Amy's This Week

2025.08

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2025.08.02

6/30-7/8, 2025 サラ・ブライトマンVIP横浜・東京・仙台と、『28年後…』

無事にツアーは終わりました。が、その後も各科病院通いに終われ(言い訳。ごめんなさい)気付けばもう7月も終わりますね😱 サラVIPをまとめるにあたり週的にはは半端になりますが、日程的にちょうど半分となるところで区切りたいと思います。

ツアーは横浜からスタートしました。サラにはお馴染みのパシフィコです。

今ツアー初お目見えのVIP受付です。怪しい雰囲気がなかなか良いでしょw この左に写っているスタンド・バナーは受付テーブルの両側にあります。VIP受付時間は公演開場時間と同じだったので、一番嫌だったのがVIPではない一般の方々がこのバナーの写真を撮ることでした。いえ気持ちは分かるんですよ。でも少し離れたところから断りもなしに撮るので、絶対受付にいる私やスタッフも写るじゃないですか。ちゃんと消してくれれば良いけれど全員が全員そうしてくれるとは思えず。気付いた時はなるべく隠れていたのですが(^^; そばまでいらした時は、「奥にもっと大きいのがありますよ」とお伝えしていたんですけどねw

サラVIPはサウンドチェック見学などはなくイベントとしてはミーグリだけです。そこで毎度ながら、ミーグリの様子を私の立ち位置から撮れた時だけのオフショットでお贈りしますねw まあこれも毎度ながら初日はなかなか撮れなかったなぁ。チープやナイレンは初めから2日しか無いので、心して初日から頑張らないとね。

ブレブレ加減が私のゆとりの無さが分かりますねw 「Thank you」のメッセージうちわをサラが喜んでて「ステージからも気付いたわ!」と言っていました。アフターショウM&Gの良さはこんなところにありましたね!

こちらの奥様が広げていらっしゃるのが今回のVIPギフトの一つです。ジャパン・オリジナルだったのでこの時サラも初めて見たのだと思います。「あら、素敵!」と喜んでいました。今回のミーグリではサラ・グッズなら持ってOKとなっていました。ロックと違ってアーティストTを着る人が少ないので、このルールはサラも喜んでいてとても良かったと思います。

こちらの大きな方はスコットランドからいらっしゃいました。横浜と東京2回の計3公演をVIPでお楽しみ頂きました。そりゃあ熱烈なサラファンでいらっしゃるでしょうが、全然クレイジーではなく非常にジェントルマン。ま、ロックの場合は「クレイジー」は褒め言葉なんですけどねw

さて1日空けて東京公演を迎えました。こちらもサラお馴染みの国際フォーラム。東京が土日だったこともあり、東京初日の土曜日は今ツアー最大人数のVIPとなりました。もーフル回転!人数が多いのでミーグリを待つ時間もそこそこあったと思いますが皆さん静かで粛々と進んでいました(^^; これぞサラVIPかなw

こちらの方はこの後福岡にもおいで下さいました。福岡ではサラTを着てらして、サラがとても喜んでいたのが印象的でした。そう、皆様ミーグリで何を着ようか迷ったら、間違いなくウケるのがアーティストT(普通はロックTって言うんですけどねw サラなのでアーティストT)ですよ!特にサラやイル・ディーヴォなどロック以外ではTシャツで来る人が少ないので目立ち、アーティストはとても喜びます。ヴィンテージも良いですが、その時のツアーTは確実に今回買ってくれたんだなって分かりますからね。

さて、この東京初日には中国からの3名が参加していました。VIPでもインバウンドが目立つ昨今、少し困るのがその方が日本語が出来るのかどうか分からないことです。外見で明らかに西洋系の方に英語で話しかけたら「ニホンゴデイイデス」と言われてしまったし、アジア系の方々は日本語出来る率高いと思っていたら最後くだんの3人組の順番が来たらなんと3人とも写真、色紙、マッキーなどを手にしているではないですか。その場でサイン貰う気満々!もうオーマイガーッ!ですよ。でも日本語での説明を理解していなかったのかもしれませんよね。

そこで慌ててノーノー!とミーグリは手ぶらがルールであること。その場でのサインは無しですと伝え(サラVIPではサイン入りパンフがギフトにあります)手にしていた諸々を係が預かったところ、1名がパンフは持ちたいとのこと。今回購入したサラグッズはミーグリ撮影に持ち込みOKだったので、それはOKです。とミーグリに送り込んだら…なんとポケットからマッキーを取り出してその場でサラに「サインください」とやったのですorz なんてこった…。

