Amy's This Week
2017.04
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2017.04.10
4/3-9, 2017 Steven Tyler来日!と『ジャッキー』
長いトンネルでした。3ヶ月以上ありました。今となれば白状しますが、途中何度か、もはや出口は無いのかも?とさえ思ったこともありました。でも、出口あったんですね〜〜!まさに春が来たって感じでした。 週の始め、スティーヴンとは全然関係無い別件で話があり「じゃあちょっと、会いましょうか」と、某カメラマン氏と夕方居酒屋さんに入った時のこと。仕事の話は1時間もかからず終わり、「今週末はスティーヴンですね〜」となり、「それがね…」と話し始めていたところにタイミング良くメールやメッセージが入り始め…、なんとなんと、STからVIP追加枠OKが決定したのでした!ヤッタ〜❤️ いきおい祝杯を上げることが出来ました。
昨年末にさかのぼりますが、今回のSTソロ来日はエアロスミスでも関わったことのない初めてのプロモーターさんによるものだったので、その独自の販売方法、VIP実施方法などに戸惑う人は私を始め、ファンにも少なくなかったと思います。昨年9月にアメリカで、「来年日本に行くからよろしくね!」とSTのマネージャーに言われて以来、てっきりST VIPは私がやると思っていたので「外注はしません」と聞いた私はびっくり。それでも、各社それぞれのポリシーあってのことですからそれはそれとして、取り敢えずST VIPのために海外まで行ったようなVIPファンでも買えていない人がいるのはどうにかしないと…と思っていました。 するととっくに販売されてしばらく経ったある時、STサイドから「VIP一般販売前に、Amyに必要分だけ先に売ってやってくれと言ってある」と言われたのです。え〜?聞いてないよぉ〜!!ST側は本当にそんなことをプロモーターさんに言ってくれたのでしょうか?プロモーターさんはST側から言われたことを無視したのでしょうか? いや、でも私の必要分だけ発売前に確保…だなんて、あまりにムシが良過ぎます(^^; そんなことまでは私希望していないのに、『忖度』(籠池劇場のおかげで覚えた単語です!)してくれたのでしょうか…?(^^; まあ、いずれにしてもとっくに発売され、完売となっている今さら突っ込んでもしかたありません。そこで、「それはありがとうございます。でも申し訳ありません、知りませんでした…。せめて、東京だけ、5名だけで良いので追加させてもらえませんか?」と返してみたら、「いや、じゃあ両方で」となったのですが、「ちょっと待ってて」…だったのです。その回答が来たのが、5日前の居酒屋さんだったという次第です。 ずっと待たされている間の頭痛ったら…orz 毎度のことながら、私の体はストレスに弱いのです。毎日の頭痛は薬飲んでも全く消えず、本当に辛かったです。 「買えなかった」とご連絡下さった方には、「絶対追加確保するから待ってて!」とは言いたくても言えず(当然、決定していないことは言えません)、ただただ「それは残念でしたね。でもどうか転売には手を出さないで…」とだけお願いしていました。それが報われて、本当に良かったです。そんなわけで、この週は、喜びの祝杯→翌日から綺麗に頭痛が消え→ST VIPファンでVIP買えなかった人に連絡→エアロVIPファンで買えなかった人に連絡→Amy’s VIP Clubメンバーに連絡…と、大阪へ行くまで嬉しくも慌ただしい日々を過ごしました。
そして迎えた雨の大阪Show Day! 元々のVIPが80名!そして当クラブ追加枠の5名。いつもの我らがVIPチームが見たら驚きの動線で、そりゃあ時間かかるな〜って感じでした(^^; それでも何はともあれ無事ミーグリ終了。今回は本来のミーグリ80名様に私は関わっていなかったので、積極的にAmy’s VIP Clubのカードを配ったりはしなかったのですが、何名かお声掛けして下さったりして懐かしい方々にお会い出来て嬉しかったです❤️ その後、1階のオールスタンディング(英語ではGAと言います)が凄まじかったとのこと。あれってちょっと詰め込みすぎだったんじゃないかしら〜?開演前に通路にいたら、 中にいる人々に押されてドアが浮いていてびっくりでしたから!終演後にGAにいた方々が、死ぬかと思ったとのこと。ちょうど同じ 夜、幕張では同じ状況で何十人も病院に搬送されたそうだったので、まだ大阪STはましだったのかもしれませんが…。 そもそも、ヨーロッパやオーストラリアは基本、野外・屋内問わずアリーナはGAです。TPでも何回も行きましたが、参加された皆様、日本ほどじゃなかったでしょう? 2013年、マリンスタジアムでエアロスミスが日本で初めてGAライヴをした時に、私びっくりしたんですよね。あまりに凄い押し合いへし合い具合で、一番前にいた危なさそうな女性などはセキュリティーに言って引っこ抜いてもらったものですww いえ、笑い事じゃありませんよね。