Amy's This Week
2024.02
2/12-18, 2024 『不適切にもほどがある!』と、『瞳をとじて』
我が家ではテレビがハードディスク録画出来るようになった20年ほど前から、先1週間の見たい番組を録画してテレビ視聴しています。それは地上波もBSも同じ。なので毎期ドラマは興味持てそうなものを一通り録画してその後1-2話で止めるもの、続けて観るものと分かれていきます。
そんなテレビ視聴法の私が今期まだ観ているドラマはNHK大河とNHK日曜23時海外ドラマの定番以外を除くと、TBS金曜の『不適切にもほどがある』だけ。いや〜参ったなw 面白過ぎて毎回爆笑していますよww
阿部サダヲ演じる主人公小川さんは私の地元品川区の幼馴染にそっくりでwww ヤバい。笑い過ぎるw タバコ吸い過ぎw 口悪過ぎww
1986年って…私が好きだったのでいうとプリンスのKISSとか、ロバート・パーマーの『Addicted to Love』なんかがヒットしていた頃。どちらも今や亡くなっているところが切ないです。あ〜!この年にエアロの『Walk This Way』がRun D.M.C.でリバイバル・ヒットしたんじゃない!初めてあのMVを観た時は、「え?このスティーヴンとジョーって本物?!え?まだ生きてたの(涙)全然変わっていない!」と驚愕したのでした。よもやその38年後も彼らが元気に生きていると、タイムマシンに乗って1986年の自分に教えてあげたいですw あ、でもお手洗いに落ちるのは嫌だな〜ww
私はマイペースに洋楽ファンなファッションだったというか、カッコつけて言えば洋楽ファンな生き様だったのでw 女子大生ブームとかワンレン・ボディコンなどは興味無かったんですが、ドラマの純子ちゃんは「10代のうちに遊びまくって、クラリオンガールになるんだよ!」と言っててこれにも大笑いw そんな女子多かっただろうなw みんな前髪をとさかのように立ち上げていましたねw あ、純子ちゃんは聖子カットなのかな。そしてもちろん、こんな純子ちゃんのセリフの後には「あくまで昭和における個人の価値観です」というテロップが入りましたw サイコーだwww
毎回ミュージカル・シーンがあるのもめちゃめちゃ魅力です。2話ではあの実朝(『鎌倉殿の13人』の源実朝役だった柿澤勇人サン)が歌って踊って大盛り上がりww ディズニーのミュージカルか?柿澤さんバレエダンサーか?www サイコー過ぎるwww 公式の動画ありました。ミュージカルシーンだけ何度観ても飽きません。
https://www.youtube.com/watch?v=VwS7QDPC-Do
またさらに面白いのが、ミュージカルシーンの楽曲が昭和の実際の曲に似せて作られていることです。パクっているわけじゃなく、そう、オマージュしているんですね。これの原曲を考えるのも面白いです。この実朝シーンは分からなかったんですが、3話では三浦義村(スミマセン、未だ鎌倉殿を引きずっていますw)が意外にも(?)凄く良い動きで歌って踊ってくれました。
これも公式動画ありました。あとでまたすぐ観れるように貼っておきますw
https://youtu.be/eGLF_FYZeLo?si=FcA89kXNAEA9kvwj
うふふ、色っぽいぜ〜というところで、あ!聞いたことある!ww でググってしまいましたw 「うふふ、色っぽいぜ」と入れたら一発!桑名正博の『セクシャル・ヴァイオレットNo.1』でしたw 懐かし〜w
そしてこの後は一目で分かったQueen風。阿部さん本当にピアノ弾いているのかな。この人本当に歌も上手だし、なんでも出来る人のよう。なんでもと言えば、八嶋智人さんも素晴らしいですよね!
https://youtu.be/XTHVD9Fe3ss?si=w9tF4xVzlSmDD5Ej
今のところ5話まで放映されていて、ミュージカル的には5話はあまりパッとしない印象だったので遡って思い出して感動したのをピックアップしています。
4話もまた最高でした。いやホントに私も未だ引っかかるのが「よろしかったですか?」ww そこ過去形じゃないでしょ?と心の中で毎回突っ込んでしまいます。小川さん、ナイスツッコミw
そんな小川さんは1986年から来たにしてはスマホへの順応能力が異様に高いですが、確かに私だって昭和生まれとはいえ今やスマホの無い世界は考えられないですもんね〜。わかハッシュタグちゃんw
SNSはそんなに真剣に捉えるものじゃないと歌う仲里依紗サンたちが歌う曲は、イントロから一発であれよ、あれ!シュガーの!と思って速攻でググりました。「シュガー、結婚式」すると出ました。曲名は『ウェディング・ベル』!これだぁw
https://youtu.be/nRFfbWOWo7w?si=7vPUSzjQnUtgGAJz
それにしても仲里依紗サン歌上手だし可愛いですね。仲サンは以前某バンドのVIPにゲストでいらしたことがあって、とても感じ良くて好感度高かったです。逆に、めちゃ感じ悪かったのがずいぶん前ですがエアロのVIPに来たRH(ロス・ハルフィンじゃなくww って、コレどこかで既に書いた記憶ありましたw)サン。態度悪かったな〜ww ま、彼女は女優サンでもないしね。
閑話休題。ミュージカルシーンは全員が口パク丸分かりなんですがそこは仕方ない。全員ミュージカル俳優ではないですから。あ!実朝(柿澤サン)はホンモノでした!道理で動きがサイコーだったわけですね❤️
動きがサイコーだったといえば阿部サダヲさんも、本職ではないのに動きサイコー!コレ観た瞬間に矢沢だ!って分かりました。で早速「矢沢 タオル投げ」で検索w 出ました。『止まらない Ha〜Ha』というんですね。小川さん巻き舌になっていたw もっと長くやって欲しかったなw 何度でも観てしまいます。好き過ぎる!!
