Amy's This Week
2024.05
5/6-12, 2024 Yngwie Malmsteen東京公演と、『プリシラ』
行ってきました!イングヴェイ。いや〜、イングヴェイはイングヴェイしていましたー♪
この会場は3月にスラッシュで来たばかり。あの時はすんなり入れたのに今回のこの入場待ちは何!あまりに多くの人があちこちで並んでいて、どこに並べば良いか分からず係の人に尋ねたらめちゃ冷たくあしらわれました。ああ、気が立っているのかな、とは思ったけれど、自分がもし会場で来場者に何かを尋ねられたら絶対に親切に答えよう!
なんてことを考えながらキョロキョロしたら、あ、並ぶべき列はほぼ目の前。そりゃあイラっとされちゃうかなw にしても今回はなんで?もう開演20分前よ?と思いながらしばし並ぶことおよそ5分。割とすんなり入れて一安心。あ!そうか。スラッシュ(SMKCね。Xで教えて下さった方ありがと❤️)の時は前座があったから入場早かったのね。てか私たちが前座を見越して遅めに行ったから並ばずに済んだのか。
取り敢えずお手洗いに行き(女子部はガラガラww)ドリンク並んでビールをゲットしていざお席へ。そう、抜かりなく2階指定席を取っておりました。スタンディングだなんて何も見えなくなっちゃうもんw いろいろ並んだけれど開演前にギリ間に合って良かった!と安堵してまずはステージをパチリ。おお〜!マーシャルの壁が聳えてるぞ❤️
18:00きっかりに始まったショウ。オープニングは『Rising Force』ですよ。おお〜キーボードが歌ってるわ。おお〜めちゃ上手じゃない!おお〜ジョー・リンの声に似てるし!ふと気付けばめちゃ笑っていた私。いやもう嬉しくて仕方なかったのよwww イングヴェイだ〜wwwww とw そりゃあイングヴェイを観に来ているのだからステージにいるのはイングヴェイで当たり前。それは分かっていても嬉しくて仕方ないw たぶんこの時同じ屋根の下にいた人たち皆そうだったと思います。では順不同でめちゃ酷い(笑)画像を並べますね。
何年振りだったかな。振り返ってみると、ライヴを観たのは1988年のオデッセイ・ツアー@武道館以来だったかもしれません。2009年のパープルとの来日ではパープルVIPの仕事だったので、イングヴェイはバックステージでチラ見しただけでライヴは全く観れませんでした。その時はえ?と二度見した程大きくなっていたイングヴェイ。あれにはびっくりしたわ〜w 雑誌などでも恐ろしく膨らんでいて、指がソーセージだとか言われていましたよね苦笑。今回その頃の画像を載せようかとも思ったけれど自主規制しましたw
「若い頃は美少年だったんだよ」だなんてよく友人にプレゼンされたものでしたが、ま、生きていればいろいろありますw そしてめっちゃくちゃ久しぶりにちゃんと観たライヴでは割と元のイメージに戻っているじゃないですか!インギー可愛いw ダイエットしたのねw 偉いわ。立派。私も見習わなくちゃw
ダイエットも成功し、しっかり体型維持し、気付けば還暦ですか。そう思ったらあの羽生結弦ばりに美しいランジも健在だったし、絶え間ない速弾きはもちろん、ギターを回す回すwwww お前はシンデレラかっwwww あ〜嬉しいww
結構偉そうなコトを言うんですが、絶対やっていることはウケ狙いありますよねw もちろん、そんなところも好きなんですけどね。
基礎がしっかりあるからこそ、その上でのウケ狙いということなのでしょうね。いや、ウケ狙うという言葉が悪いかな。ファン・サービスでしょうか。あのイングヴェイがww いや笑っちゃいけませんね。みんな大好きインギーです❤️
彼の奏でる旋律は日本人の琴線に触れるものがありますよね。もちろん元祖はリッチー(サンボラじゃありませんw)?んーこの辺は信奉者が多いので私にはとても軽々しく語ることは出来ませんが、単純に私の好みとしてオジーのソロ(もちろんオリジナルはランディです)に通じていて、やはり根底にクラシック音楽があるからだと思います。私は子供の頃エレクトーンを習っていたので、バッハのオルガン曲が大好きだし。
