Amy's This Week

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9/17-23, 2018 史上初のJoe Perry & Friends海外公演と『MEGザ・モンスター』

9/17-23 Joe Perry & Friends in Japan…史上初の海外公演! 2周回遅れが縮まるどころか、気づけば3周回遅れになってしまいましたが、とりま無事にJoe Perry~Il Divoの流れは終了し元気にやっていますw 私って体が弱い方なんですが、それはストレスですぐ病気になっちゃう系。つまり、ストレスがなければ結構体力あるんですねw 脂肪たっぷり蓄えているしww で、週報的にはもはや3週前になりますが…、皆様も記憶を辿りながらお付き合い下さいw 9月17日(月)ついにJoe Perry & Friends in Japanを迎え、初日は大阪でした。会場は昨年のMr. Big以来のメルパルクホール。ここは新大阪駅から近くて便利ですよね。 今回のVIPでは、M&G(…といつも書いていたら「エム・アンド・ジー」と読んでいる方が多いことを知りびっくりww M&Gと書いていますが、読むときはちゃんと「ミート&グリート」と読んで下さいねw)とサウンドチェック・パーティー(サウンドチェック見学とQ&Aセッション)という、エアロスミス、STソロを含めても初めてという内容でした。なので私自身もやってみなくては分からない的な…ww それでも、他バンドでサウンドチェック・パーティーは何度か実施していたのでそのつもりでいたら、やはりジョー・ペリー・ルールがありました。まずはサウンドチェック時の撮影は一切禁止!その代わり本番はいいよ、と。ひえ~!普通は逆なんですけどww サウンドチェックの時は良いけど本番はNG…なら割と良くあります。とはいえ、そう言われてしまったら仕方ありません。皆様、撮影NGなので、真剣にサウンドチェックを見学していました。 遠くからなので、このくらいは許してww と、サウンドチェック(以下SC)見学中のVIPの皆様をパチリ。サウンドチェックは、前から5列目以降ならどこに座ってOKということでした。SC見学は指定席ではないので、早くから会場に来て下さってた皆様にはなんだか申し訳ない5列目以降…でしたが、皆様楽しんで下さったようで一安心。 その後Q&Aセッションとなりました。するとジョーが、「皆、最前まで来て良いよ」とのこと。おお~っ❤️と、皆様席を移動w  さらにジョー自身も前に来ると階段に腰掛けてなんとまぁIntimateな雰囲気。さらに私は「お前はここに立て」とマネ氏に指示され、近くて私も緊張しましたがww 遠くからスタッフが撮ってくれた写真は良い記念になりました~❤️ 事前に多くのVIPの皆様からお寄せ頂いていた質問をまとめ、マネ氏にチェックしてもらいました。その過程で、ギターに関する割とテクニカルな質問もあったのですが、それは全員が興味あって楽しめるとは言えないのでボツ(質問された皆様申し訳ありません。もし次回があれば、先にお伝えします)。それでも他に多くの質問があったので、いざジョー様に質問です。ここでは、私の覚えている限りで再現しますね。 第一問は「エアロスミスは『Honkin’ On Bo Bo』というブルースカバーアルバムがありますが、ジョーのソロとしてブルースカバーアルバムを出す予定はありますか?」というもの。 ぶっちゃけ、イエスかノーかのシンプルな答えになるかと思いきや、おお~~!!驚きのロング・アンサー! 「いや、自分のソロ・アルバムという前に、今はまずエアロスミスとしてのアルバムのことを考える時だと思っている。ついこないだもスティーヴンと話したばかりで、もう一枚エアロスミスでアルバムを出そうと話をしたんだ。俺たちはまだ作りたい音楽、世に出したい音楽があるし、それを形にしたいと思っている。だから、今は自分のソロとしてのアルバムよりは、近いうちにエアロスミスの新作を出すために動こうと思っているよ」…云々。 私が通訳の役目を負っていたわけですが、あまりにジョー様の話は長く、しかも私にそれを途中で遮る度胸はありませんww そこですぐに観念し、結果的に「ジョー様はだいたいこんなことをおっしゃいましたよ~」的な意訳になってしまったと思います(^^; 申し訳ありませんw また「『Sweetzerland Manifesto』の中から、来年のエアロスミス公演でプレイするとしたら、どの曲を選びますか?」という質問に対しても、普通なら「いや無い」と言うか、あるなら曲名を言ってくれれば済むところを、いや~またまたジョー様話す話すww 「エアロスミスでどの曲をプレイするかは、自分がプレイしたいとかではなく、スティーヴンが気持ち良く歌えるかどうかをまず考えて決めている。確かにスティーヴンは何でも歌えるだろう。でも重要なことは、彼が気持ち良く歌えるかどうかであって、そこを基準に選曲をしないと、結果として良いライヴにはならないと思っている。だからエアロスミスでは、決して俺の一存でどの曲をプレイしようなどと決めることは無いんだ」 おお~、またしてもSTの名が。