3/28-4/3, 2011 週報

震災から早くも3週間経ちました。9.11と並んで、奇しくもちょうど10年後にこの3.11。不謹慎承知ですが、かつてちょっとハマってしまった『聖書の暗号』という本を思い出しました。それには既に今回のことも予言されていたとあります。

『二千年の国土(日本)は、破壊と再生に時期となる。第一の破壊(911テロ?)から十年後、第二の破壊(リーマン?)から三年後、第四の破壊の1年前、第三の破壊は日の国に起きる。それは、大地震(今回の震災)、火の雨(火山の噴火?)、水の嵐(津波?)となって、国土を洗浄する』

この本にハマっていた頃、過去のあらゆる事件にあてはめて恐ろしさとその的確さに震えたものですが、だとすると来年が第四の破壊の年。M8以上の東海地震は既に周期的にいつ起きてもおかしくないタイミングであるし、M7以上の南関東直下型地震は今後25年以内に起こる確率が70%とされています。

東京に住む者にとって直下型にはもうなす術もありませんが、東海地震でも今回の東日本大震災と同じ程度、震度5強はいくだろうと言われる中、どこにも行くあての無い我々は恐る恐る、自らをダマしダマし、日々目の前の楽しみを作り、味わいながら、住み続け、生き続けるしかありませんね。

正直言って、現時点で最もニュースになっている原発についてはとっくに吹っ切れました。アメリカ人の感覚も十分判ります。カリフォルニア州にすっぽり落ちてしまう程度の日本列島ですから、福島と東京はどれほど離れていると言っても、ボストンの人間から見れば、サンディエゴとサンフランシスコでは変わらない(実際、福島 - 東京間より離れている)のです。

でも、都内の1日の測定量は0.1マイクロシーベルト?少ない時は0.05マイクロシーベルト?1回、日本とアメリカを往復するだけで200マイクロシーベルト浴びているという現実を知ってから、まったく気にする必要が無いと思いました。実際、原発事故の無い他国、他地域で、現在の都内よりよほど放射量が多く測定される地も世界には多くあるそうです。決して無頓着でいてはいけないことですが、大げさに騒いでもいけないことだと思いました。冷静な判断。一種の諦め。達観視。終いには世の無情を嘆き、無我を求め、出家する人も増えるかも…。

などと、久しぶりによもやま話を書きましたが、最後にこれまた久しぶりの映画の話題を。実は地震前に観ていたものですが。この春話題の『ツーリスト』です。ジョニデとアンジェリーナ姐さんですよ。いやあもう、この2人の役者としての力量合戦という感じ。前半はずっと姐さん先行で進むんですけどね、最後でジョニデ・ファンもにやりです。パリに始まり、その後全編ベニスの街でのロケにこの2人。もちろん、ストーリーもなかなか面白く、今年一番「お得感」のある作品ではないでしょうか♪

こういったスター達には、浮き世を忘れさせてくれる強い力があります。重いニュースだらけの毎日。2時間だけ、すべてを忘れて別世界に酔うのは心身共に良いことだと思います。映画を観に行く。劇場の募金箱にお金を入れる。帰りに外食をする。途中でコーヒーを買う……そんなことも、下手に自粛するよりも、経済の活性化=社会の復興に少なからず役立ちます。

ところで、4週前の週報(コチラ)で書いたクリント・イーストウッド監督の『ヒアアフター』について。作品のストーリー自体、期待が大きかった分少し肩すかし的だったのですが、とにかく津波シーンがスゴかった!と書きました。そのためか3.11後、日本では即刻上映禁止になってしまいましたね。見逃した方も多いことでしょう。イーストウッド監督は、この作品のアメリカでのDVD売上げを全額日本に寄付すると表明しました。素晴らしいことです。さて、現在まで沈黙を保っている毎度巨額寄付でお馴染みのアンジー姐さんは、今後どれほどの日本への寄付、支援を考えているのでしょうか?(ニヤリ)

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