Amy's This Week
2019.07
6/24-30,2019 Aero Vegas TP 中編と、『ハウス・ジャック・ビルド』
前週はTPレビュー前編で最初の2日について書いたので、今回は3日目からヴェガス最終日までです。2日目と3日目はフリー・デイズで、皆様それぞれオプショナル・ツアーであちこち冒険の旅へ。グランド・キャニオンへいらした皆様から素敵な写真が届きました。AYK Smithさん、お写真ありがとうございました
多くの皆様がグランド・キャニオンやアンテロープ・キャニオンへお出掛けになった2日目は、私はちょっとのんびり。てか、今なら書けますが、この時はまだ情報公開前のKISS VIPについて情報配信の準備をしていました。日本で6/24(月) 正午と決まった情報解禁日時が、米西海岸では日曜日の夜8時。それなら問題なく出来る…ということで、その準備でした。
今年のエアロ・ヴェガスVIPでは、ST&JPが30万円近くて、さすが50周年ご祝儀相場!と驚いていましたが、今度のKISSは引退興行です。いや〜、アメリカでは70万円ですよ(^^; それが日本では40万円て、良心的ですよね?ww
とまあ、アメリカでの価格と比較してもらえればそう思って頂けると思いますが、アメリカでの価格を知らない人の方が多いでしょうから、やっぱり40万って高い!なんて話題になってしまうのでしょうね。大体VIPとは、VIPにならない人々からボロクソに言われてしまうものですから(苦笑)。ハイ、慣れておりますww でもね、私は世間一般の中では超少数のVIPの皆様と接する立場なので言えます。このKISS40万VIPもきっと飛ぶように売れてしまうでしょう(^^; なんなら、東京あたりは定員オーバーで抽選になったりしてw
閑話休題。飛行機に乗るオプショナル・ツアーの出発時間は直前にならないと分からなかった中、なんとグランド・キャニオンの皆様は出発が4:30と超早朝になったため、ホテル戻りが14:00前との連絡が入りました。それでは夕方からミラクル・マイルズをご案内がてら、一緒にお夕食をしましょう!ということで、GC組とお出掛けになりました。ちょうどBath & Body Worksに行きたいとおっしゃる方もいらしたので同店もあるし、ミラクル・マイルズはカジュアルで、私のお気に入りのところです
外は40℃以上のため、なるべく外へ出ないで移動したい夏のヴェガス。宿泊しているパークMGMから繋がっているお隣のアリア・リゾート、そして豪華なショッピング・モールのクリスタルズなど通り抜け、歩道を渡ればミラクル・マイルズです。その途中でグループ・ショットを撮りました
前日のハンバーガー・ショップではアルコールは無かったしねw ここではヴェガス初の皆で乾杯!美味しいものを食べて、楽しい時を過ごして、それぞれお買い物をして帰りました。
そして4日目。前日GCやアンテロープへ行った方の中からこの日はValley of Fireへ行きたいとのご希望があり、私も行ったことが無かったのでご一緒しました。燃えるようなオレンジ色の炎の谷です。
ジョー・ペリーがいましたww わかる?ww
およそ4000年前に描かれた先住民族の壁画。
ホワイト、イエロー、オレンジ、ピンクなどのカラーが連なる『レインボウ・ビスタ(虹色の眺望)』。
ネバダ州最古の州立公園であるこのヴァレー・オブ・ファイアーは広大で、車で移動しながら観光したので、予想していたほど歩くことがなく楽でしたw 写真ではなかなか表現出来ず残念ですが、偉大な自然に、GCやアンテロープとはまた別の感動をし楽しいオプショナル・ツアーになりました。最後は、野生のシープにお見送りしてもらってラッキー
一度ホテルへ戻りシャワーを浴びて、夕方からは4名の皆様とミラージュ・ホテルへ向かい、名物ビュッフェの夕食をしてから、『Love』の観劇です。ショップも充実していて、あまりに可愛かったイエロー・サブマリンのクッションを買ってしまいましたw 私にとっての初シルク・ド・ソレイユは、舞台装置がめちゃくちゃ凝っていて大感動しました!考えた人、天才!!!
そして、ついに5日目。ヴェガス最後の日です。朝はゆっくりして、ランチには友人たち含め数人で高級ホテルWynnのビュッフェに繰り出しました。豪華ぁ〜!!!全てホンモノのお花やフルーツでデコレートされためくるめくロビーをキョロキョロしながら、レストランへ向かいました。夜はさらに綺麗でしょうね〜!さすがヴェガス!カジノ・マネーww
その後ついにやってきてしまったヴェガス最後の夜は2度目のライヴ。その前にST&JP VIPです。前述したように今回はご祝儀相場だった為、ST&JP VIP参加は3名様のみでしたが、その分M&GでのSTの対応が濃かったような気がしましたよ
M&Gが始まると、STは相変わらず落ち着きなくファンに、私に、マネージャーに、ジョーに、あっち向いてはこう言い、こっち向いてはこう言い…と超ハイパーテンション。マンガのように吹き出しが見えるとしたら四方八方に吹き出しが飛び交う状態で、特に今回はいろいろ尋ねられたりもあり、最初の2名様のオフショットが撮れなかったのが深く心残りです(泣)。かろうじて撮れた1枚は、完全にジョー様が隠れているし…(爆)。私が撮るM&G時のオフショットは、決してお約束している訳ではないので飽くまでも「撮れたらラッキー」と思って頂くしかないのですが、やはり本当に撮れないとかなり落ち込みます(涙)。先の2名様、ごめんなさい…m(_ _)m
こうして迎えたTP2本目ラストのライヴ。この日はTPの皆様、ステージからいろいろ頂いていましたね(Your VIP Galleryを見てね) 私も嬉しいです!かなり我々を意識してくれたライヴでしたね!
