Amy's This Week
2007.04
4/16-22, 2007 週報
年末にエアロのツアーが終了して以来、とんとライヴとご無沙汰だった。先週には久しぶりの予定が延期となっていたし(誰も驚かなかったガンズ)。で、ミュージカルを除くと今年初だったライヴがオレンジ・レンジ。横浜アリーナのセンター席ことアリーナがオールスタンディングになったのを初めて見た。横アリのスタンドって結構高さあるのね。で、お子ちゃまばかりかと覚悟していたら、席有りのスタンドのせいか割と周りに大人もいて安心した。元々アルバムも持っていて、もちろん音楽を知ってて観に行ったのだが、実際観て本当に演奏がしっかりしているのと、シングルになっている一部のキャッチーな曲以外は、実にヘヴィーで大満足。レッチリやリンキンあたりが好きな人なら大満足です、ってソレあたしだ(笑)。
洋楽慣れした人にとって邦楽で驚くのがそのMCの豊かさだ。「しゃべりが多い」と馴染めない人もいるかもしれないが、休憩タイム、くつろぎタイムと思えば良いし、アーティストにとってみれば大切なファンとの触れ合いタイムでもあるだろう。危険な程ヘヴィなサウンドで攻めて来た連中が、一転しゃべると素朴に良い人っぽかったりと、そのギャップが又ファンには堪らないのかもしれない。そう言えば、大御所ポール・マッカートニーも結構 MC入れる人で、ジョーク交じりにかなりお茶目な一面を見せてくれる。影では「連続して歌うには疲れるから休憩を入れているのだろう」なんて言う人もいるが、ファンとしては「素」の部分を見せてくれるようでとても嬉しいものだ。バラード嫌いの私はエアロのライヴで常々「バラード無しで突っ走り1時間ライヴでも良い」なんて思っていたが、ヘヴィー&ファストな曲だけでセットを構成し、その合間2-3曲ごとにその曲を作った由来とか、昨日何をしたとか、今日のライヴ前楽屋でこんなことがあったとか、そんなMCをSTがたっぷり入れてくれたら、それはそれでめちゃ楽しいと思うのだが。でもって、その分時々「スロウのみの日」を設定したらどうか。それこそジョー&ブラッドはお休みで、STはリズム隊とラスだけで出来るかも。それはそれでバラード好きなファンが殺到すると思うがどうかな。
映画は2本だけと1本みたいな。『ツォツィ』と2度目の『ロッキー・ザ・ファイナル』。『ツォツィ』は何か観に行ってしまったが、「荒んだアフリカのあちこちに実在するであろうドラマ」というものにもう、かなり食傷気味。しばらくアフリカから離れたい気分。『ロッキー・ザ・ファイナル』は以前たっぷり書いた通り。もう一度書こうと思えば際限無く書けるが(笑)、しつこくなるので辞めておく。
この1週間、とゆーか、ここ数週間だが、もう本当に疲れた。時々エアロスミスの取材に関する苦労というか、愚痴話を某メタル雑誌で読むことがあるが、まさにソレ。エアロのマネージメントが気難しいのは今や日米どこでも有名な話だが、ダクションまでもそれに乗じようとしている気がする。松坂の交渉人が、レッド・ソックス入りする直前までゴネてゴネて結局有利な条件を手にしたのはまだ記憶に新しいが、そんな交渉文化のアメリカ。何ごとも理解し合って時には譲歩もしながらお互い気持ち良く仕事していきたい日本人としては、どうしてもついていけないところがある。とかなんとか言いながらも既に14年やって来たんだもんな〜〜。もう少し頑張ろう・・・◯◯も控えているし(泣)。と、ラスト、泣きも入ったところで又来週!
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