3/23-29, 2009 週報

春めいてきたとはいえ、まだまだ冷え込んだ週でした。雨なんかも降ったりして、東京では最高気温11度なんて日も。こういう時期に一番風邪をひき易い気がするので、よく食べてよく寝ておかなくちゃ。

で、映画は3本てか、2.5本ww 1本目は試写会で『ミルク』。ジョーン・ペンが主演男優賞でアカデミーを受賞したばかりの話題作で、受賞時のスピーチでも彼の本気度が伺われましたが……なかなか軽いような重いような作品でした。

1977年に、全米で初めてゲイだとカミングアウトして選挙に立候補し、市政執行委員に選ばれた活動家ハーベイ・ミルクの伝記映画で、マドンナの元夫、ショーン・ペンが相変わらず素晴らしい演技を披露。 さすがアカデミー賞獲得だけあります。

政治活動だけではなく、彼のゲイとしてのプライベートライフも出て来るから、 ストレートの男性だったらちょっと不快なシーンもあると思います。 私も違和感を感じるところがありました。 でもそれは自分とは違うから、という意味でしかなく、 例えば、エスキモーの人々が生のままアザラシの肉を食べるとか、 アメリカ人が生のままマッシュルームを食べたり、 ケバケバが付いた皮のまま丸ごと桃やいんげんを食べちゃうとかと同じ様な違和感なわけで。ただ自分にとっては自然じゃないから…ってゆーだけ。 でも、それが自然な人もいるわけで。それは理解しないといけないと思います。

数年前にTVか何かで見たんだけど、同性を愛する人というのは、今では 生まれた段階で既にDNAがそうなって生まれているという事が判ったそうです。 生まれながらに髪が濃かったり、身体のどこかにアザがあったり、 私の友達にいるんだけど、股関節脱臼で生まれた為かなりのリハビリをしたけど 大人になった今でも、歩き方がちょっと普通ではないとか…… 生まれながらアトピーの人もいれば、私は生まれながらの喘息体質だし…… 。

ま、そんな感じだということが科学的に判ったのだから、 今や絶対に、絶対に差別してはいけないのです。でも私のアメリカ人の元上司の一人がゲイだったんですが、出張の時とかホテル滞在で、ちょっと彼の部屋に二人きりで入って何か話するのも安心だし、そんなとこ人に見られても何も噂にはなりません。あちこち二人で出張することも多かったので、私にとって彼がゲイだったのは とても有り難いことでしたね〜ww

ってことで、この映画の中では、70年代にゲイの教師を追放するという法案Proposition 6への反対運動をして無事否決されたけれど、現実に昨年2008年にはゲイ同士の結婚を認めないというProposition 8がカリフォルニア州で可決され、まだまだゲイの権利の戦いは現在進行形なわけです。奥の深い問題です。

でもって、話は飛ぶけれど、私の大好きなジェームズ・フランコが、ハーヴェイ・ミルクの最初の恋人役で登場し、やっぱショーン・ペンとキスなんかもしちゃうわけですよ!ショーンはもの凄い役者だから何しても驚かないけれど、まだジェームズがそんなことするのを見るとドキッとしちゃうアタシ(苦笑)。やっぱ役者ってスゴイわ。

2本目は『リリィ、はちみつ色の秘密』。原題『The Secret of the Bees』で、直訳したら『みつばち達の秘密』ってことで私たちはみんな、みつばちなんだな〜ってこと。 そのタイトルの方がホント、しみじみとくる作品でした。1964年、人種差別がまだまだ激しく残るアメリカ南部での黒人問題を絡めながら、幼い時に母に捨てられた14歳の少女の苦悩と、後半はその子の父の苦悩も判ってきて、とても切なく、胸にツンとくる感動を与えてくれるとても良い作品でした。

『ドライビング・ミス・デイジー』とか『フライド・グリーン・トマト』なんかの作品が好きだった人には超お勧めの、これまたいかにもアメリカらしい人情の溢れた佳作。アメコミも良いけど、同じお金出すなら私はこーゆ−方が好きだわ。

あと0.5本は『ウォッチメン』。つまらな過ぎてかなり寝たのでカウントは0.5です。感想も「つまらなかった」以外書けることなし(爆)。

てなことで藤原紀香と陣内孝則が離婚したこの週、WBCでは日本が連覇を果たしましたね〜。あまりノらなかった私も、さすがに決勝戦には燃えました。韓国も素晴らしかった。本当に良い試合でした。でもって、NYのエンパイヤステート・ビルが日本の世界一を讃えて 日の丸色にライトアップしてくれたのを見て嬉しかったけれど、 東京タワーも臨時で日の丸ライトアップやってました。

ビルの隙間から見えた日の丸東京タワー。さっ、もうすぐシーズンも開幕です!

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