Amy's This Week

2024.05

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2024.05.21

5/13-19, 2024 COMPLEX@東京ドームと、『恋するプリテンダー』

数ヶ月前だったかな。『徹子の部屋』に吉川晃司さんが出ていて、気になったので録画して見ました。すると最近目の病気で、治療はしたけれど激しい運動はダメと言われたとのこと。それを聞いて、あ〜あ、ついに吉川さんのシンバルキックを見ないまま私の人生終わるんだわ、なんて思ったのでした。

それほど観たかったのならなぜ過去観に行かなかったの?と自問しましたが、いや私はもう洋楽で目一杯なんですよw 好きなバンド、観たいバンド、アーティストがたくさんあって、そりゃあ片っ端から観れればそれに越したことないけれど、時間的、経済的に鑑みて冷静に判断して選別する必要があるんです。となるとどうしても邦楽は山下達郎とLUNA SEAくらいで収ってしまっていたんですよね。

がついに!この週私に運命の日がやって来ました(大袈裟w)。布袋さんファンの友人が、「吉川さん観たいって言っていたよね?」とチケット取っててくれていたのでした!やった!ありがとう!持つべきものは気が利く友達だわww 仕事休めなかった一人とはお席で会うことにして、友人と3人で午後3時に後楽園ラクーアに集合しました!

まずはライヴ前の景気付け(?)で予約していたババガンプへ。アメリカのあちこちで見たことのあるお店ですが入るのは初めて。ライヴ前に英気を養いますw

エビ大好きなのでどのお料理も美味しかったです!ライヴの写真が無いので、お料理の写真を多めに載せちゃいますw

ドリンクは「ライヴ中お手洗いに行きたくなったら困る」ということで皆抑えめw 私も2杯目はノン・アルコールで…と思ったら、グラスの底がピカピカ光っていましたww しかもこのグラスお土産に頂けましたw

う〜ん、私は映画好きを自認しているのに『フォレスト・ガンプ』は観ていないんですよね〜。機会あったら観なきゃいけないですねー。

というわけで、いよいよ時間です!平日に17:30開演ってめちゃ強気じゃないですか?でも私の友人たちのように、多くのファンはこの日仕事は休んでしまうのでしょうね。

なんか周囲を見回すと圧倒的に男性が多いです。男も惚れる布袋&吉川のカッコ良さ!

うわ!席に行ってみたらもろ真正面でした。こんなのめちゃ珍しい。嬉しいな。

ショウのプロローグ的な過去映像が流れ、歓声というよりどよめきの起きる東京ドーム。なんか床からうぉ〜!という地響きがしているよう。恐るべしなメンズ・パワーです。『Be My Baby』のイントロSEが流れても貯める貯める。そんなところに邦楽らしさを感じつつ、周囲からの「ほていー!」という呼び捨てに驚きつつww 何もかも新鮮でドキドキな私w

ショウが始まると驚くことに(驚いちゃいけないですね)、本当に誰もスマホ撮影していないんですよ。だから流石の私も出来ませんでした。左右からそれぞれ両雄が登場し、中央で互いに手を伸ばして握手、からのさらに親指同士を絡めるがっつり握手。日刊スポーツウェブ版からの画像がありました。痺れる〜!!

二人とも背が高いのでまあ見栄えがするったら!洋楽バンドでもここまでカッコ良いバンドっている?ST&JPは70過ぎてもスタイル変わらず素晴らしいのだけど、残念ながら布袋&吉川よりはずっと身長低いのよね(涙)。布袋さんも吉川さんも、持って生まれた身体をこれほど巧く使いこなすとは。「ミュージシャンはコンプレックスがあるから努力する」が私の持論なんですが、この二人にコンプレックスなんてあるのでしょうか?あ、バンド名かwww

布袋さんのあの左足をめちゃ高く上げてビートを刻むスタイル、めちゃカッコ良かった。あの高さは世界一なのでは?ジョーもスラッシュもその他多くのギタリストが左足でビート刻むのやるけれど、同時に腰も曲げること多いですよね。だから実際それほど膝は高くない。布袋さんはそれほど腰を曲げずに高身長のままだから…もし私がそこに立っていたら私はまともに顎膝蹴りを食らいそうですw

吉川さんもギターを抱え、二人でギター弾いた時とても印象的だったのは、よくギターバトルとか言いますが、全然バトルじゃなくて、二人でユニゾンするんですよね。ああ、まさに一心!!って思いました。布袋さんなんてきっとめちゃテクあるのに、インギーとかだったらそれをひけらかすようなソロを弾きまくりそうなんですがw 布袋さんは全然そうしない。いや、もちろん弾きまくってはくれるんですが、あくまでもコンプレックスというバンドの一部的な感じ。あー上手く表現出来ない!とにかく二人がお互いを尊重している感じがしたんです。

