Amy's This Week

2024.09

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2024.09.10

9/2-8, 2024 MR.BIG VIP発表からVIPよもやま話と、『アシッド』

この週末は、当VIP Club2024年最初のVIP発表がありました!いや〜めちゃお久しぶりのVIPw これがバンドとしてのラスト・ツアー中MR.BIGの凱旋来日ということなのでファンの皆様良かったですね!

今度こそホントに最後の最後。とか言って3年後あたりにまたあると良いですが…w そこは神のみぞ知る。私たちはすでに1990年代にオジーの『ツアー引退』宣言にショックを受けて以来、いつでも喜んで引退宣言撤回&ツアー再開を受け入れてきましたからね。誰1人「宣言したじゃん」なんてヤボは言いませんw

今回のMR.BIG VIPは前回同様抽選受付です。なんで抽選?!って私だって思いますよ。MR.BIGに限らず、プライベートの抽選チケ取りでがっかりすることは少なくないですから。でもね、やはり抽選になるということはそのアーティストが人気あるということなんですよ。当然ながら、用意されている席数よりも希望者数の方が多いだろうな〜と予想されればもう抽選とするしかないですよね。

過去、エアロスミスの来日時のVIPは席込みでも抽選じゃなかったじゃないって?それはあなた、私が仕切っていたからですよww なんて冗談ですwww 実際のところは…エアロスミスのVIPはファンクラブで実施していたじゃないですか。ファンクラブというのはもうファンクラブ会員数で必要チケット枚数が把握出来るわけです。そこで多少余裕を見るために会員数を少しだけ上回る数のチケットを先に用意してからVIPの受付を開始するのです。

そのため抽選になる心配は全く無いわけです。あとはステージに近いお席からVIPに回していくだけ。ただ、VIPでミート&グリートがある場合はバンド側から上限人数を言われますので、その枚数だけVIP用に確保して残りをFC内の通常チケットとして販売します。

ただFCならどこでも100%チケ取り出来るかといえばもちろんノーです。上記はあくまでもエアロスミスの場合でした。邦楽などはとりわけFC会員数がもはや会場のキャパより多かったりするので、当然抽選ですよね。個人的には好きなアーティストはあまり売れて欲しくないかもw いややはりチケ取りには苦労しても推しには売れて欲しいですよね!そう考えればMR.BIGって邦楽並みの日本人気と言えそうです。

VIPイベントは、ちょうど2000年頃からアメリカでVIPイベントが始まったように思います。あくまでも私の感覚ですが、最初はやはりKISSだったでしょうか。そしてエアロ。当時のVIPは良いお席とミート&グリートのパッケージで、エアロが500ドルくらいだったかなぁ。そんな時にKISSは1000ドルで「さすが!」と思ったのをはっきりと覚えていますw

そんなエアロスミスもついにツアー引退となってしまいましたね。いつか来ると分かってはいても、実際にはどこか永遠に続けてくれるような気持ちもあったので我に返ったというか、現実に直面したとうか…ショックはショックなのですが何というか、もっとフラットな感じでした。そう茫然自失という感じでしょうか。KISSの様に「これが最後!」という大きなラストツアーを完遂させたのは本当に素晴らしいことでしたね。エアロもそうして欲しかったです…って、バンドはそうしようとしていたんですけどね。残念でした。

というわけで、MR.BIGはKISS同様「これで最後!」ツアーをしっかり続け、その最後に再来日。素晴らしいことです。最後に大きな花火をドーンと打ち上げてもらい、共にBIGフィニッシュを見守り、今までに感謝し、サヨナラに涙し…とにかく目一杯盛り上がっていきましょうね!!

さて、ここで久しぶりにVIPに触れたので、少し過去のVIPを振り返ってみようと思いました。昨今は多くのアーティストがVIPを実施していますが、VIPファンの皆様ならご存じ。VIPと言っても内容をよく確認しなくてはいけません。一番注意したいのが、VIPチケットだけの場合。「だけ」と言ってもこれには「専用入口」とか「非売品グッズ」などが付属する場合が多いですが、要するに直接アーテイストに会える機会は無いわけです。とはいえ、お金を出せば確実に良いお席が取れるというのはファンにとってはありがたいことですよね。ステージ前方をVIP席にすることで転売やダフ屋行為を防ぐことが出来るのはアーティストにとっても嬉しいこと。だから例え席だけでもVIPチケットが出る様になったのかもしれません。みんなハッピーだから。

呼び方は同じVIPでも『VIPパッケージ』となれば『パッケージ』ですからチケット以外もパックされれいるわけです。チケットが無い場合は『VIPアップグレード』と呼んでいます。ここも気を付けるポイントですよ。

これを読んで下さっている皆様は、すでにVIPパッケージの内容もよくご存じだと思いますので、私が知る範囲で「これはサイコーだわ!」と思ったVIPパッケージをご紹介したいと思います。私が関わったVIPについては、当サイトの『My VIP/TP History』をご覧下さいませ。
https://amysvipclub.com/my-vip-tp-history/

もう終わってしまいましたが…やはりサイコーといえばKISSのUltimate VIPパッケージでしょうね〜。もちろんお値段もサイコーでしたがw 参加されていらした方々が、VIPイベントが終わったところで(ミーグリやライヴはまだこれからでした)「もうこれで帰っても大満足」とおっしゃっていたのが印象的。ステージの上で実際に使用されるギターやベースなどを手にして記念撮影をしたり、ジーンやポールのブーツを履いてみたりw KISSに限らず、ステージの上に上がって写真を撮って良いステージツアーがあると、やはり見ていて参加者のテンションが上がるのが感じられます。

