ついにこの日を迎えましたね。MR.BIG最後の最後。リアル最後でございます。あ、ガチリアル最後は武道館（なんか出川さんみたいになってるww）ですが、この週は大阪へ行って来ました。

基本いつだって大阪は東京より少し温度が高いのがフツーでした。がこの日は特別！粉雪が舞うめちゃ冷え込んだ日でした。そんな中、お天気に負けない熱い心で集まって下さったVIPの皆様、ありがとうございました！会場内では午後1時頃急ピッチでアリーナの座席が並べられていました。

15時にVIP受付が始まり、その日の流れやミーグリの説明などをしたのち、サウンドチェック・パーティーです。その日の事前の段取りでは、本当のサウンドチェックを終えたバンドは一旦引っ込み、私の呼び込みでステージに上がるはずでした。がバンドは引っ込みませんw そしてそのまま「入場OK」の合図がありVIPの皆さんが場内に入ることになりました。もうグダグダw そしてステージ上にバンドがいる状態なので、アリーナに入場した瞬間から歓声が上がり、ステージから目は離したくないわ、自分の席は見つけなくてはならないわ、皆さんも大変だったでしょうw やがてどうにか皆さんが席に着いたかと見えたと同時にエリックの「ハロー！ウェルカム！」の声でサウンドチェック・パーティーが始まりました。

1曲目は『Mr. Gone』。城ホール全体から見ればアリーナの前方一部にしかお客さんが入っていない状況なのですが、やはりVIPの皆様は熱いですね！バンドから撮影禁止が通達されていたのもこの為なのだと分かります。誰もがスマホを通してではなく、直接熱い視線をステージに送り、両手を叩きまたは高く掲げてバンドに呼応する…この光景がバンドは欲しかったんですね。

続けて2曲目が始まりました。この日のための『Forebver In Our Hearts』です。めちゃくちゃ嬉しいような、でもとても哀しいような曲。VIPが始まる前に少しポールと話したのですが、ポールから「調子はどう？」と訊かれ私は「Happy & sad」と答えたのです。この日は誰だってそうじゃないですか？するとポールは「うーん、そうだね。そうかもしれないね。でも…僕らは皆をHappy & Happyにするように演るよ！」と言ってくれました。

VIPの皆さん、Happy & Happyになったかな❤️　2曲が終わるとQ&Aコーナーに突入です。「日本に来たら必ずこれは食べる！というものはありますか？」という質問に…ほぼ全員が「Sushi」は言っていましたね。あと「Katsudon」もw あと何がありましたっけ。あーもう全然覚えていません。ごめんなさい！

「行ったことがない国で行きたい国はありますか？」という質問にはエリックが「無いね。行きたいところには全部行ったから」ときっぱり言ったのが印象的でした。あとビリーかニックは「オーストラリアとニュージランド」と言っていた記憶があります。あと鮮明に覚えているのは「これが本当に最後になりますか？再びMR.BIGでプレイすることはありませんか？」という質問にビリーが「No. Never」と即答したのがグサリと来ました。その覚悟で挑んでいるんだなと改めて悟り、私も皆さんにとって本当に最後となるMR.BIG VIPをとにかく最高の思い出にして欲しいとステージからVIPの皆様を見渡しながら再認識したのでした。

そしてミート＆グリートです。相変わらずあっという間の流れですが、写真はずっと残りますからね。皆さんがリラックスしてベストな表情で大好きな人の隣で写るように願っていました。

VIP ClubのMaggotsさん。良い表情です。この写真はオフショットとしてMaggotsさんにお送りさせて頂きました。

前回はまだコロナ禍の影響からタッチはNGで、確かグータッチが精一杯だったと思いますが、今回はNGレスw もう好きなことやっちゃって下さい！勢いですよ！なんてご案内していましたww ハグして、匂いも嗅いで…www 最高の一瞬は一生の思い出です❤️

VIPの皆様からお預かりしたプレゼントやカードは宛名のある物はそれぞれのメンバーに直接渡し、バンド全体への物はこの日はマネージャーにプロダクションルームのテーブルの上に置いておいてと言われましたので、こんなふうに並べておきました。

VIP Clubのまりこさんと並んだVIPの皆様です。ミーグリが終わって緊張が解けた笑顔が最高です。まりこさんがバスタオルを柵に掛けさせて欲しいと言うと皆さんが快くOKして下さったそうです❤️

こうしてMR.BIG大阪VIPは無事に終了しました。皆様にとって最高の日になりましたか？あとは東京を残すのみ！本当の最後の最後ですね。涙

そんな週の一本は、『ファイアー・ブランド　ヘンリー8世最後の妻』です。

先月ヘンリー8世の6人の妻たちが主人公のミュージカル『SIX』を観ており、「Divorced, Beheaded, Died. Divorced, Beheaded, Suivived」と歌う歌詞から6人の生涯の末路を覚え、一番最後のSurvivedした妻が一番馴染みが無かったのでめちゃくちゃ楽しみにしていました。

ヘンリー8世の晩年でもあり、とにかくただの我儘傲慢爺さんなヘンリー8世。それをあのジュード・ロウが演じているんですよ。言われなくては分からない。まあ衣装やメイクの成す技と思うけれどあのネイキッドなお尻は…？絶対吹き替えだと思いたいです！w

のちに英国女王となる私の大好きなエリザベス一世はほとんどキャサリン・パーに養育されたんですね。そんな幼いエリザベスも登場したし、コスチューム・プレイ（西洋の時代劇）ファンには堪らない、この時代の英国の暗い雰囲気を存分に楽しめる作品でした。

冒頭で「歴史とは男たちと戦（いくさ）だ。それ以外のことは妄想で埋めるしかない…」的なナレがあり、まさにその通りだし、だから歴史は面白いのですが、この作品の結末が事実であればそれこそ本当に面白いし、その後の英国にメアリー→エリザベスと女王が続いた事実の礎になったのかもと考えると最高に面白くて仕方なくなるのでしたw

大阪から戻り日曜日は東京ドームでした。遅めランチは大好きなFriday’s❤️

デザートにニューヨークチーズケーキを頂き、いざライヴですw

この日は久しぶりの黒服限定。これで昨年楽しんだツアーのラストと思うと感無量でした。

ドームと言えばお楽しみは開演前のビールなのに、この日はアルコール販売無しでびっくり。え？バンドの意向なのでしょうか。

めちゃ遠かったけれどドレッドが美しいINO様の後ろ姿どうにか撮れましたw