私は今回初めて観たので以前は若かった分もっとアグレッシブだったのかなと思うと、むしろ観ていなくて良かったとさえ思いました。もしも80年代にこの二人のライヴを見ていたら、私は今の人生を歩んでいなかったかもしれないからww

でもどうだろ。以前のライヴも観ているファンは、今回のライヴで彼らの年齢を感じたのでしょうか?少なくとも一緒に行った友人たちはそうは言っていませんでした。多くのミュージシャンも観に行っていたようで、氣志團の綾小路翔なんて「二人共スタイル良過ぎてほぼMARVELヒーロー。そりゃあんなんみたら叫んでしまう。ありがとうしか言えねー!」とXしていました。SUGIZOも来ていたのね。ライヴが終わって数日経ってからどんどん、なんか凄いものを観ることが出来たんだとじわじわ来ています。

私が行った16日はシンバルキック3.5回見れましたよね?1曲目ラストと本編最後。そしてアンコールの後にもう1回やったら空振りで、やり直して見事に大成功。ただ足を蹴り上げるのではなくて、なんか回転して勢いをつけてバシン!とやるんですよね。カッコ良過ぎて痺れちゃった。

そんなアンコールで唯一撮っちゃいました。他愛もない場面だけどライヴの記念w 前のおじさんの上げた手すらカッコ良く見えたりしてw

帰りながらお互い初めてCOMPLEXを観た友人と、いつも観るLUNA SEAとかとは客席からの声が違ったよねで意気投合。そうなのよ。それは歓声とかではなく、もう地鳴り?ww いやーとにかく何もかも凄まじかったです。アンコールで布袋さんが「あの頃20代だった吉川は58歳、俺は62歳だぜ。でも歳を重ねても心はどこまでも走れるんだぜってことを皆に伝えられたんじゃないかと思います」と言っていました。いやーもうビシビシ伝わりましたよ!エールを送ったのは被災地にだけじゃないです!ドームを埋めた5万人にも届きました。私たちも頑張らねば!チケットを取ってくれた友人ありがとう。布袋さん&吉川さん、ありがと〜!

 

そんな週の一本は、待ってました!の『恋するプリテンダー』です。

ラブコメなんていつ以来でしょうか。『トップガン・マーヴェリック』で最高にカッコ良かったグレン・パウウェルがラブコメに?とニュースを知った時には信じられませんでしたが、その後のインタビューなどでラブコメ大好きと言っていて好感度さらに上がりましたw

シリアスな恋愛ものは苦手なんですけどね。ラブコメは大好き。やっぱり『プリティ・ウーマン』(1990)が王道かな。あの時のリチャード・ギアも素敵だったけれど、彼はそれほど脱ぎませんでしたね。やっぱり令和は男も脱ぐのかww メグ・ライアンも大好きだったけれど、メグ・ライアンのラブコメの相手があまりカッコ良くなかったからなーww

でこの『恋するプリテンダー』は、なんと原作はシェイクスピアなんですって。シェイクスピアの『から騒ぎ』をベースにして、あちこち変えたそう。まあ冬のボストンから一気に夏のシドニーに飛んでしまえば、誰だってはっちゃけますよねww 「タイタニック・ミー!(タイタニックして!)」は歴史に残るセリフですw

とにかくヒロインが美人過ぎないのが良いです。グレン・パウウェルも全然カッコつけない。冷静になってしまうとバカらしいとしか言えないのだけど冷静になっちゃダメ!ラブコメディなんですからw ケラケラ笑って楽しい1時間44分。アメリカで大ヒットしたの分かりました。

『トップガン・マーヴェリック』で最後に一番美味しい「ニヤッ」とするシーンで米軍戦闘機F-18を操縦していたグレンが、ここでは高所恐怖症でこれを聴かなきゃ安心出来ないという『安心ソング』があるというのがまた良いんですよね。それをラスト全員で歌うところなんて最高でした。こういうの大好き!また観たいです。

https://www.youtube.com/watch?v=uPZIVlX1H-g

オリジナルはこちら。ナターシャ・ベディングフィールドの『Unwritten』。確かに自信を与えてくれそうなルックスだわw もちろん、今は私も毎日聴いていますw

https://www.youtube.com/watch?v=b7k0a5hYnSI

前売りを買っていた東京芸大の大吉原展がこの週末までと気付き、めちゃ慌てて行ってきました。同じような人たちが多いみたいで大混雑。酷いなと思ったのは、当券買う人も前売り持っている人も一緒にして並ばせたこと。なんで?それで3-40分並ばせられて、建物入った瞬間「あ、前売りある方はこちらへどうぞ」と会場へ案内されました。意味わかんない。そんな気分で観たからか、別に大して面白くなかったです。凄く表面的で観たことあるような浮世絵が並んでいただけだったから。こうした題材を選ぶなら、いっそ18禁にしてもっと突っ込んだ吉原を研究して欲しかったです。入場捌きの下手さとか、展示内容の甘さとか、所詮学校がやっていることだから…なんて言われないようにして欲しいです。