Amy's This Week

2016.05

29
2016.05.29

5/23-29, 2016 オバマ大統領 in Hiroshimaと日光

先週末、やっと一段落ついた気分だと書きましたが、当たり前ながらなかなか次から次へといろいろ出て来るものです。二ヶ月くらい前だったでしょうか。「現在TP企画2本進行中」などと書きましたが、その内1本は既にあとは出発日を待つのみとなっている中、もう1本はどうやら撃沈した模様です。う〜ん、実現化50%というのは、打率で言えばめちゃくちゃ良い驚異の数字ですが…いや、なんでも打率と比較してしまうのは野球ファンとしての悲しい性・悪い癖で、楽観的なのは良いとしても、現実に仕事の成果として五割はダメダメでしょう〜orz   そんな時、ほぼあり得ないと思いながらも粘っていたことが、フッと実現化しそうになってきたこの週。いや、まだ自分でも半信半疑です。気は抜かず、『高名の木のぼり』を肝に銘じて、引き続き頑張っていきたいと思っています。   さて、この週は伊勢志摩サミットがありました。そしてサミットが終わるとすぐにオバマ大統領は岩国基地を訪問した足で、広島を訪れたのでした。 翌朝、世界各国で新聞の一面を飾ったこの一シーンは、私も見ていてこみ上げるものがありました。のちのインタビューを聞くと、この方は感動で思わず感極まったとか。言葉に詰まり涙を浮かべたのかもしれないですね。そこを条件反射的にハグしたオバマ大統領。ここには、お互いの自然な姿がありました。   私は特に強く政治的関心を持つ者ではありませんし、もちろん右翼でも左翼でもありません。ただあるのは父からの教え通り、常に冷静に中立的立場で物事を見たいと思っています。その為、このシーンを「右翼的に利用した」などという人の意見や、「71年前の雲一つない明るい朝、空から死が舞い降り、世界は変わった」というスピーチの冒頭に、『空からの死は誰が落としたんだ』という人の意見にはがっかりしました。   この広島訪問以前にアメリカでは、「では、Abeはパールハーバーを訪れるべきだ」という意見もあったとか。確かに前述のスピーチを「75年前の雲一つない明るい朝、空から死が舞い降り、世界は変わった」と、そのままパールハーバーでスピーチ出来そうです。つまり、ものすご〜く複雑な事が絡み合っていたのを承知の上で一言にすれば、「お互い様」なのではないでしょうか。…と言う私は仕掛けた側の人間ならではの意見かもしれませんが。   ともあれ、サミットもオバマ大統領の広島訪問も無事に終わり、セキュリティーに関わっていた人々はこの週末、深く胸をなで下ろして久しぶりにゆっくりしていることでしょう。そんな緊張感溢れる広島での場面で、大統領専用車通称ザ・ビースト(カッコ良い!)の向こうに、泰然自若に佇むニャンコが映ったのはご愛嬌でした❤️    そしてセキュリティーとは別に、いえ、セキュリティーの一環として、いつも気になるのがミート&グリートの仕切りぶりです。   今回は、ミート&グリートと言えるのは被爆者代表の二名だけであとはスピーチのオーディエンスでしたが、参加している方々皆、お帽子は無し、荷物は持たない、は基本のお約束です。そんな中、大統領とミーグリをする二人の被爆者代表にマンツーマンで寄り添った通訳の二人だけが、何か資料のような物を持つことが許されていたのが珍しい光景ゆえ印象に残りました。あれは何だったんだろ?w 進行表などにして は厚過ぎるし、通訳する上でのアンチョコであれば「この期に及んで今さら?」ですよねw   気になる〜〜!それにしても皆様、何時から会場に集まってスタンばっていたのでしょうか。随分長く待たされたことと思いますが、お手洗いが遠そうで大変だっただろうな〜。参加者側も、仕切り側も。ともあれ、雨にならず、日差しの弱まった夕方になって良かったですね。お疲れ様でした。   さて、私の週末はといえば、数週間前から楽しみにしていた遠足、尊敬する徳川家康公が祀られている日光東照宮に、仲良し四人組で行ってきました。日光東照宮と言えばお馴染みの動物たち。   猿に猫、珍獣として象、麒麟、龍など見どころたっぷりの東照宮ですが、陽明門の改修中である今だけの見どころが、陽明門東西羽目板の下に眠っていた壁画です。       ちゃんと順路が決まっており、まずは『梅と錦花鳥』を見ます。この咲き誇る梅の花々と同色の鳥に対して、長い尾を持つ純白の鳥との色の対比が非常に美しく、しばし足を止めました。   その後、陽明門の中に入り、本殿から奥宮など一通りの観光をして、また門に入ると今度は反対側の壁画に対峙することになります。それが『松と巣ごもりの鶴』。       217年間人目に触れなかったという、この巣篭もりの鶴の美しさには本当に感動しました。大きく羽を広げた鶴の様子が、まるでミケランジェロの『アダムの創造』に描かれる神のようではありませんか?w  まぁ、ミケランジェロとの関係はともあれ、ここ東照宮は徳川家康を神と祀る場所。白い尾長鳥や、女子供を見守る鶴を神に重ねて描いていても不思議ではないかもしれません。皆様、これらは陽明門改修工事中しか見ることが出来ませんので、2018年の3月31日までに是非!!   とにかく、その辺の美術展に勝るとも劣らない芸術を鑑賞し、いっぱいお守りを買って(「いっぱい買ってもお守りが喧嘩しちゃうんじゃない?」という友に返ってきた「いえ、八百万(やおよろず)の神というのですから、神様は喧嘩しませんよ」という宮司さんの言葉に、すっかり気を良くしちゃいました(^^; )、末吉と小吉から脱却すべく5回もおみくじ引いて遂に5回目の中吉で諦めた(なんてアホな自分orz)という…大騒ぎし、大はしゃぎの楽しい遠足でした。   最後は東武スカイツリーラインの中、東照宮限定ビールで乾杯。 さ、たっぷり英気を養ったので、今週もまた頑張っていきますよ〜。