KISSの場合、Ultimate VIPの方々はそんな風にたっぷりステージで楽しんでからのミーグリになるので、もうミーグリは最後の仕上げという感じで良いのですが、シンプルなミーグリだけのVIPの方々は延々と並んで待った挙句、順番が来ればほんの一瞬の流れ作業なので、まあそこに値段差があるわけですが、ライヴもステージかぶり付きですし、もうどうせなら絶対に思い切ってUltimateにしてしまった方が良いなと思っていました。お金の使い方ですよね〜。

KISS以外でもう一つ、見ていてサイコー!と思っているのがNight RangerのVIP Ritualパッケージです。こちらもシンプルなミーグリVIPの上にある最上級VIPですが価格はKISSの4分の1くらいw Night Rangerの場合はミーグリのみVIP(サウンドチェックもあります)でもKISSほどの超スピード流しは無いので十分楽しめるとは思います。でも、もしミーグリしたい!くらいにナイレンのことを好きなのであれば、思い切ってRitualに申し込んだ方がずっと良いお金の使い方だと私は思うんですよね。やはりバックステージの、さらにドレッシングルームに入れてもらうってめちゃくちゃレアな体験じゃないですか。またそこでライヴ直前の高揚し凝縮した時間のスリルというか、興奮はホント一生の思い出になりますよね。これはもういくらお金を出しても買えないものです。

Night Rangerはまだ今後の来日が期待出来るので、興味ある方はぜひ思い切ってVIP Ritualにおいで下さい。もちろんチケ込みだと思うので、ライヴのお席は最前列か2列目か…くらいです。会場がどこになるかですよね。随分前ですがTDCホール連チャンの時がありましたが、あそこは良いですね〜。最近では有明ガーデンシアターも良いですけどね。でも私はやはり武道館が好きだし、東京ドームもドームなりの楽しみ方があるので嫌いじゃないです。てかもう、好きなバンドを観るならどこでもいっかww

日本では2020年3月以降のコロナ禍で全く洋楽アーティストの来日が無くなり、2022年頃からボチボチ戻って来ました。VIPについてはコロナ禍の反動か来日が戻って来た2022年&2023年で一気に続いたので、今年は少し寂しい日々でしたね。VIPクラブの事を忘れていらした方々も少なくなかったのでは?w 大丈夫。ちゃんといましたよw 今回のMR.BIGのお知らせをVIPクラブの皆様にはメール配信しましたが、メールアドレスが変わったのか、送信出来ない人も多々いらっしゃいました。もし「あれ?うちには届いてないな」と思った方は、ぜひ確実に受信出来るアドレスをお知らせ下さい。コチラから。
https://amysvipclub.com/vip-voices-form/

docomo, ezweb, softbankなどのキャリアメールはやめてね。送信出来ないことが多いので。フリーメール(icloud.comやgmailなど)かプロバイダーメールでお願いします。

…と最後は業務連絡になってしまいました。ぜひこれを機会に再びVIPクラブを思い出して、VoicesやShrineなどもお写真をお送り下さい。MR.BIGがファイナルとなればVIPの皆様はかなりMR.BIGグッズをお持ちでしょう?ぜひお部屋の片隅に並べた写真を見せて下さい。お待ちしています。
https://amysvipclub.com/gallery_cate/shrines/

 

そんな週の一本は、『アシッド』です。

ポスターに『サバイバル・ホラー』とありますが、これはハリウッド作品ではなくフランス映画なので正直に言って地味です。ただ、地味だからこそジワジワと恐怖が迫るし、仮にこれほどの酸性雨が降ってきて水道水も全部酸性水になって飲めなくなるなら、遅かれ早かれ誰1人サバイバル出来ないですよね。

系統としてブラピの『セブン』(1995)を思い出しました。『セブン』の方がずっと強烈ですが。そこはやはり特にスター俳優が出ているわけではないしフランス作品なので地味なのですよ。悪い言い方をしてしまうと、怖いんだけどダレますw 怖いのはあくまでも雨なので、晴れれば何も問題無いですからねw

あと真面目にいえば、化学的にこれほどに全てを溶かすほどの高濃度な酸性雨が降ることはあり得ないのでは?なんて呑気な事を思ってしまう私でした。とはいえこれも大切な環境問題なので、こんな酷いことにならないように人類は気をつけましょう的な作品だと思えば良いのかな。それにしても、とにかく絶対高濃度酸性の川には落ちたくありません!

 

毎週楽しみなNHK大河『光る君へ』。先週からついに式部が源氏物語を執筆開始しました。それをきっかけに中宮と話す機会の増えた式部が少しずつ男性は怖くないと中宮に教えるシーンが面白かったです。愛する道長の願い(中宮と天皇が夫婦らしくなること)を叶えようと、しかし焦りは禁物なのでジワジワと確実に中宮に迫るのがいかにも頭の良い式部らしくてwww

そしてそんな式部の様子を遠くから見ていた道長の「さすが俺の女」とほくそ笑むところがもう可笑しかったです!柄本佑さん、さすが。一見表情に乏しい俳優さんに見えなくも無いのですが、いや〜彼のほんの数ミリ口角を上げるとか、表情の機微というのかな。お見事な演技です。この回も日曜日の放映後今月曜ですでに3回観ちゃいましたww まだまだ観ますよ〜w