Amy's This Week
2024.09
9/16-22, 2024 紫式部ゆかりの地巡りツアーと、ミュージカル『プリティ・ウーマン』
今年のNHK大河ドラマ『光る君へ』にめちゃハマっています。そんな私が2ヶ月くらい前でしょうか。あろうことか、『光る君へ』の大河ドラマ館3ヶ所全て(越前、大津、宇治)と紫式部ゆかりの地を巡るツアーなんてものを見つけてしまいました!ドラマ館制覇はもちろん、なんと言ってもあの石山寺に行けるなんて!これは行かねばならないでしょw
もう涼しいだろうと思って選んだ出発日でしたがよもやの酷暑。でも家にいても暑いのですからもう汗かき覚悟で出発しました。まずは越前から。延長された北陸新幹線で一気に福井まで行っちゃいます。早いっ!
まずは1件目のドラマ館へ。越前のドラマ館は天井が高くてとても立派なところでした。
越前の大河ドラマ館で一番見たかったのは越前の紙です。一体どれほどのものか。すると物販コーナーにたくさんあって、私はハガキセットを購入しました。めちゃ満足!そしてすぐそばの紫式部公園へ。
めちゃ暑い中ガイドさんが丁寧にいろいろ説明をしてくれるので、勝手に日陰に逃げることも出来ず…w
次は私にとってのメイン・イベント、石山寺です!一番ここに来たかった!!
ひ、広い…。
まずは大理石の洞窟『くぐり岩』へ。だいたい5メートルほどで外に出てしまいますが、ここをくぐると願いが叶うそうです。もちろん、しっかりと願ってまいりました。
長い階段を登ると本堂の前に出ました。
本堂は京都清水寺の舞台と同じ造りだそうで、とても立派でした。
石山寺の名通り、天然記念物の珪灰石という石の山の上に造られたお寺です。岩山の上が神聖とされるのは東西共通なのでしょうか。モン・サン・ミシェルやサン・ピエトロ寺院なども同じですよね。なかなか荘厳な雰囲気があって見事でした。
本堂でお参りをして御朱印を頂きました。
するとそこに『源氏の間』が。ここに紫式部が滞在して執筆をしたそうです。そして滞在したということは、道長様と邂逅した時もここで…❤️ 後ろに見えるのは娘の賢子ちゃん。道長様との愛の結晶…。
時間を掛けてゆっくり境内を見学して大満足でした。
そしてここで2件目のドラマ館へ。石山寺の境内にありました。
紫式部と仲良いと思っていた清少納言ですが、今後の展開でライバル関係になる予感。ファッサマさんが気の強い清少納言を巧みに演じていて感心しています。お笑いやバラエティーのタレントさんって器用に何でもこなすことが出来るんですね。
吉高さんのサイン可愛い!
ふぅ。大満足。石山寺が一番行きたかった場所だったので、私の目的はここでほぼ満たされました。
石山寺出発前に頂いたほうじ茶ソフト。暑かったせいもあったでしょうが、さっぱりしていてめちゃ美味しかったです!お代わりしたいほどでしたw
次は最後になる3件目のドラマ館。宇治です。
宇治も暑かった!京都に来たなと感じたのは、やはり外国人が多かったから。ドラマ館にはいませんでしたが。
ドラマ館の後、2時間ほどツアーから離脱して宇治を散策し、ほうじ茶ミルクかき氷を頂きました。この時の店内は日本人私だけw ほうじ茶ミルクが美味しかった〜。
宇治川のほとりにある紫式部像。今更ながら、『源氏物語』は世界最古の長編小説であり、しかもその作者が女性ということは日本の誇りなんですね。
平等院入り口前の紅葉になり始めたカエデが綺麗でした。
道長様の息子が建立した平等院がツアー最後の立ち寄り場所。初めてだったのに既視感があったのは、テレビその他で何回も見たことがあったからでしょうね。夕方で東を向いた平等院が思い切り逆光だったので、この写真は必死で補正していますw
それにしてもこうした素晴らしい建造物を美しく維持してくれているのに感動しました。大変なことでしょう。
こうした栄華を誇った時代の後に戦国時代があったことを思えばなおさら、その美しさを保持した努力に頭が下がりますし、図々しいことを言ってしまえばそんな日本を私も誇りに思ってしまいますw 私がモン・サン・ミシェルへ行ったり、カルナック神殿に行ったりしたのと同じく、外国人観光客が京都に来たがるのも無理ないですね。
このツアーは1泊2日で越前、大津、宇治と巡りました。大充実で大満足。やはりツアーは便利で素晴らしいです。個人ではとても大変だったと思うので。帰りは京都から東海道新幹線。寝ていたらあっという間に品川に着いてしまいました。もう一度同じコースに行きたいくらいw 冬の越前も良さそうですよね。とにかく行って良かった紫式部ツアーでした。
そんな週の一本は…映画は観れなかった代わりに、ミュージカル『プリティ・ウーマン』です。
コロナ禍前、ニューヨークのブロードウェイで始まったばかりの時に観ました。その時めちゃ感動したので、あの感動を再び!と来日公演に行って来ました。場所が立川ってびっくりでしたがw 行ってみれば良い会場でした。
発売と同時に取ったからか、前から2列目中央という良いお席。役者さんが肉眼ではっきり見えました。だからこそ…
結論から言うと、めちゃガッカリ。だってエドワード役の役者さんが映画のリチャード・ギアとは正反対なガッチリ型のおっさんでしかなく。だからこそ歌はバリトンで上手なのですが、どうしてもイメージと全然違って入り込めず。なんなら嫌だと思ってしまうほどで…。
むしろ後方のお席で役者さんの顔がはっきり見えない方が楽しめたかもしれません。残念過ぎる。
実際のミュージカルって映画とは異なり、歌えて踊れて演技も出来て…という基準で選ばれるので、往々にして映画とはイメージの違う役者さんになることがあります。以前『コーラス・ライン』で私は映画が先だったのでミュージカルを観た時には少しがっかりしました。でもコーラスラインは何人もいる役者さんの内の1人2人くらいだったから、今回ほどの落胆ではありませんでした。
また逆に『ジャージーボーイズ』などは、映画のイメージをそのまま踏襲してくれたミュージカル・キャストで大感動でしたが…。
ミュージカル『プリティ・ウーマン』では、ミュージカル独特の狂言回し的な役の人とホテルの支配人(映画ではエリゾンドさんで最高でした!)が兼任で、素晴らしかったです。それだけにエドワードが残念過ぎて…涙。あくまでも私の個人的な好みの問題です。来日ミュージカル版エドワードが好みの人もいると思うので、決して来日ミュージカル『プリティ・ウーマン』の評価が低くなると言うことではありませんよ。スミマセン。
JR福井駅で見つけた越前かにの自販機。到着時ではなくこれから新幹線に乗る時だったら絶対買いたかったです!!
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