4/22-4/28, 2015 週報

昨夜の武道館の興奮も冷めやらないまま、今コレを書いています。投稿で触れて下さった皆様、ありがとうございます。長いPaul Weekが終わりました…。

もともと私は今回の来日が決まった時、「え~、まいったな~」と思ったサイテーなファンです。だって、来たら行かなきゃならないもの。お金大変だもの…。誰に強制されるでもないのに、ファンである自分自身に縛られて良心との戦い。「冷静になれ」いや「後悔したくない」散々の葛藤の挙句に、土曜日は地方の人に席を譲る=つまり行かない。武道館はスタンドからの方が見易いのだからSSではなくSにする…などと、自分自身に言い訳しながら決めたのでした。

もちろん、行ってしまえば全てを忘れて楽しめるんですよね。唯一行かなかった土曜日は、オープニング曲が『Magical Mystery Tour』ではなかったので、良かった~と一安心。自分の決断に後悔することもなく、その日は友人達と楽しい時間を過ごしました。その時食べたデザートがコチラ。スウィートポテト・フライ&アイスクリーム♪w

 

さて、月曜日の夜も東京ドーム公演を楽しんで、最終日は連チャンで世紀のイベント、武道館へ!今まで何度も通った武道館。でも到着すると異様な光景に圧倒されました。なんでこんなに人が???1994年のエアロスミスだって最終日は北を解放して1万人入りました。でも明らかに人数が違う!こ、これは!どうやらチケット持っていない人もたくさん押し寄せているのでした。

午後休みを戴いて行ったのですが、14時到着は明らかに出遅れで、物販購入まで2時間以上待つことになりました。そしてやっと買えて道路へ出ると…なんだこりゃ??さらにあまりにもスゴイ人。TDLのイベント最終日のパレード待ちのようになっています。

 

近くにいた係員に「向こう側に渡れますか?」と尋ねたら、「皆さん入り待ちなので、このままここでお待ちになった方が良いですよ」と、妙に親切な応対をされました。入り待ちでこれ?!もうクレイジー、クレイジーです!でもじゃあしょうがないとそこに立っていたら、なんと5分ほどで御大登場です! 夢中で写真撮るとポール写っててあらラッキー♪ 周囲の人々は拍手喝采!聞けば、今までの入りはずっと左側の窓から顔出してたポールが、武道館だけ右側だったとのこと。 へ~、私、ラッキーだったんだ❤ 驚いたことに、この時点ですでに泣いている女性がいて、いやはやテンションに乗りたいながらも全然ついていけず…。

そして入場。これも武道館史上初というくらい時間がかかりました。そんな中にずっこする人発見!おいおい、並べよ。…とは言えないか(苦笑)。お久しぶりのザックさんでした。

 

そういえば、後で知ったのですが以前エアロスミスのツアー・サポート・メンバーだったラス・アーウィンも来ていたそうですね。今は長渕剛のツアー・メンバーになって長期日本滞在中だそうです。きっと良い条件なのでしょうね。元気そうで何よりです!

開演までの間は、なんか勢いでここまで来てしまったけど49年前の武道館にちなんで、妙に古いビートルズの曲ばっかりだったらどうしよ~とか(私はビートルズよりはウィングス、ウィングスよりはソロ…なのです)、開演が押しても武道館はケツカッチンだから、こりゃ曲ケズられるかな~とか、かなりネガティヴな思いに囚われていました。本当に、周囲のテンションについていけず(泣)。

始まっても前半はやはりビートルズ時代の、しかも初期の曲で物凄い盛り上がりがあるので、「ああ、これはビートルズ・ファンのお祭りなんだ。場違いだったかも…」なんて思ったり、「これは内田裕也さんとかが大喜びする内容なんだな…」なんて思ったり(苦笑)ホントにホントに、なんかもうあまりの周囲の熱気に置いてきぼりにされた気分でした。

そんなかなり暗い性格が露呈した私でしたが…後半の『Got To Get You Into My Life』で何かが変わったのです。私のライヴ経験では初めて聴いた曲。でもビートルズは『リボルバー』以降アルバムも聴いて大好きだったのでよく知っている曲でした。すると隣にいたたぶん60歳以上だと思われる男性が、サビのみならず、頭から全曲歌っていたのでした。スゴイ!そしてサビは武道館が揺れるくらいの勢いでの大合唱。まさにRock The House!! サビは私もノレたので、なんかすごい一体感というか、充実感に満たされてしまったのでした。

そこからはドーム公演と同じ内容だったので普通に楽しみ、『Let It Be』を迎えました。私としてはずっと『Let It Be』と『Hey Jude』と『Yesterday』はもういらない…くらいに思っていたのに、イントロが始まったと同時に事前に配布されていた発光リストバンドが突然無線コントロールで点灯し、素晴らしい光景に。これにはライヴで泣くということは考えられなかった私でもぐっと込み上げるものがありました。そして『Hey Jude』ではスタンドがユニオンジャックに、アリーナが日の丸に!これが見えるスタンド席で良かったです!

 

2回目&最後のアンコールでは、いつもエアロもカバーした『ヘルター・スケルター』が演奏されるところで『Birthday』。このイントロのギターが鳴り響いた時には1万人の大人たちが大絶叫していました。『ヘルター・スケルター』大好きなのに聴けないなんて…とは微塵も思わず。これはもう、世紀の誕生日パーティーなのです。

最もスゴイのは、10万払った人々が「6万の席でも良かったな~」とか、2万円の直接ポールの姿が見えない参加席の人々が「やっぱ安いだけあるな~」といった反応が皆無だったこと。武道館を埋め尽くした1万人が1人残らず大満足していただろうことです。

もちろん世の中には「コンサート1回が10万ってぼったくり」という人たちもいるでしょう。でもその人達はファンではないからです。価値観が違う。この武道館公演は、公演そのものがVIPイベントだったのです。逆に言えば、VIPになるファンが1万人もいるということですね。エアロだってスゴイ方ですが、一番多い東京でたぶん100名くらいです。これは桁違い。スティーヴンも、オジーも、皆ポールのファンなんだもの。マジにケタが違います。時代や状況が違うので、ステイーヴンがポールになる日も、オジーがポールになる日も来ないでしょう。当たり前です。今年で御年73でステージを走るポールは、サー・ポール・マッカートニーは、世界の無形文化財です。人間世界遺産です!!

これは法王が亡くなった時にローマのサン・ピエトロ寺院前広場を埋め尽くした人々の中に立った時と並ぶ、スゴイ所にいるんだ私…的なコトの重大さを認識して身震いし、今までの全ての迷いは笑い話と化して、生涯後悔なしと確信したのでした。 周囲のご年配の皆様、私も皆様のようになりたいです!

この日武道館にいた人たちは皆、歴史と奇跡と伝説の一部になったのでした。このライヴの感動は、きっと5年後、10年後にさらに強くなるのだと思います。ああ、長くなって申し訳ありません。投稿でのスタッフ・コメントにもあるように、これがライヴの力で、それがストレートに伝わるから『Rocks Donington』が素晴らしいのです。ポールのファンではない皆様には長文失礼致しました。でも『Rocks Donington』は同じエアロのファンとして、まだご覧になっていない皆様、是非是非機会があれば一度はご覧になって下さいね!!

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