Amy's This Week
2025.08
7/9-20, 2025 サラ・ブライトマンVIP大阪・京都 ・福岡と、『ストレンジ・ダーリン』
さて、サラ・ツアーもいよいよ後半となり、新幹線に乗って関西に向かいました。Here we go!!!
私の大好きな大阪は2本あるし、今回はめっちゃ珍しい京都もあるので(VIPの仕事では初めてです!)ずっと楽しみにしていました。ただし…その時は暑さのことは忘れていたし、まさか手首を骨折し片腕を吊っているとは想像してもおらず…(^^; なかなか人生キビしいですねw
大阪の会場となったグランキューブでは多くのアーティストで何度もVIPを実施してきましたが、今回のサラのミーグリ会場は初めてのエリアになりました。広くて良かったです。今後他のアーティストでもグランキューブではここで出来るようになると良いなぁ。めちゃくちゃ意外なことですが、今回のサラ・ツアーでは大阪初日が一番少人数のVIPになりました。ホント意外!大阪は二日あったし、やはり世の中水曜日が空いているという統計は当たっているのかな。あっという間に終わってしまいました。
そして大阪二日目。暑かったけれど午前は出掛けました。怪我をする前に前売りを買っていた天王寺のゴッホ展です。ゴッホ展の詳細は次回にするとして、サッサっと観たあとは久しぶりの従兄弟に会いました。
大阪にいる大好きな従兄弟に会うのはいつも大阪に行った時の楽しみです。が実際には時間がなくてここ数年はなかなか実現しませんでした。コロナ禍以降は一度従兄弟が東京に来た時に会っただけで大阪ではめっちゃ久しぶり!ランチをご馳走してもらいました。何か大阪っぽいもの食べたいな〜と思ったらふと串揚げが頭に浮かんだので。美味しかった〜!!家族の近況などを聞き、楽しいランチタイムはあっという間。現実では兄のいない私ですが、この世で唯一のお兄ちゃんな感じの従兄弟。車は歴代メルセデスで前回白い記憶だったのに今回黒になっていて驚きましたw いつもカッコ良いの!
そんな黒のメルセデスでグランキューブまで送ってもらい、大阪2本目を迎えました。この日は前夜よりは人数が多く、インバウンドも2名様。お一人は東京2日目、仙台といらしたカリフォルニアからの古代ローマ戦士マ◯◯。彼にとってはこの日が最終日でした。日本でのVIP3日間が最高の思い出になりますように。(写真は関係ありません)
そしてもうお一人は再びのチャイニーズ。一番最後に並んでいたので用心して改めて注意事項を伝えたらとても紳士的な方でした。やはりどこの国にも良い人悪い人いるように、国だけでカテゴライズしちゃダメね、なんて思っていました。すると…「手ぶらで」と言っていたのに、サラの前に出た瞬間ポケットからケータイを出して、そこに保存していた原稿を読み始めたのです。え?😱 (写真は関係ありません)
まあサインくださいではないし、もう仕方ないので様子を見ていたら、これが全然終わらない!なんて長いの?!どうしようと焦って、後ろから「撮影しましょう!」と言っても動じてくれません。するとなんとサラから「ねえ、とにかく写真撮りましょうよ」と言われてしまいました。なんてこった。が、もちろんその方はサラのいうことならとすぐ撮影。それでホッとしていたら、なんと撮影終了後再びケータイを手にして朗読(?)再開ですorz
当然サラはNoとは言いませんが、明らかに表情から笑みは消えていてめっちゃ焦りました。するとふとその方がケータイをテーブルに置いたと思ったら、感極まったようで泣き出す始末。それで慰めるために近づき、背中に手を置きながらすかさずケータイを没収。「ねえ、大丈夫?行きましょう」と帰るように促しました。それでも「Sorry…」と言いながら泣き止むと再び原稿読み(?)をしようとしつつケータイが無いと気付いても記憶で続行。結局彼は本懐を遂げたのか、その後ようやく引き下がってくれケータイをお返しして終了となりました。サラ、ごめんなさい!!