あと前述しましたが、偉そうな事を言うわりには可愛い(?)ところがあって、そのギャップも好きなのかなw 私にとっての山下達郎と同じです。彼がステージで偉そうなことを言えば言うほど「しょうがないな〜w」と苦笑していますw だって、タツローさんってサウンドにこだわり絶対にワイヤレスは使わないとか、音悪いし稼ごうとは思わない!と武道館やドームなんて論外とか言うわりにはやっていることめちゃ商業的なんですよねw CMタイアップはもちろん、CMソングやドラマのテーマソング、果てはJ関連の曲も作っちゃうし。正直になれば良いのにと思うけれど、そこはもう頑固親父だから仕方ないww そんなタツローさんをファンは皆愛しているのですw
…とインギーからタツローさんへ話が逸れてしまいましたが、もちろん神様ではないので誰にだって悪いところはあります。イングヴェイについては、まあ頑固なのは仕方ないとはいえ、他人の悪口を大っぴらに言うところですよね〜ww だって私の一番好きなアルバムは御多分に洩れず『オデッセイ』だからww
『オデッセイ』は彼のすべてのアルバム中アメリカで一番売れたアルバムですよね。「所詮アメリカだろ?」とイングヴェイに言われたら、そこに行き成功し、今も住んでいるでしょ?と言い返しますよw ジョー・リン・ターナーが勝手に作ったと言っていたようですが、だって貴方は事故って入院していたんですよね?w それでもその間にアルバムを仕上げてくれてその結果売れたのだから、ジョー・リンに感謝しても良いくらいですよね?w
これでもしジョー・リンがめちゃブサイクだったら少しはイングヴェイも素直になれたかも?なんて思うけれど、いやルックスだけで言ったら女子目線から言わせて頂けばジョー・リンの勝利でしたよw とにかく自分以外がフューチャーされるのが面白くないんですよね。大体ヴォーカル&ギターの間で揉めるとしたらそこなんですよ。そりゃあ『フロントマン』と言う単語があるくらいでバンドはフロントに立つヴォーカリストが一番人気になるのが一般的。だからギタリストに「俺が作ってるんだ」という自覚があると揉めます。ほぼ100%。
その上ヴォーカルのルックスが良かったらもう許せないw スキッド・ロウの崩壊はそこにありましたからね(苦笑)。自分で曲作りしているのなら自信を持って、つまりゆとりを持ってヴォーカルとうまくやってくれて次作も出してくれれば、少なくとも私は嬉しかったですw 今回のライヴではキーボードがヴォーカルをとり、つまりフロントには誰も立っていない状態。まさに「フロントマンは俺だ!」でした。キーボードは座ったままでよく歌っていましたね。素晴らしかったです。でも「俺も歌う」www もーお世辞にも歌上手くないのにwww しょうがないな〜www
同じヴォーカル要らない超絶ギタリストでもヴァイ先生とは対極にある性格ですねwww 大人と子供。いや大人と赤ちゃんかww もちろん、ファンはそれぞれのそんなところを含めて好きなんですけどね。
ところで…今回当然ジョー・リンを思い出して彼をググってみたら、なんと!衝撃の写真がありました!え?しばらく見ないうちにすっかりツルん?汗 そしたら彼は実は3歳で脱毛症になっていたとか。可哀想過ぎる!!!14歳からカツラって…そりゃあいじめられたでしょうし、イケメン・ジョー・リン・ターナーにそんな辛い秘密があったなんて。いや〜イングヴェイにバレてなくて良かったw(多分ね。もしバレていてイングヴェイがそれについて一切口外していなかったのだとしたら、私は思い切りイングヴェイを見直します!)それにしてもジョー・リン、メイク濃いわw
メイクといえば、イングヴェイはプロのヘアメイクさん付けていないのかしら?近影では白髪染めが真っ黒過ぎてわざとらし過ぎるw 元々明るいブラウンなのだから、少し考えれば良いのに…。さらに眉毛も真っ黒に描き過ぎw どうしても私としてはヘアメイクが気になってしまって。ヘアメイクも自分の思い通りにしたいのかしら。イングヴェイに伝えたい。『餅は餅屋』っていうんですよ!とw
とはいえ本編最後に『You Don’t Remember, I’ll Never Forget』で一緒に歌って大満足でした。結局はイングヴェイもオープニングと締めはヴォーカル曲にしているじゃん!なんてツッコミは野暮ですねw てか、なんか全体的に歌うファン多くなかった気が。全然声が聞こえませんでした。もちろん、ファンがこのフレーズを歌えないわけがありません。あ〜もう皆さん、食い入るように全集中でイングヴェイの指を見ていて、歌う方にまで気が回らなかったのかもしれませんね。歌った人も歌わなかった人も大満足。やっぱりこういうコアなファン「だけ」が来ているライヴって最高でした。インギー!これからも頑張ってね!
