5/28-6/3, 2018 Mr. Big TP 後編と『ゲティ家の身代金』


さて、先週はMr. Bigのパット追悼ライヴ中、リッチー・コッツェンのライヴが終わったところでTP前編を終えました。今週はその続き=後編です。




20:15となり、Mr. Bigの出番になりました。まずマネージャー氏がステージに登場してご挨拶。「皆さん、今夜は世界各地から集まってくれてありがとう。日本はもちろん、韓国、フランス、ドイツ、え?アルゼンチン?パットも喜んでいると思います。今夜はパットの人生を祝う会です。どうかMr. Bigと、Mr. Big Friendsのショウをお楽しみ下さい。そして、今夜だけの限定Tシャツ購入も忘れずに。このTシャツの売上利益は、パットの息子のパトリック・ジュニア奨学基金に寄付されます。パットはミュージシャンとしてはもちろん、人としても大変素晴らしい人でした。そんな彼の意思を継いで、これからもMr. Bigは頑張って活動を続けます。皆様、これからもどうぞよろしくお願いします…」涙、涙…。





Pic by Mitsumitsu

そしてMr. Bigの登場です。この日は特別な1時間のセット。そのため私の大好きな新曲『Defyning Gravity』が無かったのは少し残念でしたが、もうベスト盤を聴いているような内容でした。さらに意外にも(?)ビリーが結構長く、しかも非常に熱くパットへの思いをMCして、マネージャーのMCに続いて泣けました。

「パットは、自分の本当の兄弟以上の存在でした。それほど大事な友人を亡くし、これからどうしたら良いか分からなかった。でも、彼が一番愛したこと、望んだことはMr. Bigでプレイし続けることで、その意思を継ぐことが、彼のために我々が出来る唯一の、一番のことだと悟ったのです。そう気づかせてくれた彼の愛とパワーに心から感謝して、今日は皆さんと一緒に、彼の素晴らしい人生を祝いたいと思います‥」

涙、涙、涙…(T T)…




Pic by Mitsumitsu




Pic by ひろっち




Pic by Mitsumitsu




Pic by Mitsumitsu




Pic by Kouichi




Pic by Ryuya

こうして約1時間のMr. Big Setが終わると、いよいよFriendsとの共演です。ポール脱退後の3曲『Shine』『Dancin’』『SuperFantastic』をリッチーのギターでプレイすると、続いてパット亡きあとのMr. Bigを支えるマット・スターがなんとヴォーカルをとって『My Sharona』。





そのあとですよ。きゃ〜!!!!!❤️❤️❤️ なんとマット・ソーラムが登場したのでした❤️ ←私、大好きなんです(^^;

「初めて出逢ってから2年くらい経った頃、パットはジミー・ペイジやロバート・プラントなんかの曲をプレイしていた。ギターも弾いていたんだ。なんてこった、めちゃくちゃウマいぜって思ったよ。そしてしばらくしてまたある日逢ったら、パットは言った。『自分のバンドを始めたんだ。Mr. Bigって言うんだよ』とね。それが1990年のことだ。パットは俺の兄弟だ。今日は彼のために集まってくれてありがとう。俺もここに呼んでもらったことにとても感謝してる。そして光栄に思っているぜ!」




Pic by Mari

マットはギルビー・クラーク、チャック・ライト、デイヴ・アマト、キース・セント・ジョンらを紹介するとジャケットを脱いで(MCのためにきちんとジャケットを着ていたんですね)、ドラムスのスタンバイをしました。その後、『Hard Candy』『Whole Lotta Love』『Helter Skelter』など、この夜最もハードなロックが展開されたのでした。





Pic by Amy

さらに、ケリ・キーギー登場で『In My Life』『8 Days A Week』などのビートルズ・チューン、さらにジェフ・スコット・ソート登場で『Cradle Will Rock』『Woman In Love』などのVan Halenチューンと続き、最後に全員で『To Be With You』でした。




Pic by Kouichi

19時から始まったショウは、終わってみるとすでに23時!あれ?でもちょっと待って。事前に終演は23:00~23:30頃と聞いていたので、お迎えの車は23:30で手配していたのです。ともあれお礼を言おうとバックステージに行くと…マネージャー氏が「もう帰るのか?」「いえ、迎えの車が23:30なのであと30分あるんですよねw」「じゃあ、もう一度みんなを連れて来い」マジすか〜?!!❤️

ということで、ステージ前で放心状態の皆様を急遽召集。皆さん、こっち来て〜!!!なんと、アフターショウのバックステージにも入れてもらうことが出来たのでした。やった〜❤️ そこはもう人々がごちゃごちゃに入り乱れて、どこに誰がいるのやら。それでもせっかくのチャンスとばかりに、お目当の人とまたM&Gとなったのでした❤️





Ta-koさん、大好きなリッチーとの写真が、ブレちゃってごめんなさい!!

