こちらはシンプルにジョー様に質問をしたいのに、気づけばジョー様からのスチ愛を延々と語られたような気がしないでもありませんでしたw それでも、長年エアロスミスを見てきて、どちらかといえば二人の関係は圧倒的にSTからの一方的な強い愛をジョーが受け止めていると思っていましたが、いやいや、ジョーにもちゃんとSTへの愛があるんですね(^^; トキシックツインズは相思相愛でした(^^; それがはっきりと分かっただけでも、今回のVIP Q&Aは価値があったように思いました。 また、「あなたは多くのギターを持っていると思いますが、リック・ニールセンのように今後ギター・コレクションの本を出す予定はないですか?」という問いには、わりとあっさり「それはないな」でしたw ステージの縁に座り込んだジョー様と、そんな彼を囲むようなファンの皆様。非常に和気藹々とした良い雰囲気で進んだQ&Aでしたが、しばらくすると時間がきたという合図があり、残念ながらQ&Aは終了。そしてミート&グリートの時間となりました。 今回私が驚き喜んだことの一つが、このバックドロップです。可愛いじゃないですか❤️ だけではなくw 春のボストン周辺でのソロ公演では作っていなかったのに、わざわざ日本の2公演のために作るわけがありません!つまり、今後もジョー・ソロはやる気だし、その時にミーグリをやる気だという証拠です!これは素晴らしい!ビリーなんて、リハの時から「また日本に来るわ。その時は名古屋も含めもっとあちこちに行きたいわ」なんて早くも言っていましたしねw で、無事にミート&グリートが終わると最後に、大阪のスタッフさん達から1週間遅れのお誕生日をお祝いしてもらっていました。ジョー様嬉しそうでしたね。 この後のライヴが良かったのは私が書くまでもありません。皆様の方が真正面から良い写真を撮っていたと思うし、すでにお送り頂いたお写真は Your VIP Gallery(Shows)に掲載致しました。 そしてすぐ翌日に東京公演でした。私も初めて行った品川のステラボール。 なかなか良い感じのクラブじゃないですか。しかもこんな便利な場所に。とはいえ、働く側としてはちょっとしんどい作りで、フロアを1階だとすると、ドレッシングルームは3階。さらにプロダクションルームは5階という…まあ足腰鍛えられる会場でしたw この日のQ&Aセッションは、まずはジョー様がSNSにアップしていたRuby Slippers Guitarについて。「ジョーのアイデアですか?」と訊くと…早速それを聞いていたテクがサッと現物を持ってきてステージに置いてくれたのはサスガでした。そしてジョー様のお答えは…「ずいぶん昔に同じようなギターを作ったんだけど、ちょっとぶつけると石が取れてしまったり壊れてしまうので、実際に使うことなくいつの間にかどこかにいってしまって忘れていたんだ。で、ここ何年かでスワロフスキーを使ったオリジナル・マーチャンダイズを作っていて、Tシャツその他いろいろなものを作ったので、ある日ビリーが『ギターも作ってみたら?』と言って、あれが出来上がった。実用的ではないけれど、気に入っているよ」 あとは…あ、「Sweetzerland Manifesto』にある『Spanish Sushi』は、なんでJapaneseなSushiがSpanishなんですか?」というシンプルながら誰もが知りたかったであろう質問がありました。これは… 「スペインは、それほど食べ物の種類が豊富じゃないけど…(あくまでもジョー様の意見ですw)。この曲は息子のトニーやローマンと共に作っていたんだが、彼らが非常に新しく斬新なアイデアを持ってきたんだ。普通では考えられなかった組み合わせがとても面白く、新鮮だった。そんな組み合わせでかなり良い感じになったので、考えられない物同士の組み合わせということで、寿司をスペイン風なんてタイトルにしてみたんだ」ですってw また、「ジョーの大好きなアルバムを3枚教えて下さい」という質問には… 「それは難しい。そんな、わずか3枚なんてとても決めることは出来ないな。聴き始めたのは多分1962年とか’63年頃だったと思うけれど、60年代、とか70年代、とか80年代とか、年代別にその10年間での3枚ならまだ言いやすいし、あとは例えばビートルズとか、ツェッペリンとか、アーティスト別に訊いてくれれば言いやすいんだけど…う~ん、人生における3枚だろ…。それはめちゃくちゃ難しい。それでも敢えて答えなくてはいけないとしたら…やっぱりジミ・ヘンドリックスの最初の3枚だろうね。彼はわずか2年の間にその3枚を出したんだ。それにアルバム活動したのも4年くらいしかない。それでも、その最初の3枚は革命を起こしたと言っても過言ではない。それ以降の世界をすっかり変えてしまったんだから。そう、だから俺の好きなアルバム3枚を挙げろと言われたら、やっぱりジミヘンの最初の3枚だね」と。 ほうほう、なるほど。この日は、大阪のようにステージにかけた階段は無かったので、ステージ中央に置かれたモニターの上に腰掛けていたジョー様。モニターは斜め上に向くよう設置されているので、角っこに腰掛けてジョー様お尻痛くないのかしら?