Amy's This Week

2025.09

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2025.09.13

8/18-24, 2025 The Joe Perry Project TP①と、『入国審査』

昨年エアロスミスがツアーから引退するというニュースを聞いて以来、残す望みというか待望だったJPPツアーがついに実現し、行ってきました。帰国後は特筆する事が無いので、2回に分けて書きますね。

もう少し多めの日程でやってくれれば良いのに…なんて思いつつも、やってくれるだけで有難いと思わねばw コロナ禍以降はリクエストベースのTP実施。今回もリクエストを頂き実施出来る運びになりました。

何度も来ているボストンですがやはりエアロヘッズにはホームタウン・ボストンが欠かせません。アメリカ到着翌日のライヴ初日、開場時間の20:00までどうしましょうか…となり美術館希望の声が上がりつつもあいにくこの日は美術館の休館日。そこで何度も来たボストンでしたが初めてとなるホエール・ワッチングに行くことになりました。クジラを見ることは出来るかな。

ボストン港を出て湾から出ると船は急に猛スピードで進みます。初めは風を切って気持ち良かったけれどすぐに強風に負けて船内に。そしてクジラがいるエリアになると船はスピードを落とすので再びデッキに出ると、船の一番高いところでクジラ探しをしてくれているスタッフが「2時の方向にいます!」「11時の方向にもいます!」とアナウンスしてくれ、乗客は右往左往w が、すぐにたくさん出没すると分かり一ヶ所に留まり待ちました。

するとまずはプシュー!と潮を吹き、その後背中が見えて、潜っていくと最後に尻尾が現れ消えていきます。なんというスケール。なんという優雅さ。そして最後の尻尾が可愛い!

めちゃくちゃ迫力があります。まさかこんなテレビで見るような光景が目の前でリアルに見れるとは。みんなでワイワイ言いながら写真や動画を撮り大盛り上がりでした。

一つだけ問題があるとしたら…酷暑の日本から来た我々全員、何度も夏のボストンに来たことがあったのにすっかりこちらは涼しいことを忘れていたのですww まして海の上は寒いくらい。なのに一番上に着るジャケットがユニクロのUVパーカーでは薄過ぎです…。と思っていたら、船内でめっちゃ可愛いパーカーが販売されていたのですよ。これがわずか45ドル!これは買うしかないじゃないですかw

というわけで、全員お買い上げで下船後記念撮影ですw そしてその日のライヴはまさかの全員クジラパーカーで行くことになりましたww これでもう夜も寒くないわ!ww

下山後は遅めランチ?早めディナー?でめっちゃアメリカンな食事を堪能し…

さらにめっちゃアメリカンなデザートも頂いたら準備万端です!

JPPライヴ初日の会場はボストンの伝統ある劇場ワン・シアター。1991年にエアロスミスはここでMTV10周年記念としてオーケストラとの『Dream On』を演奏しました。それから34年後に同じ場所でJPPを観れるなんて。

映像あった。

入場してロビーで天井を見上げたところ。ヨーロッパみたいです!

まずは物販。その後アメリカ人の友人との偶然の再会を喜び、そしてボストンのビールで乾杯です。

今回のオープニングはデイヴィッド・ハルでした。長年のエアロの地元友達で、かつてトムが闘病のためにお休みしていた間にトムの代役を務めてくれていた人で、1980年のJPPファーストアルバムのオリジナルメンバーでもあります。今も元気に活躍中とは私も嬉しいw こういう人がいてくれること、また50年以上も良い関係を保っていることが、エアロ、デイヴィッド・ハル両者の性格の良さを物語っていますね。

さて21:20ようやくJPPがスタートしました。アメリカのライヴは開演が遅いのが辛いですw ま、始まってしまえば時間は忘れてしまいますけどね。オープニングからクリアギターって嬉しい!

ステージが狭いからかアンプ越しのギターチェンジw

キーボードはバック・ジョンソンで、ポスターには「エアロスミスの」と書かれていました。その通り!

