3/3-9, 2008 週報

先週は火曜日の夜帰って来て水曜日に週報を書いたので、なんだか「またかよ」って感じ(笑)。でも、落着いてみたら、先週一つしっかり嘘書いちゃってました。すっかり忘れていたけど、アメリカで見た映画は2本でした。その2本目がやっと見れた『アクロス・ザ・ユニヴァース』。

さすがのアタシも、ビートルズは解散してから「ああ、ポールが元いたバンドね」と知った復習組だが、もちろんビートルズは大好きだ。さほどでも無い初期はさておき、『ラバー・ソウル』以降はアルバムも全部持っているし、全曲頭に残っているので(10代の記憶は消えません)『アイ・アム・サム』やこの『アクロス・ザ・ユニヴァース』のように全編ビートルズ・チューンというのは堪らない。が、『アイ・アム・サム』のように、ぴったりフィットのBGMとして使用されているのではなく、こっちはミュージカルだ。各シーンに合致した曲がピックアップされていて、セリフ代わりに使われる。ポールのライヴでは、実は飽き飽きしていた『ヘイ・ジュード』も、この作品の中では本当にしみじみとしみ込んで感動した。

なにしろ作品全体がビートルズへのオマージュで、ストーリーも基本はジュードとルーシーの恋物語。そこに反戦を織りまぜながらマックスやセクシー・セイディ、プルーデンス、ジョジョ、ミスター・カイトなんていう登場人物が絡み、ストロベリーにアップル(しかも半分に切る!)もあり、ラストはビルの屋上でのゲリラ・ライヴだ。なんたるビートルズ・トリビア!ああ、絶対にSTも大喜びして観たに違いない。

監督はミュージカル『ライオン・キング』(演出でトニー賞受賞)や映画『フリーダ』『タイタス』のジュリー・テイモアで、その芝居掛かった独特のセンスで大人気だが、私にはちょっと癖が強過ぎた。でもこの『アクロス・ザ・ユニヴァース』の中のいかにもジュリー・テイモアらしいシーンの数々は、なぜか自然に見ることが出来る。気付けば、『イエロー・サブマリン』や『マジカル・ミステリー・ツアー』など、キッチュでサイケなジュリー・テイモアはビートルズ・テイストそのものだったのだ。1952年マサチューセッツ生まれか。う〜ん、まさにエアロと同じ、ビートルズ世代なんだわ。

ちなみに、U2のボノやジョー・コッカー、サルマ・ハヤックなんかもカメオ出演している。ビートルズを知らなくても、ミュージカルが苦手でなければ十分楽しめるし、主演のジュード役ジム・スタージェスはとても可愛いかった。渋谷あたりのミニ・シアターでも良いので、是非是非日本公開もして欲しいものだ。

とまあ、前週観た映画でこんなにスペース使っちゃった(笑)。で、さらに又今週2本観たのよ。帰って早々。1本目、簡単に書こう。『ライラの冒険/黄金の羅針盤』。ま、春休みだからね。今はお子様向け映画真っ盛り。ともすれば『ナルニア物語』とごっちゃになりそうなんだけど、ライラは断然可愛い!10年後が恐ろしい程。一人一人にダイモンという守護霊みたいな動物がいて常に一緒に行動するんだけど、じゃあ学校とか、教室の中動物のう◯ちだらけになっちゃうじゃん!って思った。んな突っ込みしちゃいけないのは判ってるけど。それなりに面白いけど、あの終わり方は無いよな〜。早く第二部、見せて下さい。あと、ニコール・キッドマンの整形でぷくぷくに膨らんだ唇から目が離せませんでした(苦笑)。

2本目、『バンテージ・ポイント』。我々観客は登場人物8人のそれぞれの視点から事件を見ることが出来、我々が唯一すべてを知ることが出来るという作り。繰り返し冒頭に戻る度に「またかよ」って思うが、見始めるとすぐハマる。「え〜〜〜っ!」と超びっくりする展開が続き、すっごく面白い作品。デニス・クエイド超カッコ良い!ラッセル・クロウなんかと浮気してデニスと離婚になってしまったメグ・ライアンは、一生後悔するんだろうな〜。カー・アクションも凄いし、全体から見るとちょい役なのにシガニー・ウィーバーっていうのも重みがある。多くは語れないがTV『LOST』のマシュー・フォックスもなかなか。期待以上の作品だった。

と、なんだか映画ばかり観ているようだが、その合間に週末はちょっとお洒落なレストランへ。ナポリのピザを日本に広めた人、サルバトーレ・クオモのザ・キッチンへ。休日のビュッフェ・ランチは3000円弱で豪華な温・冷アンティパスト各種食べ放題に本日のメイン、デザート、コーヒーまで付いて超お得。と言っても、ちょっとお洒落して気取って食べたい雰囲気なので、ビュッフェを取りに行くのもせいぜいそっと二回までかな。しかもてんこ盛りは禁物だ(笑)。目が遭う度にウインクしてくるイタリア人ウェイターさんは御愛嬌。さすがのナポリ・ピザは、やはりドウ(ピザ生地)が絶対他とは違い絶品だな。ブラーボ!サルバトーレ!また食べたいぞ。

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