もちろん、サラもマネージャーも、決して怒るとかないですよ。私が1人であたふたしただけのことです。誰にも予想つかなかったことですし、たまにはこんなこともあります。ただ!決して繰り返したらダメ。ホント、一番最後に並ぶ人には要注意なのでした。
翌日は京都への移動日です。
移動日と言っても大阪から京都はあっという間。ゆっくり移動して、午後は映画を観ました。夕立があり、夜は少しだけ涼しくなり気持ち良かったです。京都タワーが綺麗!
そして、大阪で一緒に働いた地元の女子から「本当に551の豚まんは美味しい!」と力説され、いつも混んでいるので諦めて一度も食べたことなかったのに俄然食べてみたくなったところで京都駅にもあること発見!しかも空いてる!ということで、初551は京都となりましたw 美味しかった!
翌日京都公演当日の午前は、ここだけ行きたかった壬生寺へ。新撰組が一時陣を置いていたお寺です。
近藤勇の像はご本人にそっくりでした!
が…土方さんはあまり似てなくないですか?この時代はすでに写真があるので土方さんの写真とは似ても似つかない感じ。まだ東京の高幡不動尊にある土方歳三像の方が似ているなぁ…と少し残念に思いながらも御朱印も頂き大満足の午前でした。
さて、京都でのVIPは再び超ロング原稿読みチャイニーズ氏が再登場でした。悪い人ではないんですよ。しきりに「泣いてごめんなさい」と謝られました。いや、泣いたことにソーリーじゃないんですけど。苦笑 そこではっきりと「長過ぎでした」と理由を伝え、ケータイはバッグに入れるところを目視。そして順番は一番先頭になってもらうことに。先頭は…と嫌そうでしたがそこはしかたない。だってあなた昨日やっちゃったんだから…としっかり説明してご理解頂き、サクッと終了。はい。ありがとうございました!ごめんなさいね。でもルールはルール。でないと真面目にルールに従う人たちがバカを見るでしょ。それは絶対に許されないから。特に日本人は大人しくて損することが少なくないと思うのです。それが分かるから、私は常にイケイケじゃない人たちの味方でいたいと思っています。
ホールの入り口の引き戸(?)が京都っぽかった初めての(そして多分最後の?)京都ロームシアター。
最初に心配だった方が終わってしまったので、あとはリラックスムードでした。私がw 可愛いワンピース!
ちょうど反対側正面にサラのマネージャー女史がいらしててチラッと見えるんですが、この日は最初に少し緊張が走ったあと和やかな視線になったのを見逃しませんでしたw
この方はお母様との親子参加でした。でも別々に撮影ご希望。お嬢様ご自身もサラファンなんですね。サラのファンはホントに幅広く10代から80代まで。親子どころか3世代でいらしてる方々もいそうです。素晴らしい!
