Amy's This Week
2014.05
5/19-5/25, 2014 週報
なんとこの週は音楽関係の大きなニュースが2つ。ポールの全公演キャンセルと、ASKAで持ち切りでした。
私は自分では武道館だけ取っていました。振替日に行けないからといとこから貰った月曜日の分は、結局払い戻しのためいとこに送り返し。武道館だけが楽しみとなっていたのに、一気に全公演となりました。その時点で「でも韓国がある!」という強者も少なくなかったようですが、そちらも消えてしまったのですよね。本当に残念。
とゆーか、私はもう返金作業をする人たちがどれほど大変なことだろう、と心から同情します。もちろん、あらゆる手作業も大変ですが、クレームもあったりするんですよね。今だから書いてしまうと、かつてTLCの来日どたキャンで返金作業に追われた時、「お金はいらないからライヴをやって下さい」と言われた時には困りました。
また皆様も記憶にある2004年のエアロ広島公演。「なんでキャンセルなんですか?」「申し訳ありません。バンドの決定なので…」「なんでもバンドのせいにするんですね」…これにはその通りなのでやはり答えに窮しました。
TPでアメリカまで行って、1週間の旅で2回ショウを楽しむ予定がその2回ともキャンセルになったこともありました。その時はほとんどの参加者がアメリカ人だったのですが、2本目キャンセルの時はホテルのロビーで暴動が起こりそうでしたよ。忘れもしない、セントルイスとカンザスシティです。ぶっちゃけ、そんな所エアロのライヴが無ければ行かないような所なので、本当に皆さん可哀想でした。クレームの一つや二つする気持ちは分かるし、それでもまだ気持ちが晴れるものではないですよね(涙)。
かく言う私も、もし今回エアロのツアーがお休みの時期だったら、ポール・マッカートニーの韓国TPに申し込んでいたかもしれません!VIP込みで2泊3日で30万円ほど。武道館公演1回で10万円を考えると、この値段でホテル2泊付いて飛行機乗って、VIPのサウンドチェックパーティーもあって…となれば超お得な値段…と思っていました。この時期キャンセルとなると、チケット代は戻ってもホテルや飛行機はキャンセル料が発生しているので、これはエアロに救われたのかもしれません。
箱詰め出来る物にお金を払うならいざ知らず、コンサートというのは生身の人間にお金を払うことなので、考えてみれば結構リスクのある事ですね…。
そしてもう一つの大きなニュースはといえば…
ファンの皆さんのショックは計り知れません。本当に酷い話です。
皆様もご存知の通り、エアロも全員結構やらかしていました。でもでも、それは若い時の話です。自分もかなり歳を重ねたので自分を振り返ってもつくづく思えるのですが、やはり若い時ってバカなもんです。何も世間を知らないくせに、全て知っている気でいたりして。
私はSTが40歳になった時のインタビューでとても印象に残っていることがあります。「俺は40になって、今までどれほど物事を知らなかったかを知った」というものです。今から16年も前の言葉ですが、深く私の脳みそに刻まれました。
知識は経験から得るもの。なので、50を過ぎた大人にはしちゃいけない、許されない、って事があるんですよね…(涙)。
なぁんて考えているうちに、ついに北欧TP出発の週を迎えました!今回はTPの存在から異例づくしで、当初はどうなることかとハラハラドキドキでしたが、お陰様で結果的にはとても良い感じで出発を迎えられそうです。マネージメントから現地のプロモーターに「会場で一番良い席を用意しろ!」と言ってくれたことを知った時は、思わずうるっときたりして。
ということで、来週のサイト更新はお休みとなりますのでどうぞよろしくお願いします。それでは皆様、行ってきまぁす!
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