こうして、してやったりと戻って来た当人と「おめでとう!」」と待っていた友人2人がニヤニヤとしていたので、それでその日のミーグリは終わりだったし、私はお説教しました。「あなた達はなぜルールが守れないの?ルールはルール。ノーはノー。日本に来たら日本でのルールを守りなさい!」と。いえ、サラVIPのルールは各国共通だと思いますけどね。

まあ、彼らに私の言葉が効いたかどうかは分からないし、てかたぶん全く届いていないでしょう。過去日本人にもいました。一番最後に並んでいた人がいろいろ隠し持っていた物をミーグリの場で出して一緒に撮影してその後アーティストにプレゼントです(直接渡しもNGなのがVIPルールです)。戻って来た時に「VIPのルール分かっていなかったですか?」と言うと「いえ、だから一番最後に並んだんです」と言われました。そこで思わず言いました。「一番最後なら何をしても良いと誰が決めたんですか?!」

文字ばかりが続いたので、ここで東京2日目においで下さったAmy’s VIP Clubのダームマンさん。オフショットお送りしますね。

話題を戻すと…くだんのチャイニーズ3人組も一番最後にいたし、同じように考える人少なくないのかもしれないですね。本当、一番最後の人には要注意だ…と改めて思った今回でした。と思ったそばからまた翌週問題は起きるんですけどね(^^; 一難去ってまた一難。That’s a lifeですww

今回のサラVIPでは写真で見えるようにサラとVIPの方々との間にテーブルがありました。これを「Unrespectful」だというコメントをXでいただきました。ブラジルの方らしいので実際に今回のサラVIPに参加された方ではないし、大体VIPの内容でクレームする人はVIPに参加していない人たちからなので全然気にしないのですが。てか参加される方々は皆さん理解されているからクレームとかないんですよね。それは「すべてはアーティストが決める」ということです。

前回のサラVIPはまだコロナ禍でもあったので、サラとVIPファンの間には透明アクリルのパーテーションが設置されていました。もちろんそれもサラ側からの要請での設置でしたが、今回のリクエストはデコレーションされたテーブルの設置でした。パーテーション設置はしないけれど、距離は取りたかったのでしょう。それでああなりました。ギフトやラミネートのデザインでももちろん先方に見せてOKを貰って制作されています。だから『オフィシャル』なのです。VIPのルールも然り。複数のVIPに参加したことがある方はご存知の通り、アーティストによってはタッチNGだったり、ハグもOKだったり…そんなの私たちスタッフが決めるわけないじゃないですか。

たまたま最近アル・パチーノとレディ・ガガが記者たちに囲まれている動画を見ました。そのことが記事にもなっていたのでご覧ください。こちらです。


サングラスをしていたアル・パチーノに誰かが「アル!サングラス取って!」と言いました。一瞬戸惑ったアルはゆっくりサングラスを取りましたが、すぐにガガが「何指示してるの?彼はアル・パチーノなのよ」と記者にリスペクトするように言い、それを聞いたアルは苦笑しながらサングラスを顔に戻しました。これがもしガガだけの時に誰かがガガに指示したら…すかさずそばにいるマネージャーが同じことを言うでしょう。もしくは…先に記者たちに「お願いNG」のルールを言っているかな。

そのルールというのはとにかくアーティストにストレスの無いよう周囲(マネージメント)が決めます。何年もそばにいてアーティストが嫌がったこと、喜んだことを学んでそれに沿って決めるのです。そんな指示を受けて私たちVIPスタッフは動きます。だから…私たちスタッフを出し抜いたと思ってルール違反をした場合、基本アーティストはその場ではファンに対して「ノー」とは言いませんが(例外:かつてジョー・ペリーは日本でのミーグリで「Kiss me!」と言ったファンに「No!」と言いましたw)、内心「このファンは俺を私をリスペクトしていないな」と思うわけです。そんなふうに思われるのはファンなら本意ではないと思うんですけどね…。

もう10年以上前のことになりますが、アダム・ランバートがソロで来日した時にVIPがありました。アダムはまだ若かったしVIPファンにはお姉様方が多かったからか、ミーグリではほとんど彼をからかうような要求をする人たちが少なくありませんでした。「私と一緒にハートポーズをして」「私の耳元に囁くポーズをして」「私の後ろに回ってバックハグをして」などなど。アダムは頑張ってファンたちの要望に応えていましたし、私たちはマネージメントから特にNGを言われていなかったので見守っていたら…数公演目には「ハグは無し」となり…。結局その後の来日ではVIP自体が無くなってしまいました。もう本当に嫌になっちゃったんでしょうね。私にとっても非常に悔しい思い出です。以来マネージメントから特に何も言われていない時も、参加のVIPファンには「リスペクトを!」とお願いするようになりました。