そんな感じでついに最終地福岡になりました。さすがの私も疲れてしまい、福岡ではホテルでのんびりしていました。駅前の山笠が凄かった!タクシーの運転手さんと話したらちょうど公演日の深夜3時頃から始まるそうで、「テレビ中継もあるよ」と教わりました。
全てが終わって夜ホテルに戻って番組表を見たら…ホントだ。あった。でもごめんなさい。寝ますw
遡って会場入りして最後の準備をしました。VIPに参加した人には懐かしい光景。今回はこんな感じのミーグリ会場セットでした。
いよいよ今日で最後と思うと感無量。それでもサラは全く疲れを見せることなく一人一人笑顔で迎えてくれました。本当にプロです!そういえば、「ミーグリでは周囲の人たちの威圧感で緊張して何も話せませんでした」というお声を頂きました(写真は無関係です)。きっと初めてのミーグリだったのでしょうか。いや、2回目だろうと、めっちゃ緊張する人はしますよね。
私は常々思っていますが、ファンの皆様の緊張はイコール愛とリスペクトの証なので、それ自体決して悪いことではありません。ただ、緊張して話せなかったという無念は残りますよね。それもよく伺います。そのため、「一生に一度」と思っていたVIPをリピすることになってしまうんですよねw それでも…たぶん10回ミーグリしても慣れることは無いのかも。それはそこに愛とリスペクトがあるからです。
ただ…「周囲にたくさんの関係者がいて威圧感が…」と言われたことに対してはご説明を。てかミーグリで周囲に関係者が我々VIPスタッフ以外誰もいなかったら…クレームすべき案件です!マネージメントのマネージャー、ツアー・マネージャー、プロダクション・マネージャー、アシスタント、プロモーターの社長さん、日本側のツアー・マネージャー、日本側のプロダクション・マネージャー、レコード会社の担当さん…などなど。地方ではプロモーターの社長さんやレコード会社関係はいないかもしれませんが、その他の関係者は皆ミーグリ会場でアーティストを見守っている言わばセキュリティーなのです。もちろん、本職のセキュリティーがいる場合もあります。
こうした関係者がほぼいなくて(マネージメントのマネージャーくらい)驚いたのは10代含む某アイドルグループのVIPの時くらい。バンドによっては上記の関係者に加えて奥様や彼女が見守ることもあるし、大物になればなるほどそれは多くの関係者が見守ります。そこは理解して頂かなくては。セキュリティーですからね。サラ福岡の場合、10人もいなかったのでは?その方にKISSのVIPをお見せしたいですwwww
…というわけで、無事にサラ・ツアー完走しました。最後のVIP終了時にはサラも、マネージャー女史も、とても優しく感謝の言葉をくださいました。とんでもない。こちらこそです❤️
サラはまたすぐに冬ツアーがあります。本当に才能と体力に恵まれている人ですが、それは我々には計り知れない努力の賜物でしょうね。最後に一つだけサラ秘話をw サラは毎公演開演前に自らステージに立ってサウンドチェックをしていますし、そこで真剣に歌っています。本当に真面目だなーと感心しますが、その時の格好がとても可愛いのです。サラへのリスペクトで写真は撮っていません。が、短いムームーのような楽そうなワンピースにボアボアなサンダル(スリッパ?)で。めっちゃキュートなサラでしたw
そんな週の一本は、『ストレンジ・ダーリン』です。
『国宝』が大人気を博してリピーター続出の中、この週『鬼滅の刃』も始まりどこのシアターも物凄い人!そんな中じみーにやってた『ストレンジ・ダーリン』を観ました。宣伝文句のスティーヴン・キングが『巧妙な傑作』と言ったというのに惹かれたからです。
確かに観てびっくりな巧妙さ。それは時系列がシャッフルされていることによって、文字通り巧妙に隠された真実が徐々に種明かしされていくのです。時間が後ろから流れる『アレックス』(2002)の意外性より遥かに素直に「面白い!」と言えます。てか本当にこれは傑作です!
とはいえ、具体的なことはネタバレになるので一切書けません。これは観てもらうしかないのです。とにかく面白いから観て!w
サラ・ツァーが終わったあとは、精算したり溜まったことに追われたりであっという間の週でした。唯一イレギュラーなことは期日前投票に行ったこと。私は毎回コレです。今回は割とギリで投票日の3日前に行ったからかどうなのか分からないけれど…とにかく混んでてびっくり。期日前投票紙に『理由』を書く必要がなくなったからか、気軽に誰もが行けるようになったのかな。都合の良い時にサッサと行ける期日前投票大好き。選挙は参加することに意義があると思っています。
サラ・ツアーが終わった翌日行った整形外科で、ようやく肘の固定が取れました。ギブスはまだついているけど、腕を吊らずに済むだけでめっちゃ楽になりました。よりによってツアー中すっぽり腕吊り体制で残念でしたが、優しいサラからは毎日のように「手首はどう?」と訊いて頂けました。まあそう日々変わるものでもなかったのですがw 気持ちに感謝していました。
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