2/18-24, 2019 TOTO VIP@Budokanと、『女王陛下のお気に入り』

この週は、今年初の現場のお仕事でした。お久しぶりのTOTOです。

3年ぶりですか。しかも今回は40周年ということで、本当に素晴らしいです。

10代の頃とかは、20周年、30周年と聞いても、ただ時が経っただけのことで、そんなにおめでたいこと?なんて思っていたけれど、自分も年齢を重ね、身近な人で病気になったり、亡くなってしまった人がいたりすると、もうとにかく元気に年齢を重ねることが出来ただけで、どれだけおめでたい事か、『祝』の文字の重みが切に理解出来るようになるんですよね。

TOTOの場合も、2015年にはマイク・ポーカロのなんと50代での訃報の後、2016年に来日してくれ、そして今回は昨年からデイヴィッド・ペイチがツアー不参加…と、本当にツラくヘヴィな事を乗り越えての40周年です。それでもこうしてツアーして、日本にも来てくれ…そんな彼らの姿勢には感謝しかないですよね。そんな思いのファンでてっぺんまで埋まり切ったSold Outの武道館は、バンドも「頑張って良かった」と再認識してくれたでしょうし、ファンと、アーティストの、お互いの愛が交差する素晴らしい空間になりました。

そんな記念すべきツアーの武道館でのVIPも、当然のように満員御礼。参加者が多いので、時間が押してサウンドチェックやサイン会が時間短縮されないように、受付時間を15分ほど早めることにしました。するとさすがVIPの皆様、誰1人遅れて来る人はおらず、非常にスムーズに予定通りの時間でサウンドチェックをスタートすることが出来ました。

まずはサウンドチェック見学。何曲か演ってくれ、前回に続き今回もVIPクラブのTripletさんが飛び入りでドラムスを叩くというハプニングもありました。お見事でしたね!写真撮影はもちろん、動画も「ちょっとなら」OKという寛大さで、和気藹々とした雰囲気でした❤️ 

続いてミート&グリート=写真撮影です。じっと見ていると、目がグルグルしてきそうなバックドロップだったな〜ww でもシンプルで良いですね。誰がどこに立っても、デザインに違いが出ないのが良いです。


MitsumitsuさんとTa_koさんご夫妻は、お嬢様も一緒のファミリーVIPでした❤️ バンドも嬉しそうでしたね。

そして最後にサイン会。当日物販で購入したグッズならいくつでもOK、さらに持参したアイテムも3個までOK…という大盤振る舞いで、むしろ「全部はいいや」とおっしゃるVIPの方も少なくなかったほどw 時々「お一人様3個までです」という時に、「そんな中、しっかり僕は4個もらいました!」なんてツイートしている人がいたりしますが…www 初めからTOTOみたいに細かいこと無しにすると、かえって欲をかく人は出ませんねww

それぞれのバブルヘッドにサインをもらってニッコリのVIPクラブYさん。

…と、そんなこんなで中身ぎっしりのTOTO VIP。参加者最大の東京も無事に開演前に終了しました。ホッww

今までにも時々書いていたことですが、VIPには様々な形態があります。サウンドチェックがあるかどうか…などの内容とかではなく、主催の形態です。アーティストが直接実施するか、またはアーティストがプロモーターやその他に実施依頼するか…の違いで、告知や申し込み方法も変わってきます。TOTOの場合は、完全にアーティストが直接実施なので、英語のアーティスト直営ウェヴサイトでのみ、告知・申し込みなんですね。

もちろん全ての物事に良い面、悪い面があります。TOTOのように直接実施だと、まず一切の日本語案内が無いので、英語が不安な方は申し込みが出来ないですよね。また、そもそも英語のサイトはチェックしていない人もいなくはないですし。さらに即決を躊躇して「これは時間をかけてじっくり見て申し込もう」なんて思っているうちに、完売締め切りになってしまうこともあります。

完売締め切りが早いのは、価格がリーズナブルなせいもあります。もちろん、これは良いことなんですが。アーティスト(や、そのマネージメント)ごとに考え方や状況が異なるので、決して単純にTOTOは親切、某高額VIPのアーティストは強欲…なんて言い方は出来ません。VIPの価格は、やはりVIPファンがどれほどいるか…によってかなり左右されるからです。

そもそも、5万円以上のVIP価格になっているアーティストの場合、それを例えば2万円にしてしまったら、あっとゆー間に完売。つまり、参加したくても参加出来ないというファンを沢山生んでしまうんですね。VIPともなれば、参加希望する人はなるべく全員参加させてあげたいわけです。抽選とかでもなく。そこで少しずつ価格が上がっていってしまうわけで、ある意味価格がフィルターの役目になっているとも言えます。

東京は人口が多いのでイコールVIPファンも多く、TOTOの場合も東京だけは早々に完売締め切りになってしまって、参加したくても出来なかった人もいて、私はとても悔しい思いをしました。アーティストによっては、集中しそうな会場だけVIP価格が高い…なんて、細かな対応する場合もあるんですけどね。