マジ、危ないんですから。生死に関わる危機ですよ。 で、今回のST大阪では…引っこ抜いてくれるセキュリティーはいなかったのでしょうか?それにしてもなんで日本はこれほど酷いことになるのだろう?と考え、私なりの答えが出ました。日本って、レディーファーストの精神がそもそも男性諸氏に無い!!だから、自分の前に女性がいても一切の手加減が無い!!これが海外との一番の違いですね〜orz あと、カップル率が低いのも二番目の要因。ファンが10代中心のライヴは別として、海外では通常ライヴって結構夫婦や彼氏彼女で出かけるものです。でも日本は、結婚していても夫婦揃ってファンではない限り旦那、女房はお留守番。それは日本の方が海外よりずっとインデペンデントだということで、私は良いことだと思っています(海外では、付き合いでライヴに来た夫が、ライヴ中に平然とビール買いに行ったりするんですよね…)。が、つまり自分の妻や彼女が一緒なら、それぞれの男性が妻や彼女を守ろうとするので、男性たちがワ〜っと自らステージに向かって行くことは無いわけですが、守る者がいなければ自分のしたいようにしますよね。「俺だって、STのそばに行きたい。ステージに近付きたい!!!」と。 とまあ、分析してみても貴女の青タンは癒されませんね(^^; ともあれ、誰も大事に至ることが無くて良かったですww もうSTソロの来日は無いかもしれませんが、もしまたあるようでしたら、大阪はぜひグランキューブあたりでお願いしますm(_ _)m
大阪追加枠の皆様と一緒に。Maruさん、撮影ありがとうございます!皆様、掲載OKありがとうございます! …とそんな週の一本。頑張って夜遅く行ってきました。「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』です。
実話ベースなのでストーリーは分かっているとはいえ、改めて自分と並んで座っていた夫が頭を狙撃され殺されるというあまりに衝撃的な経験をした直後に、これほど冷静に思考して、夫のため或いは自らのためでも行動出来たのは、ジャクリーンという品格と知性と家柄の全てを持ち合わせた女性ならではのプライドの為せる技だったのですね。これがもし一般人であれば、いえ私だったら、あまりのショックにあとは全て側近にお任せしてしまうと思うので。 また、映画としての演出もなかなか凄かったです。狙撃時に来ていたピンクのシャネル・スーツの見せ方には、あとから全体像を見せられて「うわっ!」って感じ。また飛び散った血や組織(?)がこびりついた自分の顔を、泣きながら少しずつ拭き取っていくナタリー・ポートマンのアップ…夫の体が殺された時に、同時にジャッキーの感情が殺されたかのようでした。 とにかくナタリー・ポートマンがさすがです。アカデミー主演女優賞は歌って踊った『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンに負けてしまったけれど、ノミネートは当然の凄みのある演技でした。私は実際のジャッキーの話し方を知らなかったのでYouTubeで見たら、あの独特の話し方もしっかり本物のジャッキーを真似ていたのですね。さすがナタリー。
1999年7月、エアロスミスNine Lives Tour最終公演地のリスボンにTPで行っていた時に、ちょうどジャッキーの息子、JFケネディ・ジュニアが飛行機事故に遭いました。その時のエアロスミスとアメリカ人クルー達の騒ぎ様と言ったら!ケータリングでのテレビでのニュースに全員が釘付けとなり、とてもそれまでのように軽くおしゃべり出来る雰囲気は消えてしまい、まさかの公演キャンセルか?くらいに全員のテンションがダダ落ちでした。 ケネディ一家は同じマサチューセッツ州出身でもあり、またたぶんアメリカ人にとってはほとんど日本の天皇家に近い感覚があるようで、本当にショックを受けていました。ヨーロッパにいたから、観客は理解してくれないから、何もなかったかのようにライヴが出来たのでしょうね。今、そんなことを思い出し、それほどまでにケネディ家を特別な存在とした一つの要因として、この時のジャッキーの振る舞いが功を奏していたのだと思いました。ナタリー・ポートマンの演技の凄さは今更驚くことではありませんが、アメリカ人を理解する上で、こんなことがあった、こんな人がいた…と思って観ると非常に興味深く役立つ作品だと思いました。 さて、今回のSTソロはわずか2公演なので、明日はもう最終日です。武道館、まだ完売していないんですね。今日も朝から『スッキリ』そして『ごごナマ』(ってNHKだったんですね。知りませんでした!)とテレビ局ハシゴプロモーションでSTちょっと可哀想な気もしましたが、いや元気な人だからきっと楽しんでやっていたでしょう。明日はGAではないので、皆様ゆっくりたっぷりショウを堪能してくださいね!!写真やVoicesお待ちしておりま〜す!
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