仙人のようなロングのグレイヘアなブラッドとロバート・ディレオ。ブラッドがいてくれると大好きな『ママキン』が聴けて嬉しいし、ロバートはハリウッド・ヴァンパイアーズで観て以来だったのでこちらも嬉しかった❤️

写真ボケボケw たくさん撮ったんですけど特にジョーに限ってホントどれもボケてて笑うしかないw

ヴォーカルはブラック・クロウズのクリス・ロビンソンです。うーん、個人の好みの話になりますが、私は前回のJPP時にヴォーカルしたゲイリー・シャローンの方がずっと好き。声質とか動きとかね。今年は都合がつかなかったのかしら。

ともあれジョーとブラッドが並んでプレイするのを観るのは眼福です。

この日のセットリスト。クリアギターで始まりクリアギターで終わる(本編)ハッピーセットです❤️ Get The Lead Outが一番嬉しかったかなぁ。いやママキンかな。とにかくジョーソロの良いところはバラードが無くスピード感満載なことですねw ジョー、ありがとうございました❤️

終わってみればアメリカ・ライヴ安定の11時。ボストンの夏の夜はかなりひんやりしていました。でも私たちはくじらスウェットを着ているので寒くないわーw 次週The Joe Perry Project TP②に続く。

 

そんな週の一本は、『入国審査』です。

ちょうど良いタイミングww 今まで何度もアメリカの入国審査を受けていて、引っかかったこともあったので興味深く観るのを楽しみにしていました。

ですが…なんか全然面白くありませんでした。めちゃ残念ですが退屈で眠くなったし。そもそもこの2人は移住希望なので入国審査が厳しくて当たり前だし、事前にそのくらいのことは覚悟して準備すべきだったし、このくらい普通なのでは?と思いましたw

事実は小説より奇なり…とは少し違うかもしれませんが…今回のアメリカで実際にあっためっちゃ笑えるコト。最近アメリカではMPC(モバイル・パスポート・コントロール)アプリというのが出来て、ESTAで2回目以降の入国の場合は入国審査が簡単になる(専用レーンがある)とのことで、これは便利!となっていたのですが、今回1名だけESTA入国1回目の人がいました。

そこで、その人だけ入国審査が別レーンになるし多分入国するのが遅くなるので、飛行機降りたら頑張って早めにイミグレに行ってね。バゲージクレイムで待っていますね…と言っていました。が…デトロイト国際空港ではなんとMPCレーンは無いとのこと。え?無いの?!で結局全員普通に並ぶ羽目に。その時にMPCが無い1名だけがそばにいなくて、見えないくらい後ろの方にいるのかしら?いえほぼ一緒に降りましたよ?と並びながら心配していたところ…

ピン!とメッセージが。え?もうバゲージクレームで待ってます??私たちはまだまだ並ぶ感じで、乗り継ぎは時間にはゆとりあったので問題ありませんでしたが、とにかくその人をかなり待たせることになります。でももう仕方ない。それにしても早過ぎます。一体どうしてそんなに早く出れたのでしょうか。もしやアメリカ人の列に並んで、アメリカ人が終わったからそのまま受け付けてもらえたとか?

結果的に2-30分お待たせしたでしょうか。ようやくバゲージクレイムに出て合流し早速謎の解明です。「めっちゃ早かったけれど、どの列にいたの?」するとどうやらやはりアメリカ人の列に並んだそう。「でも日本のパスポート出して何も言われなかったの?」と訊くと…「あ!だからグリーンカード?グリーンカード?って言われたのかも!」とのこと。そうか、アメリカ在住資格のある日本人と思われたんですね。でも彼女は何言ってるか分からず、「What? No!!」と繰り返していたら「OK. Go!」とスタンプ押されて出れたそう!なんだそれwwwww

結果的にイミグレの係員は面倒になって「もういいや」と入国させてくれた模様ですw なんてアバウトww 別行動になると思っていたので、彼女には事前にフライトスケジュールのコピーも渡していたのですが、それも出番無し。イミグレだけでなく税関も、ああいうところの係の人たちは人相を見ると聞きますが、本当にそうなのかもしれませんねw ともあれ、全員無事にすんなりアメリカ入国を果たしてめでたしめでたしw

 

無事の入国後は乗り継ぎもスムーズで、もはや何度目か分からないボストンに到着しました。翌日の模様は前述の通り。空港の外に出た瞬間、しばし酷暑の東京から逃れられるだけでも来た甲斐あったと思えたのでした。