そんな週の一本は、『プリシラ』です。
私はプレスリーのことは映画で知った知識程度しか知らなかったので、今回プリシラと出会い見染めたのがプリシラ14歳の時だったことや、プリシラがまだ高校生の時に自宅に呼び寄せ通学させながら共に住んだことなど、60年代の常識というか倫理観があまりに現代と乖離していることに驚愕してしまいました。
そりゃあプリシラは子供だったのですから、スターに誘われたら一気に恋してしまうでしょう。それでもきちんと結婚したのだからOK、とは言い切れないと思うんですよね。だってやはりプリシラは子供だったのだから。そこは大人になったら気付いてしまいますよ。自分は何も分かっていなかったって。なんだかダイアナ元皇太子妃や三船美佳サンなんかとダブってしまいました。
私は後年のめちゃ整形しまくったプリシラしか知らなかった(…と思っていたら『オースティン・パワーズ』(1997)に出演していたなんて!)ので、お金持ちのわがままマダムだと勝手に思っていたのを甚く反省しました。ごめんなさい。プレスリーと離婚して、自我を取り戻し、自立した一人の女性として女優や実業家として成功していたなんて(プリシラ・プレスリーでググりました)。その一つにはプレスリーの死後に彼の屋敷を管理するエルビス・プレスリー・エンタープライズを創設してCEOになったりと、なんだか元夫(というか自分が初めて恋した人)への愛に溢れていると思いました。
この映画では離婚したところで終わります。もっと離婚後のプリシラが自立していくところまで描けば良いのに、というフラストレーションが残りました。まあソフィア・コッポラ監督なので、なんだかんだ言ってもプレスリーと共に過ごしていた時の若く可愛い女性が煌びやかな衣装に包まれた映像を撮りたかったのかな?この監督の『マリー・アントワネット』(2006)を思い出しました。良い悪いじゃないんですよ。私の好みの問題。こちら、シャネルのウェディングドレスです。きっとファッション誌でもたくさん取り上げられているのでしょうね。
プリシラ演じたケイリー・スピーニーがめちゃくちゃ可愛かったです。でもきっとプリシラ自身、10代の頃は映画同様可愛らしかったでしょうね。そういえば確かプレスリーとの一人娘であるリサ・マリーは昨年亡くなっていましたよね。可哀想にプリシラは、元夫と娘をも自分より先に亡くしてしまったのですね。元恋人との息子が優しく、また良い友人たちに恵まれていることを心から願います。
さて、テレビを何気なく見ていたら目に飛び込んできた『Char』の文字。NHK『みんなのうた』です。え?あのChar?ってCharなんて他にはいないでしょw と思っていたら思い切りレイドバックしたギターとあの声が流れました!お〜やっぱりあのCharだ!
4-5月は毎週木曜日に流れるみたいです。てかきっとYouTubeで見れますね。Charは桑田さんのプロジェクト『時代遅れのRock’n’Roll』以来、一度ライヴを観たいと思っています。『OSAMPO』と「OSANPO」じゃないところがCharらしくて嬉しいです。
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