こんな応援グッズもアーティストへの愛やリスペクトが目に見えて良いですよね。VIPの皆様はステージからよく見えるお席になりますから、メッセージサインや応援グッズの準備はめちゃ奨励なのですがw ミーグリでもOKですよ。アーティストは漏れなく喜びます。(もちろんどんな物でも持ち込みNGの場合もあります)

さて、4公演目は1泊で仙台でした。今回唯一の東北で涼しいことを期待していたらとんでもない。仙台も暑かったですねー!あ、暑いといえば…どこかの公演地でVIPの方々とおしゃべりした時にお話したのですが…サラって驚異的な喉を持っていると思うんですよ。なんて誰もが分かっていることでしょうがw あの『ファントム』最後の声ったら!!あの曲だけは出来る限り私も観たい!と思っていました。それは連日公演でも変わらないし、今回つくづくありがたいと思ったのはどこでも会場でガンガンにクーラーを効かせてくれていたことです。

かつてウィットニー・ヒューストンの仕事をしていた時、ウィットニーって本当にファン思いだし素晴らしい人だったのですが一つだけ。喉のためにどうしても会場にクーラーをいれさせてくれなかったのです。彼女の映像を見ると片手にハンカチを持ってヒラヒラさせて歌っている姿があると思いますが、あれは歌いながら自分で流れる汗を拭いていたんです。ご本人ももちろん暑いときは暑い。でも喉のためにクーラーはNoだったんですね。こうしたシンガーはウィットニーだけではないと思いますし、実際冷房により声が出にくくなるのは医学的根拠もあることですが…そんなこともサラは克服しているわけです。もうホント驚異的!

そんな仙台公演は七夕でした。今ツアーではVIPの皆様をスターゲイザー(星を見る人、スターを観る人)と読んでいて、まさにぴったりな日でした。

あ〜マ◯◯!ユニークなスタイルの彼はカリフォルニアから来ていました。この時期の日本が暑いことを十分理解した上でのスタイルかなw 仙台のあと大阪二日目もいらっしゃいました。旨い選択ですね。わざわざ海外まで誰かのツァーに行く場合、なるべく大都市ではないところに行くのが鍵ですよ。ミーグリなら参加者数が少なめでゆったり出来るし、ただライヴ観るだけでも良い席の出る率が上がりますからね。ところでこの方のスタイル。ベルトさえすればまさに古代ローマの戦士のようですww

…と今回はずいぶん文字が多くなってしまいました。ようやく週報が書けたので溜まっていた思いが溢れたのかもw 取り敢えず東京二日目、仙台は滞りなく、問題もなく終えられてホッとしました。仙台の後は一晩自宅に戻り、いよいよ翌日から一週間のツァーに出発です!

 

そんな週の一本は、『28年後…』です。

2002年の『28日後…』も、2007年の『28週後…』も観ていました。詳しい内容は覚えていませんが、レイジウィルスという感染症によるパンデミックの28日後と28週後ということで、1人も歩いていない都会の様子を「凄い…」と思って観た記憶が残っています。まさか2020年に実際にパンデミックが世界を襲うとは夢にも思わなかった頃のことです。そして今回は久しぶりの続編。

(1行空ける)
流石に28年も経つと世界はガラッと変わるんだなと思ったのが最初の印象。その後の展開は予想通りでしたが、なんと言っても今回の楽しみはキャストでした。レイフ・ファインズにジョディ・カマー!!2018年からのテレビドラマ『キリング・イヴ』でのサイコパス殺し屋ヴィラネルがあまりに魅力的で、以来ジョディ・カマーが大好きなんです。

結論から言って、この『28年後…』でジョディの魅力をたっぷり堪能出来たかといえばさほどでもないけれどまあ主人公ではないのだし、顔が観れただけでOK。『28日後…』から観ている人なら取り敢えず観ておくべき作品です。来年には続編が公開されるそうですし、そもそもこの『28年後…』は3部作とのことなのであと2作あるんですね!ジョディは今回限りでも、きっとあと2作も観ます。ゾンビ映画を予想しているなら違うと答えます。敢えていうならサバイバル映画かな?面白かったです。

 

新幹線となるとついつ撮り鉄になる私w やっぱりカッコ良いしトキメキます!!!またいつも思うのは、これほど列車がピカピカなのは世界で日本だけです!!ホントいろいろ素晴らしく誇らしいです。