TOTOに限らず全会場同じ価格なら、もちろん全会場のVIPに行けるならそれで良いけれど、どこか1回なら、絶対東京以外にした方が、中身が濃くなるのは必然ですw やはり参加者が少ない方がよりゆったりと、またサウンドチェックなどがある場合は会場が小さい方がより近くで観ることが出来るからです。今後の参考にして下さいw

また私としては、TOTOのVIPのやり方がもっと多くのVIPを実施しないアーティストに広まると良いなと思っています。元々ミート&グリートはしたくない、というアーティストの場合は仕方ありませんが、中には「ファンからお金を取るなんてとんでもない」という、超真面目と言うか、良心的な(つもりの)アーティストもいるからです。私に言わせれば、「だったら、TOTO方式で実施すべき」なのです。

だって、「お金を払えば決まった時間に必ず好きなアーティストに会えて一緒に写真が撮れる」ということが、とても嬉しくありがたいことだというファンが確実にいますからね。それがVIPファンです。誰もが暇で、追っかけして出待ち・入り待ちしてタダでサインをもらえる訳ではありませんから。もしくは、長年の熱い思いがあるのに、会えるか会えないかを抽選に賭けるのも、外れたら悔し過ぎます。

TOTOはVIPで利益を得ようとはそもそも考えていないと思います。ただ、経費がペイ出来れば良いと考えているのでしょう。だから、私も東京(&近郊)だけなんです。交通費をケズる為に、各地で通訳を雇うだけ。お土産もパス以外は無し。そうして経費を最小限にして、なるべく低価格で販売をして、VIPファンに喜んでもらいたい…と考えているのです。素晴らしいですよね。アーティストの思いとVIPファン数のバランスが取れています。TOTOファンの皆様、良かったですね!!

もちろん繰り返しますが、5万円以上、いえ、10万超えのアーティストの場合も、単に強欲だからではないことを強く主張しておきますw やはりその場合は、その価格にしないと、参加人数を絞れないんですよね。出来る限り来たい人は受け入れたいからです。そしてそれぞれのアーティストが、その価格に見合う内容を考えている訳です。…と、VoicesにてGさんの話題もあったので、擁護しておきますww

という訳で、TOTO 40 Trips Around The Sun Tourはまだ引き続き日本を回っています。今後名古屋や仙台へいらっしゃる方は、ぜひ楽しんで下さいね!!!

そんな週の一本は、『女王陛下のお気に入り』です。

いや〜、ついに大好きなヨルゴス・ランティモス監督がメジャー・シーンにのし上がって来ましたね〜❤️ この手の人は、普通ずっとマイナー人気でいくものですが…いや、それにしては結構最初からメジャーな俳優を使っていましたからね。古代ローマの時代からやはり、西洋人ってギリシャ人には一目置くのかなw

何と言っても私は『ロブスター』でこの監督の大ファンになったんですよ。まあ、ボストンのバンドのファンをやっていれば、『ロブスター』という単語には引っ掛かる訳ですww そしたらもう、気持ち悪いというか何というか、不気味な魅力があったんですよね。訳は分からないんですよ。「なぜこうなるの?」なんて疑問は一切考えてはダメで、とにかく感性のみで受け止めるしかない作品は、前作の『聖なる鹿殺し』も同じでした。

そして満を辞してのエマ・ストーンにレイチェル・ワイズですよ。どちらもアカデミー女優です。それが…きゃあ〜(歓喜)ヨルゴスったら、こんな遣い方しちゃって〜!!!演じた2人も、楽しくてしょうがなかったんだろうな〜www そういえば、女王陛下を演じたオリヴィア・コールマンは『ロブスター』にも出ていたんですね!彼女もヨルゴス・ファンになっちゃったんでしょうね。もう、不気味とか、下品とか、そういった一般的な言葉では表現出来ない、右脳でのみ受け止める作品です。

とはいえ、『ロブスター』や『聖なる鹿殺し』と比較すると、同じ閉鎖的な世界ながらもかなり地に足のついた感があり、調べれば何とアン女王はもとより、レイチェル演じるサラも、エマ演じるアビゲイルも実在とか。つまりストーリーは歴史に忠実なんですね。

そんな史実をヨルゴス的に色付けた…ってことでしょうか。それにしても、実在の女王陛下をあんな風に描いて許されるのか?って思いますが、まあ英国王室は寛大…ってことでしょうねww

いやもう、本当に気持ち良くはないし、スッキリもしないのだけど、不思議な魅力のある作品でした。てか、かなり面白い作品でした。もちろん私はヨルゴス監督のファンだからだけど、何だかギリシャ人だから許される西洋世界のヒエラルキーを見せてもらったような気がしました。絶対に、アメリカ人や東洋人はマネ出来ませんねwww そんな羨望からも、アカデミー作品賞で良い線行ってしまうかも…?

という訳で、ついに明日はアカデミー授賞式です!私はもちろん『ボーラプ』応援していますが、どうなることか?楽しみです!

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