ところでジョーイのバスドラにある『222JK』の意味。
ヴェガス・レジデンシー公演のタイトルは『Deuces Are Wild』です。これはもちろん、エアロのアルバム『Big Ones』収録の同名曲から来ていて、ポーカーのルールに『Deuces Wild』(2をワイルドカードとして使用する)というのがありますが、Areを入れたのは「二人はワイルド」という意味にしたSTの言葉遊び。トランプやダイスの『2』の目を「デュース」と呼ぶことと「君と俺」の『2』人をかけています。が、STはあちこちで双子が好きとか、双子と一緒に○○○するのが夢、なんて言っていましたし、実際過去双子の女性と結婚しています。なのでその二人が「僕たち二人」ではなく、「双子の女性二人」がワイルド…と、いかにもエロいSTらしさも出しているのですw
ウンチクが長くなりましたが、今回カジノでのレジデンシーということで、ポーカーの手であるDeuces Wildの2を3枚使い、ちょうど良くジョーイ・クレイマーのイニシャルでもあるJとKを加えてロイヤル・フラッシュという最強の手にしたのが『222JK』というわけです。ジョーイも、今回は偶然自分のイニシャルがJとKだったことを「超ラッキー!」なんて思ったでしょうねwww でも絶対これはST案だと思いますww
…というわけで、駆け抜けた3日目から5日目=最終日までのラスヴェガスの日々。TP参加の皆様、皆様の日々はいかがでしたか?とにかく、たっぷりとお楽しみ頂けたことを心底願っております。
2公演目の後は何がなんでも寝ようと頑張り、どうにか3時間弱寝て午前3時半、ホテル出発でヴェガス・マッカラン空港へ向かいました。徹夜した人もいたのかな?そして全員でロサンゼルスへ向かい、ちょうど半分の10名様がそのまま日本への帰国便に向かい、残り半分の10名様がLA残り。今度はVIP ClubオリジナルLA終日ツアー(Amy’s VIP Club Exclusive One Day Tour!) です。その模様は次週にね。
そんな週の一本は、久々の変態映画w 『ハウス・ジャック・ビルド』です。
ずっと以前からこの週報をお読み下さっているアナタなら、私が結構変態作品好きなのをご存知なはず(^^; でもね〜、ラース・フォン・トリアー監督は苦手なんですよね〜。なんというかうまく表現出来ませんが、もっとはっきり、スッキリ、ストレートに変態なら良いのに、どうもまどろっこしいというか、面倒くさいというか、ちんたらするところが眠くなってしまうのです(^^;
それでも久しぶりのマット・ディロンじゃないですかリアル・タイムでは知らなくても、後になって「イケメン映画」と有名になった『アウトサイダー』ですよ、アナタ。マット・ディロンにまだ歯並びの悪かったトム・クルーズにロブ・ロウ,エミリオ・エステベス…。ということで、観てみた『ハウス・ジャック・ビルド』です。
ユマ・サーマンも出ていました。これまた面倒臭い女役で、だからエイっと殺してしまったあたりはまだ良かったのです。しかしそれを一体何回リピートして見せるわけ?しつこいというか、うざいというか尺の無駄遣い(上映時間155分ですよ)。気づけばやっぱり寝てしまいましたww
ふと目が覚めると、ダンテの『神曲』ですか?やっぱりわけ分からな〜い!!!その昔、この監督の作品『ドッグヴィル』を観た時のことを思い出しました。あの時も、ポール・ベタニーに二コール・キッドマンと良い俳優使っていて、テーマというか、さらっとストーリーを舐めれば結構面白いんですよ。なのに、この作り方?!!!ああ、やっぱり映画って監督の作り方次第なんですね。
カンヌ映画祭では途中退席する人が続出したとか。そーいえばお隣にいた方も途中退席し、お手洗いかな?と思っていたら戻ってきませんでしたw でも、世の中ラース・フォン・トリアー監督が大好き!という人が多いのも確かです。癖が強いので、好き嫌いがはっきりと分かれるんですね。さて、アナタはどっちかな?www 最後になりましたが、マット・ディロンはかなりフツーのおじさんになってしまっていました(爆)。
…ということで、次週ついにTPレビュー後編=最終回です。お楽しみに!
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