Amy's This Week
2015.04
4/8-4/14, 2015 週報
先週「映画の感想は来週!」と書いた通り、今週は遂に『Rocks Donington 2014』観て来ましたよ~!
もちろん今ここを読んで下さっている多くの皆様もご覧になったと思いますが…あまりにも良くなかったですか??!!『Rising Sun』の100万倍良いですよねっ!!!!!実は私、元々は「一応一度は観ておこう」的な冷静な感じで行ったのですが、もうあまりにも興奮してしまい、二回目も行ってきましたよ♪ スタッフBの「3回は行く」が心から理解出来たのでした。ああ、忙しくなかったら私ももう1回行きたいです!
なぜそれほど良いか、その一。『Rising Sun』のようなつぎはぎライヴじゃないし、ライヴを中断する映像も一切無い!これは最高最強。最初から最後まリアルにショウを観ることが出来るわけです。アンコール前に一旦バンドが引っ込む時間を編集で短くしているので、実際よりは5分くらい短いかもしれませんが、本当にショウそのものを最初から最後まで観るので、臨場感が半端ない。頂点に向かってどんどん熱くなっていくバンドのノリも、観客のノリも、本当に観ていて嬉しく、気づけば自分も一緒に歓喜の笑顔になっています。
なぜそれほど良いか、その二。セットリストが完璧。2014年の欧州ツアーはわりと日々変動的なセットで、それはそれで毎回のお楽しみでもあったわけですが、やはり『Train』のオープニング・インパクトは素晴らしい!この頃は毎回インディアンのヘッドアクセサリーを被って登場していたSTが、同じく登場時に着用しているサングラスとの相乗効果もあって鬼気迫るロック半端ない雰囲気で『Train』『Eat The Rich』『Elevator』と3連チャン。一気に引き込まれるというわけですね。
そしてその後ヘッドアクセやサングラスを取って『Cryin’』や『Jaded』でお茶目というか、キュートな一面も見せるST。カメラに向かってニヤリとされた日にはもう「きゃあ❤」ですねw また後半ビートルズの『Come Together』もやはりビートルズの国のファンは誇りを持って一緒に歌っている感じだし、『Miss A Thing』も英語の国ならではの会場中全員の全パート大合唱。ああ、ドニントン、最高だぜ!!そう、ドニントンであることが、なぜそれほど良いかの、その三でした。
またフェスティバルの辛いサガで、どうしても後半になればなるほど押してしまう。そう、時間がどんどんズレてしまうのです。たぶんドニントンも例外無く「○時までには終わら無くては罰金」というような厳密な撤収時間が決められていたはずですが、押したしわ寄せがトリのエアロに来て、元々予定していた曲を1曲くらいは減らしたことでしょう。やがて「これで終わり」のつもりで最後ジョーイも前に出てきてメンバー紹介をしたのに熱さが収まらず「皆の助けが必要だ。一緒に言ってくれ」と叫ぶST。そして「Fxxk カーフュー!!Fxxk カーフュー!!」の大合唱!そう、時間が守れなかったのは客がそうさせたんだ!という言い訳をしたかったんですね。からの『Mama Kin』です。もう一度言っちゃいます。ああドニントン、最高だぜ!!
さらにその四はカメラワーク!TPに参加したことのある皆様は何度か経験あると思いますが、実際、一度でもステージ間近でショウを観るとめちゃくちゃライヴにハマりますよね。自分とバンド以外全てがシャットアウトされてステージに集中出来る一体感は、確かにVIPチケットが高額でもそれを納得して余りある喜びに包まれるのです。だからVIPってハマってしまうw
よくライヴ・リポートとか言っても観客の入りがどうとか、周囲のファンがどうとか言う人たちがいます。そういう人たちは「可哀想に。良い席じゃなかったのね」と思います。自分とステージの間や周囲が気になってしまうんですね。まあ通常はほとんどの場合周囲が見える席になるわけなので、いかに周囲を気にせずステージに集中するかがライヴを楽しむコツになるわけです。
が、『Rocks Donington 2014』はそんなコツも必要なく、最初から最後まで最上級の席から集中してショウを楽しむことが出来るのです♪ ああ、やっぱりライヴって最高。エアロスミスって最高。私もこのバンド大好きだわ~!!!と、思い切り再認識させてくれました。シアターでは少し前過ぎるくらいの席から鑑賞するのも楽しむコツ。本当に嬉しくて、キャッキャと喜びの声を上げてしまいましたww 私の一番のお気に入りは『Jaded』のSTが迫ってきてニヤッとするところかな♪
というわけで、本当に3回目行きたいのですが、もうどうしても時間が取れません。残念です…(涙)。あとはDVDを待つことにしました。DVDが出たら我が家でドニントン・パーティーをしますw
この映画でつくづく思ったのは、本当に本当に「エアロスミス、永遠なれ!」ということでした。なぜ時は止まらないのでしょう。いえ、ここまで成長してきたからこそ今の魅力があるのだけど、トムも回復してすっかり元気に戻ったのだけど、この先は?もしかして、スティーヴン・タイラーも年老いてしまうのですか?
思えばGet A Gripの頃、STはステージ上でバック転もしていたし、『Mama Kin』ではロープにぶら下がりターザンみたいなこともしていました。それがいつの間にか封印され、連日のショウ・デイもあったのに必ず中日(なかび)が入るようになり、今は必ず最低でも中2日になりました。それでも、こうすることによってショウ自体はドニントンのようにクオリティーを保っているので、つい錯覚を起こしてしまうのですよね。STは永遠だと。でも彼はミッキーマウスではないのですよね…。
この夏、カナダとアメリカで観てきます。私は残念ながら良いお席から観ることは叶いませんが、それは参加される皆様に託します。カナダはアメリカではない為珍しく事前に席も教えてもらえ、全員2列目です!花道の無い会場だし、1列目はバンドキープなので実際には最前のようなものです。参加される皆様、たっぷりとドニントンの再現体験をして下さいね♪
ああ、とは言うものの、どうにか終わってしまう前にもう一回ドニントン観に行けないか、もう少し時間の使い方その他、悩んでみます。まだ観ていない方、ちょっと頑張れば行けそうな方は、騙されたと思って無理してでも行くことをお勧めしますよぉ!!!!
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