なんて心配してしまいましたw そして、ジョー様が座ったのですから、私も立っているわけにいかず、ジョー様の斜め後ろあたりに膝まづいて通訳をした次第です。やがてマネ氏から時間の合図。「それでは皆様、Q&Aはここまでで、次にミート&グリートになります」とアナウンスすると… 「みんな、今日は来てくれて、さらにVIPに参加してくれて、本当にありがとう。すごく嬉しいよ。エイミーも通訳良かった。ありがとう」えっ?私ですか?日本語分からないのに通訳良かったってドユコト?と思った瞬間、モニターの角に腰掛けた危ない姿勢のまま体をひねってハグしてくれて、なんとまあジョー様が落ちたらどうしましょう!ひえ~、多くの人の前で恥ずかし~!!とドギマギの一瞬となったのでしたwww そしてミート&グリート。この日はさすが東京。当日参加も多く、予想以上のVIPの皆様が参加して下さいましたが、それもスムーズに終わり、最後には私も撮影してもらいましたw まずはミーグリ・カメラマンをしてくれたアーロンと。 続いて、ジョー様ともして頂きましたw ありがとうございました! さて、この日にはスペシャル・ゲストが参加してくれたことを、すでに皆様はご存知だと思います。本当に、ライヴが始まってもまだはっきりとは分かっていなかったんですよ。途中くらいで「マジか!」となりw 急遽後半のセットリストを変更してのジョー・ペリー&フレンズ・プラス・ジョニデ・スペシャルの『トレイン』と『スイエモ』となりました❤️ その代わり、東京は『ママキン』が飛んじゃったけど~(泣) カスタマイズされたゲイリーのジャケットも良かったですね~❤️ この日はステージにこそ登場しませんでしたが、ジョー様ソロのマネージメントには元メガデスのマネ氏がいることから、マーティーさんも来てくれました。私は90年代にメガデスのVIP/TPをしていたので、日本語を勉強していたマーティ-さんとはとても仲良しになって、当時は日本語教えてあげていたのでしたww マーティーさん、久しぶりでした~ww こうして無事にジョー様ソロ公演は終了しました。わずか二日間のことなのに、めちゃくちゃ中身が濃くて終わってもまだ火曜日とは信じられませんでしたww その後翌日はイル・ディーヴォ武道館に合流という…ww ディーヴォはそこが二日目でした。初日は行けなくてごめんなさい!でもこちらもまた中身が濃いので、ディーヴォについてはまた来週ね! そんなイル・ディーヴォはツアーの頭で武道館4連チャン!…の4日目に、とうとうジョー様ご帰国の日を迎えました。この日は朝からマネ氏にお疲れちゃんブランチにご招待して頂きました。考えてみれば東京でホテルに泊まることなど絶対にないので、東京のホテルでの朝ごはんなんて過去エアロ関係しかないかもしれませんw にしても久しぶり。この日は、結構愚痴を受け止めました~ww まぁまぁ、お互いお疲れちゃん!すると仲良しのフォトグラファー、ロス・ハルフィン氏が後から来たので、一緒に記念写真を撮ろうと言うと、「俺は撮らなくて良いから、俺が撮ってやるよ」とゆーことで、Photo by Ross Halfinです❤️ この後、ロスのレコード屋さんショッピングに付き合わされ(笑)、帰ってきたらちょうどもう空港出発の時間だったので、ジョー様夫婦をお見送りしました。感激したのは、この時もジョー様が「お前の通訳すごく良かったよ」と言ってくれたこと。でも日本語分からないのに、なぜ通訳が良かったなんて思うのかしら?と思ってマネ氏に言ったら、「自分がしゃべったのとだいたい同じくらいの長さの日本語を話しているということと、通訳を聞いたファンの反応が自分が思った通りだったことで、そう思うんだろ」とのこと。なるほど~。うまくいって本当に良かったです。てか、こんな機会を作って下さり、こちらこそ本当にありがとうございました!! とゆーことで、ジョー様とミーグリした皆様、写真をお送り下さいね!お待ちしております。 そんな週の一本は…『MEG ザ・モンスター』です。 忙しい時には、約2時間何も考えず頭を空っぽにして没頭出来る映画を観るのが一番です。そんな時にうってつけ!な作品でしたw いかにも今時な中国資本たっぷりの作品で、そこまで中国によいしょしなくても良いんじゃない?くらい、ガッツリ中国テイスト。物凄い資金を提供している割には、中国のビーチ・シーンではかなりの失笑が起こるという中国の哀れさに、かすかに日本人のプライドがくすぐられますw ストーリーもシンプルで、時間的に「これじゃあ終わらないな」と想像出来る展開。それでも、MEGが登場するとおおっ!と驚けるのはもう本能で、脳みそを休める気分転換にはもってこいの作品です。 さらになんと言ってもジェイソン・ステイサム。とってもカッコ良かったです❤️ 髪なしワイルド&セクシー俳優としては、今やブルース・ウィルスを超えていますね。私は特にジェイソンの声が好きなんだな~❤️ とゆーことで、どれほどB級感満載な作品でも、ジェイソン・ステイサムを楽しむのだと思えば大満足なのでした。 さ、次週分はイル・ディーヴォ・ツアーを、なるべく周回遅れを取り戻すべく頑張って書きますね。それではまた!!!