからも自身のヒーローの偉業を継いで活動を続けて欲しいです(近年、E,W&Fはパーキンソン病と戦うモーリス抜きで活動していました)。   話は変わりますが、この週の始め、フィリピンをご訪問されていた天皇皇后両陛下の戦没者慰霊の様子がテレビで放映されていました。この時に限らず、園遊会その他私はいつもこういった映像を見るのが大好きです。なぜなら、これって本当に勉強になるんですよね〜。   これらは、まさしく天皇皇后両陛下のミート&グリートですよね。残念ながら撮影もサインもありませんがw  セキュリティー体制最高度のミーグリとしてそのやり方をよく見ると、やはり洋楽アーティストのミーグリ方法(私の基本です)は、全く間違っていないことが分かります。   最重要課題はもちろん安全=セキュリティーです。まずは参加者全員、「完全に両手手ブラ」をお願いされていますね。女性でもバッグNG。とにかく何も持っていてはダメです。が、天皇陛下の場合はスーツ着た男性でもポーチのような小さなバッグを肩からかけている人が時々見受けられました。これはお年寄りが多いので、何かの発作用や気付け用の薬などを入れているのかもしれませんね。とにかく絶対に手ブラ!と言われる為、苦肉の索のポーチなのでしょう。きっと参加される皆様の荷物は、カメラが写さない場所にまとめて置かれているのでしょう。   そして「動いちゃダメ」。これは通常の洋楽ミーグリの逆パターンですね。こちらはアーティストが動かずファンが動く。天皇陛下は逆で、謁見者は動かず陛下が動く。なぜ逆なのでしょう?これはきっと、あくまでも陛下のペースで動いて頂く…ということでしょうね。そういえばKISSのアコギ・ショウ後のサインサービス時がコレでした。「ファンに絶対に動かないよう言ったか?」と何度もマネージャーに念を押されました。メンバーは誰にサインをしたか、していないかをちゃんと見ながら動くので、ファンが移動するとそれが分からなくなる…ということでした。それでも2015年2月の来日時の初日は、3名ほどあとで「ジーンからサインが貰えなかった」という人たちがいました。そこですぐにマネージャーにジーンのサインをお願いすると、「動いたから貰えなかったんだ。今日はサインもらってやるけど、明日以降はサイン貰えなくてももう知らないぞ。絶対に動くなとしっかり言っとけ」と言われました。あ〜〜申し訳ありません。私の言い方が甘かったばっかりに… orz    そんなわけで、二日目はめちゃくちゃしっかり「動いちゃダメですよ」と言いつつ、サインサービスが始まってからも動く人はいないかと目を光らせ、少しでもいたら「動かないで〜」と必死になって言っていました。言われた人、怖かったでしょうね〜、ごめんなさいw  だいたい私の長所であり同時に短所でもあるのが、NG事項を超はっきりNGと言うところです。でもNGな事は最初にはっきりと言ってもらわないと、よく分からないまましてしまった事で怒られるのは理不尽ですものね。   なので、それでもルールを守らない人は、NGを分かっててやるのですからそれは松本怒ります。もしもAmy Matsumotoは感じ悪い、起伏が激しい、突然怒る…などと言う人がいたら、その人は確信犯でルール破りをした人ですねw  もちろん滅多にいませんが、残念ながら20年も続けていれば時々いますから。が、KISSの話に戻れば、もちろん二日目以降は参加者全員、無事にバンド4人のサインをコンプしていました。皆様、ご協力ありがとうございました❤︎   天皇陛下の話に戻ります。ミーグリの際、セキュリティーの次に重要視されるのが礼儀・マナーです。これも天皇皇后両陛下の場合はセキュリティーと並んで最重要なことでしょう。天皇陛下のミーグリは野外で実施されることが多いですが、フィリピンのような暑い場所でもミーグリ参加者に誰一人帽子をかぶっている人はいませんね。天皇陛下が登場するまで、荷物を置いて、順番通りに並ばされてかなり待たされるでしょうが、とにかく帽子はNG。かぶって来た人は、荷物と一緒に帽子も置くように言われたのでしょう。   どれほどフレンドリーに接してくれるアーティストに対しても、やはり礼儀やマナーを持って接して頂きたいと思うので、時々いらっしゃるお帽子の方々には、ミーグリ前にやんわり「帽子を取ったらいかがですか?」とお伝えしています。皇后陛下や貴族のドレスハットは別ですが、我々庶民にとってそれは「日除け」もしくは「防寒」なわけです。ましてアーティストのミーグリは屋内実施がほとんどですから。でもこれに関しては「やんわり」言うだけで、それでもかぶっていたい、という方にはそれ以上は言いません。まあ、ファッションはT.P.O.ということでよろしくお願いします。   さて、久しぶりに映画を観ました。シリアスなジョニー・デップが帰ってきました❤︎ 『ブラック・スキャンダル』です。 原題は『Black Mass』。ウマイですね〜。黒い集団と黒いマサチューセッツ州をかけています。でも日本ではそれは通じないと思ったか、はたまたブラック・バスに似た響きだからか?w 邦題はなんか陳腐な感じになってしまったのが少し残念です。私は知りませんでしたが、実在の人々ということで、ボストン出身のエアロスミスやエクストリームのメンバーは、もちろん知っていたお話なんでしょうね〜。きっと興味深く観たことでしょう。   かく言う私もボストンは馴染み深い街なので、観るのをとても楽しみにしていました。『サウシー』と呼ばれるボストン南部はアイリッシュ・ギャングの街だったのですね。ボストンは、北にイタリア人街があって美味しいレストランやカフェが沢山ある割には、セントパトリック・デイには派手な緑だらけになるパレードが開催されます。イタリアンvs.アイリッシュは文化だけではなく、ギャングの歴史もあったんだな〜と納得。でも、エクストリームはボストンから少し北の出身ですし、エアロスミスはなんと言ってもアイリッシュに対抗するイタリア系なので、サウシーには縁が無さそうで一安心した次第ですw   それにしても、実在の人物に似せたのだから仕方ないとは言え、ジョニーの髪型にはかなりがっかりしちゃったな〜w  でもやはりこういったシリアスな役に戻って来てくれたのは嬉しい限り。今年のグラミー賞授賞式にはジョー・ペリー、アリス・クーパー、ダフ・マッケイガン、マット・ソーラムらとバンド出演もするとか。あ〜、楽しみです!!  

最新記事