Amy's This Week
2025.09
8/11-17, 2025 ミュージカル『レ・ミゼラブル』と、『IMMACULATE 聖なる胎動』
夏は来日ミュージカルの季節です。今年はついに『レミゼ』ワールド・ツアーが来日するというので、気合を入れて2階最前列を取りました!その後その日は都合がつかないこととなり、急遽取り直し2階2列目になりましたが。1階の前方…と気合を入れて撃沈した『プリティ・ウーマン』の悪夢を引きずっているので、『レミゼ』ならアンサンブルの迫力がよく見える2階が正解だろうと思ったのです。
『レミゼ』は映画しか観たことがありません。あのヒュー・ジャックマンとラッセル・クロウ(ラッセル・クロウが歌ったのには驚きましたw)にアン・ハサウェイね。さて、本家ミュージカルではどうなのでしょうか。
うーん、キャストを見ても分かりません。が、一応撮っておく。ん?リトル・コゼットが日本人?どういうことかな?
最近よくあるフォトスポット。こんなことする必要は無いのにサービスですね。結構皆さん並んで撮っていらっしゃいました。全く理解出来ない私は傍からサクッと誰もいないところを撮りましたw
物販チェックは職業柄w モノと価格をチェックします。リトル・コゼットのポーチが日本オンリーで制作されていたのには良いなと思いましたが、ポーチはたくさん持っているのでいいやw にしても…そう、このリトル・コゼットがこの作品の顔でもあるのに、この役を日本人がやるの?と観る前からザワザワしました。
この会場は景色が良いですよね。しばし渋谷スクランブル交差点を見下ろしました。
さて、着席。『レミゼ』のリアル・ミュージカルは初めてなので、そのステージ・セットにめっちゃ感動!なんか凄いです。これは開演前だから撮りました。開演後は撮影禁止です。
夢中で観た2時間25分でした。凄い迫力!にしても『レミゼ』ってやはりめちゃくちゃ暗いお話ですね。何を今更…ですが。なんと言ってもタイトル自体が「惨めな人」「哀れな人」という意味なのだから。音楽も全て暗いw ベストソングとも言える『I Dreamed A Dream』(オーデション番組などでよく歌われる)も映画のアン・ハサウェイのシーンがあまりに強烈だったので、ごめんなさい。どうしてもピンとこなかった。だってそもそもファンテーヌ役が有色人種の俳優とは…。決して人種差別というわけではなく、原作への敬意はどこへ行った?と思ってしまうわけです。
歌は旨いの認めますがファンテーヌとしては力強すぎる。それに髪は売ってないの?
まあそんな違和感を言ったらコゼットもね…。子供時代はポスターにもなっている作品の顔だし、どう見ても白人の子でしょ。もちろん原作がそうだから。なのに日本人(日系人?)だし、大人コゼットも有色人種。母が黒人なので娘も黒人はスジが通るのかもしれないけれど子供時代だけアジア人ってもう全然入り込めず…違和感でいっぱいでした。むしろ映画観ていなければ良かったかもしれないと思いました。
が!映画ではラッセル・クロウが演じていたジャベールがこちらではめっちゃカッコ良かったのですよw これでもう全てOKw ま、良いとこ悪いとこ何にでもあるわよね、なんて思ったりしてw
1部&2部と全て終わりカーテンコールだけ撮影OKです!これは嬉しい。
で、これがジャベール役ブラッドリー・ジェイデン。興奮して写真がブレブレですww
ジャン・バルジャンはかなりふくよかですが、もうジャベールがカッコ良いから全てOKですw ねえ、ジャベールほんとカッコ良過ぎでしょ❤️
アリーナ・ワールド・ツアーの映像の中に、この美しいジャベールが出ていたのでご覧下さい。
笑うブラッドリー。
手を振るブラッドリー。
やったぜのブラッドリー。
とまあ結局はジャベールが良かったのでご機嫌でしたが、危ない危ない。ブラッドリーは8/24までの出演で、それ以降は違う役者さんになるのでした。なんと。8月前半で良かったw
とはいえ、コゼット役は8/25以降の方がイメージ通りでした。うーん、ジャベールを取るかコゼットを取るか…。キャスティングもよくよく考えてのことなのでしょうね。どちらかで納得出来るように(あくまでも私見です)。ミュージカル界も多様性を意識したキャスティングなのかもしれないですが、映画では実写版『白雪姫』で白雪姫を有色人種にしてコケているし、やはり原作のイメージを壊して欲しくないんですよね。それが敬意を払うということではないでしょうか。
…とキャスティングに関してあーだこーだと書きましたが、ステージプロダクションが素晴らしいので、やはりステージのミュージカルを観て良かったです。学生たちの反乱に対してたぶん大砲が撃ち込まれたのかな?いや、ただの銃声?とにかく凄い迫力でした。
違和感なコゼットw
ともあれずっと楽しみにしていた『レミゼ」がついに観れて大満足でした。(←ジャベールのおかげww)
そんな週の一本は、『IMMACULATE 聖なる胎動』です。
大好きなシドニー・スウィーニーちゃんがまったく異なるお堅いイメージということで楽しみでした。イタリアの修道院を舞台にした修道女の役なので、本当に真面目に(当たり前w)修道女を演じていました。さらにイタリアの雰囲気を楽しめたのも魅力の一つ。
ネタバレは避けるとして、とにかく89分(『国宝』のほぼ半分w)という短い間にギュッと緊張が詰まっていて、大人しい修道女でも終盤にはシドニーちゃんらしさが出ていて面白かったです。
作風としては宗教ホラーかな。『ローズマリーの赤ちゃん』(1969)とか『オーメン・ザ・ファースト』(2024)に近いと言われている通りながら、描写的に私はもう『サスペリア』(1977)に近いかもと思いました。ホラー好きには堪らなく面白いですw ま、ダリオ・アルジェントよりはグッと弱いですけどね。シドニーちゃん全開の『恋するプリテンダー』(2023)をもう一度観たくなりました。やはりこの人には抑えた演技は似合いませんw
いろいろバタバタな日々の中、あっ!!お墓参りの時期だった!(お盆というより父の命日が8/20なんです)でも他にもしたいことが山積みで、こうなったら一気に片付けようと久しぶりにレンタカーしました。御殿場駅からあちこちに行くだけだったので軽で良いかな、と生まれて初めて軽に乗りました。そしたら…思っていたより全然OK。アメリカなら大きい方が良いけれど(万が一ぶつかった時に安心)国内なら全然ありですね。私が借りた富士山ナンバーが「富士山わニコニコ」でさらにご機嫌に用事を済ませることが出来ましたw
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