Amy's This Week
2024.06
5/27-6/2, 2024 Asahi Super Dryと、『ありふれた教室』
この週は月曜日から2月に続いて今年2度目の風邪をひいてしまいました。最悪。
コロナ禍ではコロナはおろかただの風邪すらもひかなかったのに。またこの春は訳の分からないアレルギーで蕁麻疹が出て以来、再び外出時にはマスクをするようになっていたのに。ああ、一体世の中はどれほどの菌に溢れているというのでしょう。
幸か不幸か、昨年来の私の風邪は全て同じパターン=急性副鼻腔炎なので、めちゃ効く薬を常備しています。だからほぼ1週間で完治しましたが、その過程の金曜日には約半年前から楽しみにしていた遠方からの友人との集まりがありました。薬で症状は抑えられていたので、ガラガラ声を詫びながらそれでも楽しく過ごしてしまいました。そんな私たちがお食事後に行ったのが銀座のスーパードライ・ゴーライド。何やらビールに没入体験出来るとか。なになに?
ビールならもちろんスーパードライが一番好きです。でもここで飲めるの?全く事前知識が無かったままついて行ったので、入り口で5分ほど待たされた間も本当にドキドキしていました。
横一列の座席に座り。各自の足元にはスピーカー?正面に立った女性が説明してくれました。こんな銀座のビルの中でライドって?
会場が暗くなると正面の白い壁がスクリーンとなり、映像が始まりました。
『イマーシヴ・イクスペリエンス』とは没入体験ですって。ビールの世界に没入ですか?
いやもう早く飲みたいんですけどww
美味しそーw
え?これからw
缶の上に乗った目線とは?
おお〜!!座席が動きます!こ、これは、ビール版スター・ツアーズです!動画アップは30秒までOKということだったのに、興奮した私は数秒で止めてしまいましたwwww
とにかくめちゃ楽しかったです!まさかこんな所でこんな事が起きていたとはw
は〜面白かった。あとはもう飲むだけね!
来ました〜!最高のタイミングw
ではカンパーイ!ww
一息つき、やっと落ち着いて周囲を見ることが出来ました。そもそもなぜここに行ったかといえば、ワンオク推しの友人からの情報でした。画像は公式サイトから。店内ではワンオクのライヴ映像が流れていて楽しかったです。
集まった3人は一人がワンオク推し、もう一人は中島みゆき推し、そして私は…LUNA SEA推し?ww 全然好みが違うと思いきや、中島みゆきさん(姫というらしい)もかなりロックだとか。なのでまあロック繋がりですw この日は夜フォーラムで中島みゆき姫のライヴということで、その前に集まったのでした。あ、メタリカTの人がいる!
その姫のライヴに行く友人、「ちゃんと忘れずにパスポートも持って来たし」とのこと。ん、ライヴにパスポート?ID提示なの?と尋ねると、ニヤっとして「これよ」ええ〜!中島みゆきパスポートだ!ww
感動したので中も見せてもらいました。ついでに撮影のOKも貰いましたよ。これ、素晴らしいじゃないですか!!
フォーラムのホールAで開場時間が開演時間の1時間半前で、ん?早くない?と思いましたが、そっか、みんながパスポートにスタンプを押す時間を考えれば納得でした。これ楽しそうですね。
久しぶりに3人揃って会えてたっぷり楽しめたのは今回姫のおかげでしたw いや、ワンオクか?w ともあれ3人でグループハグをして、一人はフォーラムに、残りの私たち二人は帰途についたのでした。楽しかった!(この後土曜日は少し風邪がぶり返して終日寝ていましたw)
そんな週の一本は、『ありふれた教室』です。
ドイツの小学校(中学併設?)での新任教師のお話です。この作品を観たら誰もが、絶対に教師にはなりたくない!なれない!と思うと思います。いやーホントに教師って大変だわ。
校内には日々様々な問題がある中、盗難問題もありました。生徒に対するその責任追及は「これがドイツ方式なのかしら?」と思うような厳しさで、それは『不寛容の精神』なのだとか。でもだとしたら、それは教師に対しても同じですよね?と思った新任教師が自らオトリ捜査(PCのカメラをオンにしたまま席を離れる)をしてみると、そこには独特の柄のブラウスの袖が椅子に掛けた上着からお財布を盗む様子が見えました。え?このブラウスは!
通常ならここで話はまとまりに向かうかと思いきや、さあここからが大変!めちゃこんがらがっていきます。なんてこった。あのブラウスが見えているのに違うってどういうこと?
アメリカだとたぶんほとんどの学校で、日本でも小学校の監視カメラ普及率は60%近くあるそうです。私自身も賛成派で、むしろ安心出来ると思うのはドイツでは通じないのかな。
そういえば…初めてヨーロッパを訪れた時、それは英国でもフランスでもドイツでも…感じたことは「大人だ」ということでした。なぜなら、日本やアメリカに慣れているとめちゃくちゃ自由だったから。つまり、全然細かいルールが無いこと。凄く自主性を重んじるのだと思いました。具体的には…例えばドイツのアウトバーン(高速道路)は制限速度というものが無いし、飲酒運転もアルコール濃度に基準が無い国多いです。なぜなら、飲める量には個人差があるから、と聞きました。アウトバーンのことも、その車ごとに出せるスピードに限りがあるから、とのこと。それを聞いた時は、確かに制限速度60km/hと言われてもめちゃ踏み込まなければ出ない車と、軽く出てしまう車とがあるのでなるほどなと思ったものです。
都内で免許を取った私はマンハッタンでも運転出来るけど、パリの凱旋門周りをタクシーで通った時に「ここは私には運転出来ない!」と思いました。だって、ねえ車線ってもの無いの?!それぞれがまるで勝手に車線変更して(もちろんウインカー出さずに)走ってて、なぜ事故が起きないのかが不思議なほど。なんだこのメチャクチャさは。これが自己責任ってこと?
アメリカは様々な人種がいるから共通ルールをしっかり敷くのは重要だろうし、日本は多分人種的に統率する・されるのが良いのかなあ。良く言えば丁寧、悪く言えば幼稚なほど細かく注意するきらいがありますよね。それが日本の特徴。そう、それぞれの国にはそれぞれの特徴、個性があります。でヨーロッパには(めちゃ大雑把な括りですが)自主性を重んじる特徴があると言えるのかな。自己責任。でもだから、物を盗まれるのも自己責任。日本的に考えれば、もっと根本的に盗難をしない・させない教育をすれば良いのに…と思うけれど、いや、しているのかなあ。うーん、文化の違いは難しいです。
とまあ厳しい部分、緩い部分となかなか理解が難しいドイツの小学校事情ですが、それも一興と思って見るしかない作品でした。そして…やや疲れた鑑賞後には「日本で良かった」と思えること請け合いですw
いやーこの週はよく泣きました!録画消せない。録画見るたびにまた泣いちゃうw
1946年(昭和21年)の時代に、寅子が「うちの主人」ではなく「うちの夫が…」と話していたのに感動しました。全ての人間は立場、性別関係なく平等。という理念の元頑張る虎ちゃんらしくてあっぱれと思いました。(令和でもまだ『主人』と言う人いるもんね…w)
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