あはは❤️ 私もちゃっかりマットと撮っちゃいましたよww 少し話すことも出来て、ご機嫌な夜となりましたw こんな機会を得ることが出来て、元を正せば哀しいのかもしれません。でも、パットの音楽と人々への愛に溢れた人生をお祝いする夜に相応しい、誰もが歓びに溢れた夜となったのでした。

こうしてミッション・コンプリートの達成感と快い疲れを覚えつつ3日目を迎えた私たちは、少し遅めの出発でUSH(Universal Studio Hollywood)に向かいました。まずはランチ!アメリカを感じるお寿司ですよ〜ww
















そしてExpress Passを使って並ばずに全アトラクション制覇ですw












いや〜、遊び倒しましたねww 夜はCVSへ行きお土産など最後のお買い物。こうして、あっという間の3日間は終わってしまいました。は〜、濃かったですね!取り敢えずミッションは漏らさずコンプ出来たし、誰一人スリにも置き引きにも交通事故にも遭わず、最終的に無事に日本に帰って来ました。これもひとえに参加の皆様のご協力のおかげです。心から感謝します。ありがとうございました!!!❤️ Thanks everyone! I love you all!!!!

で、私は長年の友人がLAにいるので、皆様をLAXでお見送りしたあと1泊だけ残り、友人たちと一緒にお食事をしたのでした。その前に、なんと18年ぶりのゲティ・センターへ行きました。




マリブにもともとジャン・ポール・ゲティ・ミュージアムがあり、そこにはラファエロ前派関連の画家たち(ローレンス・アルマ・タデマ、エドワード・バーン・ジョーンズ他)の作品が多く、それらの美しい作品がルネサンス調の屋敷にマッチしていてとても趣味が良いと思っていましたが、その後増え続ける作品を収納出来なくなったのか、新たに大きなザ・ゲティ・センターを作り、多くの作品がそちらに移されたようです。(マリブのお屋敷ミュージアムは、今もGetty Villaとして公開されています)

山の上に建つ広大な敷地のゲティ・センターでは、目玉作品の一つに据えられているのがゴッホの『アイリス』です。





私の大好きなバーン・ジョーンズやアルマ・タデマの多くの作品は、雰囲気の合うヴィラに残されているようでしたが、唯一センターに移っていたアルマ・タデマの『春』を発見。いつ見ても美しい作品です。あまりに縦長の作品なので、下の方の部分を。




…という感じで、最後には美しい作品を楽しんで帰って来ました。3年ぶりに友人たちとも会えたし、バンドも喜んでくれ、TP参加の皆様も無事に旅を楽しんで下さったようで、本当に充実のLAでした。もう一度、Thanks all!!!!!

そんな帰国後の週の一本は…タイミング良く『ゲティ家の身代金』です。




大好きなリドリー・スコット監督作品で、例の○○を切り取るシーンなんて、いかにもリドリーっぽくってゾ〜っとしましたww ←喜んでいるw

話は戻りますが、ゲティ・センターのミュージアム・ショップでは、お約束の美術作品はがきと並んで、ジャン・ポール・ゲティ氏のポートレートはがきも売っていましたww さすがに私は買いませんでしたが、たくさん並んでいて、いかにもワンマンで自己顕示欲の強いジイさんだったんだな〜wという印象を持ったのですが…

いや~、あのミュージアム・ショップで抱いた印象通り、いえそれ以上に、なんてにくたらしい人だったんでしょうww にしても、まず俳優(クリストファー・プラマー)がよく本物に似ていることったらww

お金持ちほどケチだとはよく言われることとはいえ、あまりにも人でなし。が、美術を見る目はあったわけで、彼の美術の趣味を愛する私としては、非常にフクザツでした。しかも、あの素晴らしい2件のゲティ美術館も節税のためだったのか?と思うと、離婚した息子の嫁の気持ちになればなんともやるせなくなります。それにしても、ミシェル・ウィリアムズは、本当に良い女優さんになりましたね〜。

映画では、ふんだんにイタリアが出てきて、それがとても楽しいです。元はサルデーニャ島の羊飼いたち出身の誘拐犯たちが、イタリア本土にも進出していると塩野七生さんの本で読んだことがあり、まさしくそれですね。それにしても、誘拐された孫のポールの可愛いことったらww

マスコミに「一体、いくらくらい持っているんですか?」と訊かれたゲティ氏の答えが秀逸。「いくらか、数えられるうちは金持ちとは言えない」ww

あれほどの美術館(しかも入場無料)を作ってくれた人が、実は人でなしであったり、誰にでも愛され素晴らしい人柄であったパットがALSに冒され早世してしまったり、世の中は良い意味でも悪い意味でも、バランスが取れているのかもしれない、なんて思いました。

そんな中、Mr. Big TPはほぼ良いことしか無かったので(参加した皆様のおかげです!)、改めて気を引き締めて、明日からドイツへ行ってきます。

それでは皆様、無事に帰ってきたらw また来週!!!!

最新記事