https://youtu.be/qtoDiLlULxg?si=vnVO8Fk7mVepWuQy
小川さん(阿部サダヲサン)が歌や踊りが上手というのは、4話のカラオケシーンでも驚きました。沢田研二の『カサブランカ・ダンディ』を歌った時。やはり口パクですがアフレコは阿部サンご本人。めちゃ沢田研二に似せた声を出していましたね。サイコー!
この曲がパワハラというかもはやDVというのは確かに。改めて歌詞を聞くと驚いてしまいますね。そう言えば。2022年ラスヴェガスに行った時プリンス・トリビュートのショウを観ました。それがめちゃ良くて、帰ってきてから持っていたDVDで『パープル・レイン』を観たんですよ。そしたら…あのプリンスがガールフレンドを張り倒すの。もう真っ青。1984年の映画でした。当時は誰も疑問を持たずに制作されたんですよね。今じゃああり得ないです。…なんて思ったことを思い出しました。
ミュージカルシーンではないけれど、めちゃ笑ったのは1986年のキヨシのお父さん(当時中学2年)が2024年の離婚した妻(あ〜!ややこしい!!w)に電話で「あんた、厨二病なのよ!」と叫ばれ、電話を切ってから「春が来たら中3だし」と言うところwww そうか、1986年には厨二病という言葉自体が無かったんですねw 可愛い!ww
とまあありとあらゆるシーンで大笑いしている『ふてほど』。今後の展開で可愛い純子ちゃんや小川さんがどうなったのかが分かるようで、なんだか今から怖くてドキドキしています。未来って知りたいようで知りたくないですね。そして過去は…戻ったら変えたいことはいくつもあるかも。いや変えてはいけないんですね。だったら変えずに、1986年のライヴをもう一度観たいかな。全盛期のボン・ジョヴィの『Livin’ On A Prayer』とかサミー・ヘイガーのVan Halen『Why Can’t We Be Friend』とか。復活エアロももちろん。そしてジョン・ボン・ジョヴィ、サミー、ST&ジョーたちに「2024年も元気にしてますよ」と教えてあげたいです❤️ ということで最後に1986年のST&ジョーを貼っておきます。変わってない!!!
そんな週の一本は『瞳を閉じて』です。
スペインの巨匠ビクトル・エリセ監督の31年ぶりの作品です。ってごめんなさい!私エリセ監督作品は観たことありませんでした。だから全然前知識無いままの鑑賞。2時間49分という大作でしたが、気づけばちょっと退屈になるとすぐ寝るこの私が、全く寝ずに最後まで観ていました。とても良かった。
バラードは苦手で早い曲が好きな私なのに、この作品は淡々とゆったりというか優美に展開します。劇中劇というか、映画の中に過去の映画があり、それで始まりそれで終わります。そっちも全部観せてくれ!と思っちゃいました。さらに長くなるのにw
あまりバックに音楽が流れず、ストーリーだけでなく文字通り静かに進みます。だからこそ、海が見えるシーンでの浜に寄せる波の音がとても良い感じ。主人公も波の音がする住まいで暮らしていて、決して豊かな暮らしではないのだけれどこれぞ本質的な豊かさと気付かされます。良い仲間、美味しい食事、常に寄り添う犬。そこに波の音が重なるなら、他に何がいる?
日々日本で慌ただしく暮らし、身近な海外といえばアメリカ…そんな自分に欧州の本質的な豊かさを見せてくれたスペインの監督でした。あ!大好きなラッセ・ハルストレム監督に共通するところがあるかも。ラッセ・ハルストレム監督よりもっとずっと成熟したというか、それを過ぎて枯れた感があるかも。いずれにしても、これぞ大人の映画だと思いました。優雅でした。
この週は、ヴァレンタインデーにQueenのライヴ@東京ドームでした。一体何回目のQueenだろ?w ほぼ観た人全てが絶賛するショウだし、確かに完成されていました。ソツが無いというか。私はブライアンのギターがナマで聴ければそれで満足。でもロジャーもサポートのドラマー(パーカッションと呼んでいて「うまい!」と思ってしまいましたw)とのプレイでめちゃパワフルな良い音でした。アダムは…そう、文字通りソツが無くなりこなれていました。だからこそ、フレディーの声と比べてしまうようになって私としては残念に思えてしまってごめんなさい。私は…前回の少しはにかみながら、それを払拭するかのように大胆に振る舞い、あたかも「ボクはボク。フレディーとは比べないで」的だったアダムの『キラー・クイーン』をもう一度観たかったよ。
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